第7話 ダンジョンへ……お約束の展開?


 俺たちが勇者として召喚されてから一か月が経過した。さすがに一か月も経つと大分この世界での生活にみんな慣れてきたようだ。



 訓練の内容も変わり、今まではみんなで一緒に受けていたのを各所持スキルごとに分かれて行うようになった。



 戦闘スキル持ちはライオットさん主導の訓練がメイン。魔法系のスキル持ちはメアリー先生主導の座学がメインといった感じだ。



 そんなある日、俺たちは全員国王に呼び出され、今、広間に集合している。



「うむ、勇者たちよ。ライオットとメアリーにより、この一か月で随分と成長したようだな。そんな勇者たちに我より武器と防具を贈呈しよう。受け取ってくれ」



 国王がそう言うと同時に城の人達が俺たちに武器と防具を持ってきてくれた。それを見た瞬間に女子たちから歓声が上がる。



 それもそうだ。女子たちに用意された防具は全部女子たちの意見を反映させた特注品。なんでも、最新のオシャレファッションを防具に取り入れた画期的な装備だとか……おかげで予算の都合上、男子たちの装備は普通の鎧やらローブなどしかない。



 この世界に来てから城で用意された俺たちの服は全員共通の市販の服。オシャレ要素を外した着やすく、動きやすい服だった。男子たちはさほど気にしてなかったが女子たちには不満が溜まっており、王様に直談判。装備をオシャレなものにする約束を取り付けたそうだ。





 女子……恐るべし……




 そんなわけで女子たちがワーキャー言ってる間、俺は自分に渡された装備を見ることにした。



 武器は片手剣。特に特徴のないありきたりな剣だが、刃の輝きからかなりの業物だということが分かる…………多分な…………いや、だって本物の剣を見るのはさすがに初めてだから。



 で、防具。これもありきたりな防具で、肩、肘、胸、腰、膝に鉄のプロテクトが施されており、それ以外の部分は丈夫な皮で出来ている。



 うん、実にありきたりな防具だ。他の男子たちに渡された武具も似たようなもの。武具には「通常武具」と「性能付き武具」の二種類あるけど、みんな通常武具ばかり。武器だけはしっかりと俺たちが訓練で使っている武器にしてくれているが、本当に普通って感じだ。



 一方女子たちの武具はきらびやかなもの、フリルがあしらわれたものなど可愛いものばかり。



 なんなんだ……この差は……



「全員に行き渡ったようだな。勇者たちにこの装備を渡したのには理由がある……これより二日後、勇者たちにはダンジョンに行ってもらう」




 浮かれ気分だったが国王からの一言で一気に緊張が走る。




 ――ダンジョン。それはモンスターが住まう洞窟。大概のダンジョンが地下に進む構造になっており、地下に進めば進むほどモンスターが強くなっていく。


 地上にもモンスターは存在するが今現在は数は少ないとのこと。しかし、ダンジョンにはかなりの数のモンスターが住んでおり、魔王が復活したことにより凶暴になっているだとか……



 メアリー先生の講義で教えられたことだ。まぁ、定番なので大体想像はつくと思う。



「そう緊張するな。俺もついて行くし、今回行くダンジョンは初心者向けのダンジョン。心配することはない」



「さよう。ライオットの言う通り。勇者たちは訓練で強くなったとはいえ、レベルはまだ1。魔王と戦うためにはレベルを上げることは重要なことだ。実戦を経験し、レベルを上げるにはいいタイミングだろう」




 ライオットさんがついてきてくれるなら大丈夫か?今回行くダンジョンは初心者向けだし……




 いや、でもダンジョンだぞ。何かと事故が起こるダンジョンだぞ。地下に落ちたり、転移したり、思わぬ強敵が出てきたり……




 とりあえず警戒はしとかないとな……













 それから二日後……ダンジョンに行く日がやってきた。




 早朝の時間、全員がフル装備をし、王城の入り口にある広場に集合していた。俺も鎧を着て、腰に剣を装備している。RPGのような格好に少しテンションが上がるのは仕方ないだろ。うん。



「全員揃ったな。ここからダンジョンまでは馬車で移動する。事前に決めたチームごとに馬車に乗ってくれ」



 ライオットさんの指示で馬車に乗る。チームとは先日決めたグループのことで、戦力が均等になるように4人1組、計10チームに分かれている。ちなみに俺のチームは俺と大介と岸田里紗きしだりさ(ギャル組)と岡本美佳おかもとみか(ギャル組)だ。



 大介とチームを組めたのはよかったけどなんでこの二人なんだよ……まぁ、今更嘆いても仕方ないけど……



 隊列も決定しており、一番戦闘能力がある桐生のグループが一番最前列で、盾役の大介がいるチーム、つまり俺らのチームが一番最後尾だ。



 盾役って最前線で攻撃をしのぐのが役割だろって思うかもしれないけど、ダンジョンでは敵が常に前に出てくるとは限らない。左右から上から、地面から。どこからでもモンスターが出てきて攻撃を仕掛けてくる。



