第3話[不愉快です]

「私も行きます。」

「私が行けば、楽に…。」


デッドは首を横に振る。

彼女の能力と、デッドの能力は相性が良く、今回の戦いにもかなり役立つが…。


「相手は、影だ。」

「私が死んだ時、お前がこのスラム街のボスになってくれ。」


「私がボス何て…。」


「頼む。」


しばらくデッドの目を見つめ、ナナナは不機嫌そうに奥の部屋へ帰っていった。

ナナナが居なくなると、デッドは銃が保管されてる部屋へ向かい、適当な銃を探す。

連射式なら何でもいい。

ゲートを開き、銃や弾を入れ、そして閉じる。

準備は整った。


「奴らのアジトは分かるのか?」


マリアは頷き、四人はマリアの案内の元、影のアジトへ向かう。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る