レッスンは中断中
2020年9月現在、どちらのピアノレッスンも辞めている。
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クラシックピアノは、先生の都合で遠方へお引越しされたため。
別の先生も紹介しますよと言われたが、弾きたい曲はだいたい弾いたし、そこまでして続けなくてもいいと判断した。
ピアノはもちろん、レッスンの合間の雑談で、音楽その他いろいろなことを教えていただいた。先生のお人柄のお陰もあり、5年ほど楽しく続けられた。
ピアノ弾けないコンプレックスを抱えていたあの頃の私に、大人になればピアノを習って、ドビュッシーの「アラベスク1番」や、ショパンの「子犬のワルツ」、「雨だれ」も弾けるようになるよ、「エリーゼのために」が全然難しく思えないレベルになるよ! と教えてあげたい。(ドビュッシーの「月の光」は断念し、替わりの「雨だれ」となった。難しかったんだよ……)
練習しなくなったら、どれもあっという間に弾けなくなるのが、年齢を重ねた故の悲しさである。
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ジャズピアノも3年ほど続けたが、このコロナ禍でしばらくレッスンが休止となった。経済的にも少し厳しくなり、これを機にいったん辞めるという形で中断中。
練習時間の確保や、なかなか上達しない自分の腕に限界を感じ始めていた、というのも半分理由のうちである。
ディミニッシュスケールをどう使うのかは、結局理解できないままだ。そこまでのレベルに到達できなかった。
上達云々はともかく、ジャズを聴く耳を得て、理論を学べたことは人生の大きな財産となった。
大半の人が聞き流しているであろう、店内BGMで流れるジャズが、私にとっては勉強の資料である。
日常の音楽が、ちょっと豊かに聴こえるようになったのだ。
こういうの、ちょっといいでしょう?
いつか復活したい願望はある。その時のために独学練習もしないとなあと思いつつ、レッスンを辞めると張り合いがなくなって鍵盤から遠ざかるという。
趣味は具体的な目的がないと、継続することは難しい。
さて、何を目指すためにどこから始めようか。
人生で今日が一番若い日。
(20200908)
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