 この中でも危険なのが人の死角である後方だ。特に戦闘中は前方にいる敵に気を取られて後方の注意を疎かになりがちになる。



 ライオットさん曰く、熟練の戦士が前に気を取られて、後ろのモンスターの接近に気付かずやられてしまうというのはよくある。とのこと。




 だから守りのスキルがある大介が後ろがいいらしい。まぁ、最後尾には騎士団の人が付いてくれるし今回行くのは初心者向けのダンジョンだから、心配はないと思うけど……



 とにかく俺たちは最後尾だから最後の馬車に乗る。今回は一つの馬車に2チームと騎士団の人が2人の合計10人ずつ乗り、全部で5台の馬車でいく。操縦は騎士団の人がやってくれるから俺たちは乗るだけでいい。すごい待遇だな……



 全員馬車に乗り、いよいよダンジョンに向けて出発した。時間は現在午前7時。ここ王都から南西方向に三時間ほど移動したところにダンジョンがある。



 かなり時間があるためチームのメンバーのステータスを《妄想再現》で再現した《鑑定》で確かめながらダンジョンでのプランを考える。




 ……極みの方じゃないからな。




 名前 会津 大介


 性別 男


 年齢 17


 Lv 1


 HP   190/190

 MP   50/50

 攻撃力   45

 物理防御力 100

 魔法防御力 100

 敏捷性   35

 魔法力   30

 運     20


 スキル

《勇者》《盾術》《護り手》《剣術》


 称号

【護りの勇者】



 名前 岸田 里紗


 性別 女


 年齢 17


 Lv 1


 HP    120/120

 MP    70/70

 攻撃力   30

 物理防御力 45

 魔法防御力 45

 敏捷性   30

 魔法力   45

 運     20



 スキル

《勇者》《風魔法》


 称号

【風魔法使いの勇者】




 名前 岡本 美佳


 性別 女


 年齢 16


 Lv 1


 HP    100/100

 MP    70/70

 攻撃力   25

 物理防御力 40

 魔法防御力 40

 敏捷性   35

 魔法力   55

 運     45



 スキル

《勇者》《回復魔法》


 称号

【回復魔法使いの勇者】




 岸田は風魔法が使えて、岡本は回復魔法が使えるのか……つかこの二人スキル増えてねぇじゃねえか!



 ステータスはレベル依存だからレベルを上げないと増えない。でも、スキルに関してはレベルを上げなくても努力次第で習得できたりする。現に大介も《剣術》スキルを取得しているし、《盾術》や《護り手》のスキルもある程度使いこなしている。



 ……こいつら、訓練サボってやがったな……



「なにじろじろ見てんのよ」



「きもいんだけど……」



 鑑定で二人のことを見て考えていたため岸田と岡本からそんな声が上がる。



「なあ、二人とも。魔法はどこまで使えるんだ?」



「はぁ?なんであんたに言わなきゃいけないのよ?」



「そんなの必要ないでしょ」



 こいつら……



「あのなぁ、これから俺たちはダンジョンに行くんだぞ。中にはモンスターがうようよいて、そのモンスターたちと戦わなきゃいけない。その時に味方が使えるスキルや魔法を把握してなかったら命取りになるだろ」



「はぁ?なんであたしたちが戦わなきゃいけないの?あんたたちだけで戦いなさいよ」



「そーよそーよ!女子を守るのが男子の役目でしょう?」



 ……ほんとこいつら!!



「まぁまぁ、落ち着けって……」



 大介がなだめてくれたから少し落ち着いたけど……でも、ダンジョンでは本当に何が起こるか分からない。最悪、死ぬ可能性だってある。



「ダンジョンでは何が起こるか分からない。だから……」




「あぁ、もしかしてビビってんの?うけるんだけど~」



「あたしらが行くのは初心者用のダンジョンでしょ。よゆーでしょ」



「そうそう、男ならビビらずやりなさいよ!」



 その後も好き勝手言うギャル組の二人。




 ……もういいわ!!!!




 こいつらに聞いた俺が間違いだったわ!






















