第七節22項「ライトスタンド」

「う……うう……ううう……」

 

 南部港湾基地に面する内湾ないわんを、沖島に向けて航行する術機船グラムクリッパーの平たい甲板のへりで、顔面蒼白のミリィが口元を抑えてうずくまり、人生初の船旅……と言うか、船酔いに苦しんでいた。


「う、う、海ってこんなに、揺れるのね……」


 桟橋で海と船を目の前にしたミリィは大いに高揚し、気合十分で術機船(帆と法術機構で動く水輪を併用した船)に乗り込んだはいいものの、冬の季節風に猛ける波に揉まれた船の尋常じゃない揺れは、如何に楊空艇に慣れているミリィと言えども、揺れの種類が全く違っていて、そうすぐに克服できるものではなかったのだ。


「み、みりぃ。こういう時は、できるだけ、うっ、ふねの中央部に寄るんだ。一番、揺れの誤差が、ちいさい」


 波しぶきを浴びながら縁にもたれかかり、ぐったりしているミリィに、アルハが船酔いを避けるコツを伝授するが、当のアルハも、かなりの危機的状況らしい。


「まあ、こればかりは慣れだしなあ」

 一方で、船には何度か乗った経験があるティムズは平然としていた。



 ティムズ達と龍礁臨海士隊員マリナー、そして結界の保守を担当する術士、合わせて十名が乗るものを含めた数隻の術機船が向かっているのは、湾の外に点在する小島にそれぞれ立つ、三基の巨大な灯台砦だ。


 高さが百三十四エルタにも及ぶ遺跡群の一つであり、第四龍礁が発足したのを機に、外洋を航行する船のしるべとしては勿論、湾を守護する結界機構として再び整備されたもので、南洋に棲む高位の龍種の湾内への侵入を阻止する目的にも用いられている。


 但し、強力な術式光を放つ霊基構造物である特性上、特定の龍種をおびき寄せる副作用もあり、定期的に追い払わなければ、様々な龍が上陸して、巣を作ってしまうのだ――。


「――という訳で、あたしたちの担当はその内の一基です。目的は駆除じゃなく、あくまでも追い払うだけ。ついでにちょっとだけ卵や糞の採集もしちゃいます」


「了解」

 メウは任務の説明も兼ねて、周辺の地理や観光案内も兼ねてくれていたのだが、それをまともに聞いていたのは、ティムズだけだった。


「もうちょっとで着きますから……なんとか頑張ってくださいっ」

 船首に立ち、前方を確認していたメウも、困り顔で振り返り、今にも吐きそうなミリィとアルハを励ましてあげる。


「上陸、十分前ー!」


「上陸したら警戒しつつ灯台機構の調査。安全を確認したら結界術士隊が仕事をする。俺達は露払いだ。油断するなよ」

「あいさ。凍えちまう前に、とっとと済ませて戻りましょう」


 操舵士の合図と共に、乗り込んでいた臨海士隊の者たちは、上陸の準備を始める。


 ――――――――――――――――――――――――



 出航から小一時間程で目的の灯台島に辿り着いたティムズ達だったが、ミリィとアルハは既にほぼ戦闘不能の状態。柔らかい軽石が散在する浜に着岸し、上陸した後も、暫く足元がおぼつかない有様である。


「こ、この島、揺れてないよね?揺れてるのは私……?」


「……ちっ、『本部』の龍礁監視隊員レンジャーと言っても所詮この程度かよ。足手まといじゃないか」

「……っ」 

 船酔いの後遺症に翻弄されるミリィの様子を見ていた龍礁臨海士隊員マリナーが舌打ちし、聞こえよがしに陰口を叩く。


 この体たらくでは他の龍礁監視隊員レンジャーたちの面目も潰す事になってしまう事になる。気を取りなおしたミリィは、しっかり背筋を伸ばすと、深呼吸をして、それ以上の弱みを見せまいと務めた。

 

「……で、俺達の相手は、あの灯台に居る感じかな」

「はい。でも、この子たちも海に送り返さないといけませんね」

「この子たち?」

「あっ、気を付けて!」


 三層からなる石作りの砦の様な大灯台を見上げながら進むティムズの背中に、メウが叫ぶ。


「ん?」

 振り返ろうとしたティムズは、一際大きい軽石の陰に転がっていた、何か白く、丸い物体を踏んづけた。

『きゅー!』

「わっ!?」


 小さな悲鳴に驚いたティムズが跳ね下がると、白くてもふもふの丸っこい生き物が、岩陰からのそのそと這い出て来る。その鳴き声に反応したのか、同じものが周囲の岩場から数体、あどけない顔を覗かせて、一行の様子を伺っていた。

 

