第9話

仕事終わりにスーパーによって、買い物をした。家に帰ると、すぐにインターホンがなって、開けると世那君が立っていた。私が「お母さんに聞いた?」と聞くと、世那君は「うん、いいって」と答えたのでどうぞといって世那君を家に入れた。私は台所で、スーパーで買ったジュースをコップに移していた。リビングにジュースを持って行くと、世那君はなにやら慌てていたが、どこかうれしそうな顔だった。私は机にジュースを置いて、将棋盤やオセロをだした。世那君はかしこくて、小学生だが、私よりも強い。高校の時、夏樹としょっちゅう対戦したが、そのときもいつも負けていた。私は時計をみると7時を回っていることに気づき、世那君を家に帰した。私は世那君のお母さんに挨拶をしようとしたが、お母さんはまだ帰ってないようだった。

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