 王都を出て三時間後……ついにダンジョンの入り口近くに到着した。俺たちの馬車が到着した場所は開けた草原のような場所だった。馬車を降りてすぐに桐生がライオットさんに質問する。



「あの……ライオットさん。ダンジョンは?」



「ダンジョンはここから少し先に行った場所にある。が、そこまでこの馬車でいくわけにはいかないからな……よし!じゃあ、これからのプランについて説明するぞ」



 ライオットさんが全員を集めて説明を行う。



「これから向かうダンジョンは通称『初心の洞窟』と呼ばれるダンジョンだ。名前の通り初心者用のダンジョンで、地下10階層で出来ている。まず、午前中にモンスターとの戦闘に慣れてもらうため1~3階層で戦闘の練習。昼に一度ここに戻ってきて少し休憩した後、午後から再度ダンジョンに行く。そこからは様子を見てだが、出来れば地下10階層まで行き、このダンジョンを攻略できればと思っている」




 余裕っすよ!とクラスの男子がイキがる。俺たちは勇者として召喚されたし、今までは訓練だけでようやくダンジョンに来てテンションが上がるのは仕方ないが楽観視しすぎじゃないか?



「いくら初心者用のダンジョンだからって油断しすぎるなよ……それじゃあ行くぞ」




 ライオットさんを先頭に歩いていく。少し進むと森が見えてきてそこをさらに進むと洞窟が見えてきた。あれがダンジョンだろうな。だけど……



(俺が想像していたダンジョンとは少し違うんだけど……)



 ダンジョンっていえば、みんなむき出しの洞窟を想像するだろう。だけどこのダンジョン、洞窟には違いないけど……洞窟の入り口の両サイドには柱が立ち豪華な装飾がされている。洞窟の上にもなんか旗が立っており、その旗には王国のマーク、入り口には騎士らしき人がいる。



「ライオット団長!お疲れ様です!」



 入り口にいた騎士の人がライオットさんを見て、敬礼をする。とすると王国の騎士団の人か。気になった俺は後ろにいた騎士団の人に声をかけた。



「あの~すいません。あの人って王国の騎士団の人ですか?」



「ええ、そうです。このダンジョンはアイゼンブル王国が管理しています。現地の管理は騎士団に任せられていて、この近くに騎士団が過ごす簡易的な小屋もありますし、冒険者ギルドとも連携していて初心者冒険者たちの訓練の場としても利用されています」



 おお、初心者用ダンジョン利用されまくってるな。まぁ、だからと言って警戒しない理由にはならないけど……



「よし!お前たち!いよいよダンジョンに入るぞ。気を引き締めろよ」



 ライオットさんの言葉と共に俺も気を引き締め、ダンジョンへと入っていく。










 ダンジョンに入ってすぐにある階段を下っていき、地下一階へと入っていく。




 ダンジョンの中は松明が設置されており薄暗くて見えないってことはない。むしろダンジョン内が広いわりに意外と明るい。ヒカリゴケ的なものがあるのかな?



 ライオットさんに続いて奥へと進んで、しばらくすると足が止まった。ダンジョンに入ってから俺たちは一列ではなくしっかりと隊列を組んで進んでいる。基本的には1チームごとに菱形の形に隊列を組んであり、俺たちのチームは俺が先頭で岸田が右側、岡本が左側、大介が後ろだ。



 この形でお互いに武器や魔法が当たらないように距離をとっているので、一番後ろにいる俺たちには前の様子は確認できない。が、前の歩みが止まったってことは前でモンスターに遭遇し、戦闘になったんだろうな。



 とここで俺たちの後ろ側でも、何か音がした。



 ぽよん、ぽよんという柔らかい音だ。振り向いて確認するとそこには楕円型の柔らかそうなモンスターがいた。大きさは両手で抱えられるくらいで色は灰色。一瞬岩かとも思うがその艶やかなボディがそれを否定する。あるRPGでは序盤に登場する定番の雑魚モンスター。あるRPGでは物理攻撃はほぼ効かず、服なんかを溶かす厄介な能力を持つモンスター。




「スライムだ……」




 いや、本当にスライムというモンスターかは分からないけど目の前に現れたモンスターを表現するなら間違いなくスライムだ。




「良くわかりましたね。このダンジョンの一階に出てくるのはスライムです。スライムはその体の色ごとに属性が分かれていて灰色は無属性。つまり属性の魔法も使ってこなければ大した攻撃もしてこない。初めての相手にはもってこいです」



 と俺たちについてくれている騎士の人が説明してくれる。




「やっぱり、スライムなんだ。っていうか定番通りに雑魚モンスターなんですね」




「このサイズのスライムはそうですけど、人と同じサイズのスライムは特殊な能力を持っているものがほとんどなのでかなり厄介ですよ」



 なんと、この世界のスライムは雑魚と厄介の二パターンに分かれているらしい。




 とにかくモンスターが出た以上戦闘は避けられない。俺はスライムに対して油断なく盾を構え、いつでもスキルを発動させられる態勢の大介の少し後ろに行く。



(さすが大介。雑魚のスライムにさえ警戒している)



 これが普通だよな。今まで平和な日本にいたんだ。モンスターとの戦闘なんて警戒しすぎなほどでちょうどいい。




 ――さあ、戦闘開始だ!