「この子たちも F/ I龍の一種ですよっ。まあ、龍性の薄い、殆ど普通のアザラシさんですけど」

『きゅっ』

 メウの紹介に合わせ、白くてふわふわの羽毛に覆われた『 F/ I-海豹龍』の幼龍が、また鳴いた。


「ご、ごめんよ……。痛かった?」

『きゅ?』

 思わず謝るティムズだったが、海豹龍は、ただびっくりしただけらしい。


「なに、これ……すっごく……」

「かわいい……」

 興味深そうに人間達を見上げ、きゅーきゅー鳴いている海豹龍の幼龍たちを、呆然と見つめ返すミリィ。普段はこういったものに興味を示さないアルハですら、思わずときめく可愛さだ。


 メウの言う通り、アザラシに近い体型の一エルタ弱の体躯に、ちょっぴり生えている角や、垂れ下がった外耳、水掻きの付いた太くて短い腕や脚、そして翼が変化した肩鰭(かたびれ)などの龍性を持つ龍たちである。

 人を恐れる素振りも見せず、見つめてくる海豹龍のまあるく潤んだ瞳は、ミリィの心を大いに揺さぶったようだ。


「これも追い払っちゃうの……?」

「ええ、いずれは。この子たちはともかく、親龍が養殖場を荒らしちゃったりするし、この子達を狙う肉食の龍もやってくるから、定住は防がないと」

「そっか。そうよね……」


 ―――――――――――――――――――――――



 灯台の袂に着いた一行は、龍礁臨海士隊員マリナーの分隊長、ハーディの指示を受け、とりあえずは状態を把握する為に散開する事になった。


「見ての通りクソでかい建物だ。迷子になるんじゃないぞ。ロロ・マリルも潜んでいるかもしれない」

「マリル?」

「海棲のロロ・アロロの亜種だ」

「そんなんも居るのか……ホントどこにでも湧くんだな」


「まあ、見たところ、法術機構には問題なさそうだ。軽く見回って、問題が無ければ結界術士たちに、結界を張り直してもらおう」


 ハーディがいつもの事だ、と気軽な口調で言う。

 しかし、問題は、大量に灯台内部に息づき、彼らを待ち構えていたのである。

 


 分担し、異状がないかどうかを確認する一同。

 数名を引き連れたハーディは灯台上層へと昇っていき、龍礁監視隊員ティムズたちは下層の基部にあたる城塞部分の確認に当たる。古い石積みの砦は、何処か見覚えのある作りだった。


 多重構造になった砦の構築様式は、ティムズらが以前に『訓練おにごっこ』で利用していた北西の山砦さんさいと同じ古文明由来の物らしい。違うのは、今現在も現役で使用される灯台上層を支える為に、あらゆる基礎部を木組みで補強しているという事。


 そしてティムズは、北東部の回廊で、壁と天井を支える木組みの一部が破壊され、崩れている跡を発見したのである。


 かじられ、爪を立てられ、へし折られ。

 辺りには木片が散乱していた。その痕跡からすると、灯台内部に侵入した数エルタ程の龍が、通路に張り出した邪魔な木組みを取り除こうとしたらしい。支えを失い、崩落した石壁の隙間からは青空が見えていた。


「こりゃ酷いな。放っておくと灯台塔そのものが倒れそうだ――」

『シュゥゥゥ……』

「……!!」

 独り言ちたティムズは、背後の暗がりから、呼吸音と気配を察知する。


 素早く振り返ると、体長四エルタ程の F/ II級と思しき龍が明るみに歩み出てきた。


 海棲種らしく、全体的にはなだらかな深青の体躯で、発達した前椀はひれ状になっており、爪の間には水かきらしき膜が張っている。背中から生えた二対の翼は背びれの様になっていて、長く伸びた尻尾の先も、これまた尾鰭のよう。


 びっしりと並ぶ、サメのような三角の牙を剥き、シューシューと唸る F/ II-鼬鱶いたちふか龍は、ティムズを外敵と見なしたらしい。ゆらゆらと尻尾を揺らしつつ、様子を伺いながら、じりじりと距離を詰めてきていた。


「……あー……しまった」

 不意の遭遇。暫く直近で敵性種と対峙する機会がなかった為、油断していたティムズは、刺激しないように、ゆっくり左手を上げ、前にかざす。


「驚かせてすまない。俺は敵じゃないんだ。大人しくここから去ってれるなら、手荒な真似は――」


 しかし、龍の方は手荒そのものの対応をした。ティムズが最後まで言い切る前に、身体を躍らせて跳び掛かってきたのだ。


「――しないッ!!つもりだったんだけどっ!」


 鋭いヒレで切り付けてくる鼬鱶龍の一撃を、一息で跳躍術を開き、横跳びで躱したティムズは、滑りながら素早く幻剣を抜き、態勢を立て直す。


 突進した鼬鱶龍も振り返り、四足獣の様に身体を沈め、ティムズの動向を警戒している。


「話を聞け、つっても通じないっぽいかな……」

 

