ディミニッシュスケールとは何ぞや

 ずっと憧れだったジャズピアノの、無料体験レッスンに行ってきた。


 エレクトーン経験があってコードの基礎はわかってるし、クラシックピアノも継続中のため鍵盤もオッケー、難しい音楽理論は知らないけどとりあえずコードだけ見ながらセッションができるようになりたい、というのが私の希望。

 そこまでできるならと、先生が「枯葉」の一段譜を出してきて、いきなり初見でメロディを弾くことになってびっくりした。

 まあ弾いたけど。

 聞いたことある曲で、ああこれが「枯葉」だったんだなあって思いながら。

 先生がコードで伴奏してくれて、それだけで楽しかった。


 コードの種類の簡単な解説と、セッションというのはどんな感じで合わせるのか、アドリブは難しくないよって話を聞いて、ほほーと感心。

 エレクトーンでアレンジだの即興演奏だのやらされてとても苦手だったけど、あまり難しく考えなくてもいいそうだ。極端に言えばルートの一音だけでもアドリブとして成立してしまうらしい。なんて懐が深い音楽なのだ。


 そんな話の流れで、メジャーでもマイナーでもない、ジャズでしか使われないディミニッシュスケールというものがあるということを教えてもらって、へええーとなった。三種類しかないんだって。

 まさか体験レッスンでここまでの話をするとは思いませんでした、と先生も笑っていた。


 とても楽しく興味深い体験だった。


 目標は継続すること。そして楽しむこと。

 リズム感がなくて飲み込みが悪い部分を、はてさてどこまで克服できるかな。


(20170120)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る