「大介。俺が突っ込むから、後ろの女子たちを守りながら、なんかあったら俺も守ってくれ」



「結構無茶な要求だな……でも、任せろ。俺が守ってやるよ」



 やはり、親友と言うのはいい。こういう時は信頼できるからな。



 俺は腰にさしてある剣を引き抜き、スライムと対峙。一瞬の緊張が漂い、そして俺はスライムに向かっていく。剣を上に掲げスライムに切りかかる。



 スライムはそのまま動かず……




 ―――スシャ




 という音と共にスライムに剣がささり、そしてその胴体を真っ二つに切り裂いた。切り裂いた場所から親指サイズの小さな石のようなものが見える。おそらくあれが魔石だろう。



 だけどあまりにもあっけない幕切れに警戒していた俺と大介は呆気にとられる。



「あんたたちバカなの?ここは初心者用のダンジョンで、出てくるモンスターも雑魚だって言ってたでしょ」



「そうよ。なに、『強敵と戦うぜ』っていう雰囲気出してるのよ……」



 岸田と岡本から冷たい視線と共にそんなことを言われる。









 …………




 ですよねー。騎士の人も雑魚だって言ってたし……スキルも魔法も使わずに倒せたし……



 でも、あのダンジョンだよ!?絶対に何か起こるダンジョンだよ!?



 警戒しない方が無理だって。




「おや、前の方も戦闘が終わって進みだしましたね。勇者様たち、行きましょう」



 騎士の人が何食わぬ顔でそう言い進む。岸田と岡本もこんなバカほっとけばいいとばかりに先に進む。














 …………




 俺たちの初陣は何の危険もなく無事に終了した。








 午前中のダンジョンでの戦闘が終わり、いったん平原まで帰ってきた。ここで昼食をとり、少し休憩したら午後からは再びダンジョンへ行き、ライオットさんの判断でこのダンジョンを攻略するかどうか決める。



「しっかし、午前中の戦闘はあっけなく終わったな~」



「あっけなさすぎだな……」



 俺は大介と昼飯を食べながら午前中のダンジョンでのことを話す。ちなみに昼飯は携帯用の非常食ではあるが、なかなかに美味しい。



「春樹、警戒心マックス過ぎて岸田と岡本から引かれてたしな」



「うっせぇ!大体、引かれてたのはお前もだろ!スライム相手にあんなに警戒してたんだから」



「俺のは中学時代の癖だな……柔道の試合とかだと明らかに俺より弱いだろってやつが強かったり、白帯なのにめちゃくちゃ強い奴とかいたからな~。それで、格下相手でも油断しないようにしてたんだ」



 しらねーよ!そんなこと!



 そんなことを言っている時、背後から声がかかる。



「あの、朝比奈くん」



「やあ、お疲れ様。佐々木」



「うん。朝比奈くんもお疲れ様」



 声をかけてきたのは佐々木唯香だ。その後ろには西山楓もいる。



「二人は大丈夫だった?」



「うん。大丈夫だったよ。モンスター自体も弱かったし」



「結構呆気なかったわよね~」



 まぁ、この二人はクラスでもトップのステータスの持ち主だから苦戦なんてするわけないか。



「朝比奈くんたちは?大丈夫だった?」



「ああ、俺らも余裕だったよ」



「大丈夫だったぜ」



「そっか~よかった」



 相変わらず佐々木は優しいな~。と思っていると大介が呆れた顔をしてくる。



「……なんだよ」



「いや、相変わらずだな~と思っただけだ」



 とこんな感じでお昼が過ぎていき、午後になり再びダンジョンへやってきた。ここでライオットさんの判断で余裕そうだから10階層まで行き、ダンジョンを攻略しようということになった。




 当然警戒したんだけど……その後、何事もなく地下10階層まで行き、何事もなくモンスターを倒し、何事もなく地上へ帰ってきた。




「無事に帰ってこれたな。まぁ、今回は初心者用のダンジョンだったから大丈夫だったが、普通のダンジョンではこうはいかない。今回の戦闘経験をしっかりと活かし、今後の訓練に役立ててくれ。じゃあ、王都に帰るぞ」




 そして普通に馬車に乗り、王都へと帰る。













 …………あれ?定番の展開は?




 強力なモンスターに襲われたり、ダンジョンに一人取り残されたり、仲間に裏切られたり……



 いや、もちろんそんな展開を望んではいないけど……そんな展開が来れば《妄想再現》の力が使えるな~とか思ってたんだけど……




 まさかの何もなしですか……




 あれだけ警戒していたダンジョンへの初挑戦は本当に何事もなく終了した。




 これじゃあ、警戒してた俺がバカみたいじゃん!!!!

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