プロローグ6
「ミアがまだ戻ってこない……」
「ミア君……」
ミアが人間の世界に降り立って数日が経つがまだ戻ってきてはいなかった。ハルと――、そのほかの神たちも探し回っているがミアは見つからない。
また、ハルたちは人間の世界に異常が発生していることにも気づいていた。多くの村が滅び、中には国すら滅んでいる地域もあった。その破壊の跡はすさまじく、並大抵の神器では為せない規模であった。
「いったい何が起きているんだ⁉」
ハルが苛立ちを隠せずにそう叫んだ時だった。
「ハル!ミアが……ミアが!」
神の一人がハルのもとに駆け寄ってきた。
「ミアが見つかったんですか⁉」
ハルがその神に聞こうとしたがその声は悲鳴にかき消される。
「きゃああああああ!」
ただ事ならぬことが起きているようだ。
「何ですか⁉今の悲鳴は⁉」
「ミアが!ミアが暴れて……」
「「⁉」」
思わぬ発言にハルと――は一瞬固まってしまう。あのおとなしそうなミアが暴れている?いったいなぜ、どうして……。理由はわからないが二人は現場に急いだ。
◇
現場ではミアを抑え込もうと多くの神がその能力や神器を使って奮闘していた。
神たちは今のところ抑え込もうとしているだけで、ミアを傷つけてはいない。しかしそのミアはすでに傷だらけだった。
「いったい何がどうなって……」
*この作品はフィクションです。
* * *
まだしがない学生のw-Akiです。つたない文章ですが読んでくださってありがとうございます。訂正した方が良い箇所がございましたらアドバイスをもらえると嬉しいです。
reincarnateは毎週土曜日22時ごろに投稿する予定です。
宿題や課題で忙しく、投稿できないこともあるかと思います。ごめんなさい。
Twitterを始めました。小説のネタになりそうな話や簡単なイラストなどを投稿しようかと思っています。初めに言っておきますと絵は下手です。中学の美術の成績で5を取ったことがあります。10段階でね‼
Twitterには僕のプロフィールからとんでいただけると思います。
こちらの小説も書いています。興味があればどうぞ!
https://kakuyomu.jp/works/1177354054921596643
タイトル:皇国の清水秀二
ジャンル:歴史・時代・伝奇
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