Sena's Cafe☕

14杯目 ミルクココア

瞬く間に秋が過ぎ去り、強い北風に吹かれて冬を感じ、驚きを隠せない今日この頃です。

中高生の間は制服から足が出ていたはずなのに。

今は寒すぎてそんなことできません。。

自然の恵みというにはあまりにも厳しい季節で、年末年始の忙しさといえば簡単に言い表せられるようなものではなくて。末端冷え性で指も足も冷え、中と外の寒暖差で体調を崩しそうになり、曇っている時間が長くてすぐ眠くなり、ダイエット頑張りたいのにおいしいものがたくさんあって困るという悩みを抱え、冬の大変なことを数え始めたらキリがないけれど。。

それでも、どうして冬はこんなにも素敵な季節なのだろう。。

雪だるまと間違えられそうなほどに重ね着する冬服も、日が昇る時間が遅くなることで見れる朝焼けも、吐き出した息の白さに生きていることを体感する瞬間も、あまりにも綺麗で怖さすら覚えるどこまでも澄んだ星空も、芯まで冷え切った体がじんわりと温められていくしあわせも、ぜんぶぜんぶ。

どうしようもない寂しさに駆られることの多いこの季節。

日の昇っている時間が短いからなのか、どんよりとした空模様の日が多いからなのか、理由はともあれ気持ちが塞がりがちなこの季節。

体も心も温められるような、小さな幸せが詰まった1杯がありますように。