 堅牢な法術建造物である上に、直近に餌となる海豹龍のコロニーがあるとなれば、巣を構えるのに最適だ。無防備に近づいてきた外敵ティムズを追い払おうとするのは当然だろう。だが。


「悪く思うなよ。こっちも仕事だ。警告はしたからな……っ!」


 激怒し、翼鰭つばさひれを逆立て、威嚇する鼬鱶龍に、ティムズも幻剣を開き、鋭い光刃を煌めかせた。



 ―――――――――――――――――――――――


 

 ティムズが鼬鱶龍と邂逅し、戦闘に陥ったのと時を同じくして、砦内部に散らばっていたミリィや、龍礁臨海士隊員マリナーたちも複数の鼬鱶龍と遭遇し、あちらこちらで戦う羽目になっていた。


 海棲種であり、陸上での動きは素早くはないが、縄張りを侵された鼬鱶龍たちの抵抗は激しく、戦闘に伴う補強木材部の破損を警戒し、合同部隊は慎重な戦いをせざるを得ない。



 北西部の回廊で、戦う者。


『シャアァァアッ!!』

「しぶといな、もうっ!」


 幻剣の出力を絞った、衝撃系の術刃で応戦するミリィの姿があった。


 高く跳ね上がって身を捩りながら、突っ込んできた鼬鱶龍の鼻先へと光刃を振り下ろす。ティムズが出会ったものよりも遥かに巨大な鼬鱶龍が、地響きを立てて倒れる。

 しかし、龍は痛みに呻きながら再び立ち上がり、牙をガチガチと噛み鳴らし、更なる怒りを露わにした。ミリィの幻剣の直撃を何度も浴びていたが、ざらざらした体表は、術撃の威力を散らす機能があるようだ。


「お願いだからもう暴れないで。それ以上、壊したら……」

 バキバキッ!

 メキメキ……。

 

 荒ぶる龍の尾鰭が、また木組みを破壊し。

 不吉な軋みが、回廊に響き。


「……こうなっちゃうからあっ!!」

 天井を支えていたはりが一斉に崩れ、次々と倒れてくる木柱の轟音に混じり、必死に跳ね避けるミリィが情けない悲鳴を上げた。


 ―――――――――――――――――――


「にゃあああっ!」

 

 二体の鼬鱶龍と同時に遭遇したメウが、壁や木柱を破壊しながらせまる追っ手から必死に跳ね逃げていた。

 入り組んだ狭い廊下では跳躍術のアドバンテージは薄い。曲がり角の度に減速する一方で、龍は巨体に任せて薄い石壁を突破してきており、なかなか距離を離せない。


「伏せろっ!」

「ふえっ!?」

 

 幾つ目かの角を曲がった瞬間、正面で『術弓』を構えていたアルハが叫び、メウは頭を抱えて地面にヘッドスライディング。そして閃光。

 背後に追っていた鼬鱶龍の一体に、強力な術矢の散弾が浴びせられ、身体中に衝撃を受けた鼬鱶龍は容易く吹き飛んだ。

 

「??っ!?」

 顔を上げたメウが見たのは、壁に叩きつけられた龍が、ずしん、と石畳に伏す姿。


 現れた新手アルハに矛先を変えた鼬鱶龍が跳び掛かるが、アルハは素早く術弓を閉じると、すかさず幻剣を開き、鼬鱶龍の噛みつき、ひれ、尾での攻撃を華麗に躱しつつ、的確に打撃を返していく。


 怯んだ鼬鱶龍がたまらず退き、距離が出来ると、アルハは再び右手に仕込んでいた弓術符を展開させ、左手で引き絞る仕草をする。


 激しく閃いた術式光が一気に収束し、弓に光矢が番えられた。


『………!』

 その威力を恐れたらしい鼬鱶龍は身を翻し、その場から逃走する。


「……ふう。出力の調整に時間が掛かるな。もっと試し打ちをしなきゃ」

「い、今のは……」

 鼬鱶龍が逃げ去ったことを認めたアルハが、術弓を閉じ、息をつき。呆然とへたり込んでいたメウに手を差し伸べる。

 

 北部山岳基地で回収していた術弓での一撃をまともに受け、倒された方の鼬鱶龍は完全に気を失い、泡を吹いていた。これでも最小限の威力で、射撃形式や範囲の制御も、使い手次第で可能とするものである。


