第3話
段差に会うたびにいつもと違う落とされそうな危うさと後ろでぶつぶつ呟いて上の空な王子に笑顔で言う。
「介護は大変でしょうからご無理は結構ですからー
ゆっくりでも一人で行きますのでありがとうございました」
大変でしょうからお手伝いしますと言って段差や速度の事わかってもらえない事多かった
だから 夫か看護師さん ヘルパーさん以外ははっきり言って怖い
それに加えて上の空でぶつぶつ呟いてるなんて有り得ないくらい怖いし この良いことしてる感にイラっともしてた。
殺されてもいいけど痛いのとか余計な怪我はしたくないしね
「何をおっしゃるのですか?レディをエスコートするのは」
「遠回しより直球で言わないと通じないの?後ろで上の空でぶつぶつ呟いてばかりで段差 速度 乗ってる相手の事考えた事ないでしょ?雑で安全性に欠けるから結構って言ってるの」
相手が何か言う前にそう言って後ろを睨んでフンと言わんばかりに自分で車輪を回し始めると王子は慌てて追いかけてくる。
「申し訳ありません。我が国にはない技術ゆえつい
夢中になりました。どうかお許しを」
目の前で跪いたのみると後ろから王子っっという声が聞こえてくる。
カシャっという音もし始めた。
もうちょっと煽ればいいかぁ・・と思っていると
王子がいきなり立ち上がり剣を抜く
よし 怒ったか!と思いながながら相手を見ると
視線が違う
「今 剣を抜いた者は前に出よ 我らの無礼をご説明するまでにが無礼をしたのは私だ 私が相手になろう」
・・・はい?
予定が・・
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