「きみは、まだまだ見習いだな。まずは冷静になる事を覚えないと」

「二体同時は無理ですよう」

「怪我は?」

「いいえ。助かりました。ほんとに、ありがとうございますっ……」

「よし。逃げた奴を追いたいところだけど、先に皆と合流した方が良いだろう」

「………」

「……どうした、やはり何処か痛めたのか?」


 ぼうっとしているメウに、アルハが振り返る。


「……アルハさん、すてきです……」

 涼し気に龍を打ち払い、戦衣を軽く払うアルハの凛とした表情と振る舞いに、メウは、とてもとても熱い感情を露にした視線を向けていた。


「え。あ、ああ……うん、まあ、早く皆のところに、行こう」


 ちょっとだけ胸をざわつかせたアルハは、少しどもりながら応えたのだった。


 ―――――――――――――――――――――



 砦の各地で撃退された鼬鱶龍たちは、やがて一様に地下の船着き場へと逃げ込み始めていた。


 砦の地下には、波に浸食された崖がくり抜かれた巨大な海窟になっており、小さな船舶であれば直接入り込み、停泊できるように、いくつもの桟橋が掛けられている。

 その壁面と砦の床が崩れ、直接砦の内部へと繋がる通路がいくつも形成されていたのが、大量の鼬鱶龍が入り込んでいた原因のようだ。


 ティムズが追っていた鼬鱶龍は船着き場へと辿り着くと、一目散に桟橋の合間の海へと飛び込む。


 海中からの不意打ちの可能性も鑑み、慎重に桟橋に立ち、水中の様子を伺うが、反撃の気配はなさそうだ。


「ようし、一丁上がり……!」


 勝負はついた。とりあえずの決着にティムズが安堵していると、同じく龍礁臨海士隊員マリナーたちに追い込まれた鼬鱶龍たちが次々と現れ、海中へ逃れていく。


 ティムズは、そのまま暫くの間、鼬鱶龍の群れの、壮観な大潰走を見届けていた。


 ―――――――――――――――――――――――――

 


「――これで大体は片付いたか?。ここにも結界を張らないといけないな」

「思ったより沢山居ましたね。それにしてはすぐに済んで良かった」

「貧乏くじ引いたよ。まあ、その分素材の収穫も多かったけど」

「連中、何でもかんでも噛み付くから、色んな所に歯が残ってたな……」


 鎮圧戦を終える見込みが立ち、続々と船着き場へ集結してきた一同が、今後について話し合いを進めている。


「あーあー、桟橋も大分やられてんな。縄が嚙み千切られてら」

「応急処置だけでもやっておこうぜ。補修に来る連中が桟橋これを使えないと困るだろう」


「ティムズって言ったっけ、お前も手伝えよ。ロープワークくらい出来るだろ?」

「ああ、勿論」


 桟橋の損傷を確認する二人の龍礁臨海士隊員マリナーに声を掛けられたティムズは、彼らを手伝い、崩れかけた桟橋の修理に当たっていた。


 桟橋に屈み込み、壊れた木板を麻縄で結んでいると、目下の海中を過る影。

「うおっ……」

 驚いたティムズは立ち上がり、澄んだ青の中で身をくねらせ、泳ぎ回る鼬鱶龍たちの姿をじっと見つめた。


 陸上での動きとは比べ物にならない程に速く、優美な姿だった。一旦は敵として対峙した相手ではあるが、こうして見ていると、この龍たちも、ただ生きる為に、利用できるものを利用にしたに過ぎない、と思い入る。


 どんな龍を相手にしても、気に掛けずには居られないミリィの気持ちが判る気がしした。ミリィはいつだって――。


 ――あれ?そう言えばミリィは……。


 すると、海窟が不穏な震動に揺れ、不気味な地鳴りが近づいてくる。


「なんだなんだ……?」

 どよめく龍礁臨海士隊員マリナーたちがその正体を探る間もなく。


「みんなあ!避けて避けて避けて!」

「っ!?」


 ミリィの叫び。そしてけたたましい衝撃音と共に、海窟の壁を、ミリィが追っていた鼬鱶龍(最大)がブチ破って、気が緩んでいた一同のド真ん中に飛び込んできた。


「うおおおお!?」

「ぎゃああ!」

 一同は散り散りになって、四方八方に跳ね避け、転げ回る。

「なんだこいつッ!?でかいぞっ……!」


 ミリィが相手取っていた鼬鱶龍は、龍礁臨海士隊員マリナーたちも見た事すらない、最大級のものだったのだ。必死に押し留めようとしたミリィの力及ばず、猛進する鼬鱶龍は、桟橋の先端を修理中のティムズ達の方へと向かってきた。


 仰天したティムズたちは身構え、跳躍回避態勢を取るも。

「あっ……」

 彼等が立つ桟橋は鼬鱶龍に踏み砕かれ、木っ端微塵になり、踏み込もうとした足は虚しく空を蹴り。


 どぼん。


 鼬鱶龍たちがうようよ泳ぐ海中へと投げ出されたのだった。

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