第三節8項「遠出の詐歌詠み」

 ティムズとミリィは、龍礁本部からかなり離れた南方に広がる渓谷地帯での『調査』の為に、谷間を流れる川を駆け続けていた。川にはごつごつした岩が散在していて、その頭を蹴り、跳跳とびはねながら進んでいく。


 この付近までは馬を駆ってきていたが、この地形では馬で進めないので、馬は崖上の林道に留めてきていた。その時ミリィは馬をしっかりと繋がず、縄を軽く木に巻いただけだったので、ティムズがそれでは逃げてしまう、と言うとミリィは「だって龍が出たらこの子たちが逃げられないじゃない」とあっさり応え、崖下へと降りていっていた。

 

 岩の間を清流が緩やかに、時に激しく流れ、高低差がある場所では小さな滝となって水飛沫を上げている。夏の訪れと共に龍礁も夏日に見舞われるようになってきているが、それを忘れさせるほどの涼気がこの一帯を満たしており、ミリィがここをお気に入りだ、と言っていた理由がティムズにも判ってきた気がした。

 

 七龍峡と名付けられたこの地帯は、300年前の火山活動に伴う火山性地震で発生した大規模な断層の破壊により生まれたもので、多くの河川が断裂、統合された結果、最終的に七つの大小の河川が入り乱れる渓谷地帯となった。


 その成り立ちから冠された、七龍という名。


 荒れ狂い氾濫する河川もまた、人にとっては『龍』と呼ぶべき存在であり、龍と同じ様にそのさがを畏れ、敬い、闘い、守る為に、こうした調査が古くからずっと行われてきていたのだった。

 龍礁に多く存在する複雑怪奇な地形を代表するものの一つとして名を知られたこの一帯も、他と同じく人が足を踏み入れる事が難しく、未だにその全容は明らかになっていない。


 しかし、それだけに、自然が本来持つ姿を多く残している場所でもある。


 細く美しい白滝や深緑の淵、花を開かせたくちなしの群れ、急流に削られて創られた彫刻の様な岩たち。写実派の画家達が束になって一生を掛けても到底、写取うつしとりきれないであろう、数多の静美せいびな景色の中を、二つの姿影が跳ね抜けていった。


 ―――――――――――――――――――


「ほら、跳躍術にばっかり頼ってないで、自分の脚で跳ぶ練習もしなきゃ!」

「術符の力の温存の仕方も考えなきゃ駄目よー」


 川の中央の大きめの岩の頭に跳び乗ったミリィが振り返って、少し離れた場所の岩で、次の岩へと跳ぼうとしていたティムズに声を掛ける。


「無理言うなって!どうしてきみはそんなにぎゃあ!」


 ティムズがミリィに口応えしようとして集中を切らしてしまい、跳躍術の制御をミスって川に落ちて、激しいドボチャン!!という音が川の流音の中にアクセントを作った。全身ずぶ濡れになって川の中から身を起こしたティムズを見て、ミリィは指を差して大笑いしていた。

 

 水も滴る、という表現もあるが、滴る水の量の程度にもよる。


「あ、この支流は地図に載ってないやつかも。めもめも」

「あーこっちの流れは前とちょっと変わってる……かな?一応報告しておこう」


 頭からぼたぼたと水が流れ落ち、目に掛かった黒前髪の間から覗く黒い瞳で下から睨みあげるティムズを無視して、ミリィは器用に岩を飛び回って跳ねた金後髪を踊らせながら、依頼されていた調査をてきぱきと片付けていった。


 ――――――――――――――――――――


 二人は更に峡谷の深部へと進んでいく。

 それまで急だった川の流れが穏やかに変わっていき、やがて鏡のように川岸の緑を映す水面みなもを湛えるものとなっていった。


 やがて川幅が少しずつ広くなり、木々の密度も薄くなって、開けた場所に出た。

 川岸に多く生えている垂れた枝葉を持つ植物が、その影を水面に映していて、川の曲線の内側には砂利と石の川岸が広がっている。


 二人はその景色の中に、あるものを見つけた。


 それは川の中ほどに横たわっている龍の屍だった。先日遭遇した緑象龍と同じか少し大きいものと思われるそれは、死後数か月だろうか、完全に白骨化していて、浅い川の中に肋骨の先端が沈んでいる。この場所で死んだものではなさそうだ。恐らくは3か月前の嵐で何処からか流されて来て、ここで朽ちていったのかもしれない。


 二人は川に膝まで浸かり、ざぶざぶと音を立てて龍の屍に近づく。

 ミリィがその白骨にそっと触れ、少しの間想いを馳せていた様だったが、やがて手首の伝信術符を開き、端的に報告した。


「こちらデアボラ3、座標70-3-2。F/ II級のものと見られる白骨を発見、回収点として登録願う」


 伝信を終えたミリィが、まだ乾ききっていないティムズを振り返って、その様子に可笑しそうにくすくす笑いながら言った。


「こういうものを見つけて回収要請を出すのも仕事。発見次第すぐに報告するのが『規定』なの」


 ――――――――――――――――――――――


「………」


 濡れたブーツと靴下を乾かすために裸足になったミリィが、川辺に無造作に転がっていた平たい岩に腰かけ、水面を蹴ってちゃぷちゃぷと音を鳴らしながらぼんやりと龍の白骨を見つめていた。その直ぐ隣でティムズがこの状況をどうしたものかと居心地悪そうに座っている。


 その岩は二人が座るのに丁度良い大きさだったので「乾かす間休憩しよう、ほらきみも」とミリィが腰かけたが、ティムズは最初はそれをやんわりと断って、細かい石が敷き詰められた川辺の方に座り込んでいたものの、暫くすると「これはケツが痛えやつだ」という事に気付いて、もぞもぞと体勢を変えて胡麻化そうと頑張っていたことにミリィも気付き、「やっぱりここに座りなさいよ、隊指揮者の命令は絶対です」と言われたので、仕方なく、少々どきどきしながらミリィの真横に座ったのだった。


「………」

「………」


 ミリィは相変わらず龍の白骨を眺めながらぼーっとしていた。ティムズも話し掛ける話題がないので同じく白骨と景色を見比べている。

 時折風が吹いて、川面かわもにさざ波を作るたび、起きた波紋の数を数えていたが、それに意味がない事は判っていたし、何より飽きてきていた。

 

 数分の間そんな状態が続いたもので、やがてティムズは独り言を装って呟いてみる。


「……もうそろそろ昼なのかな。陽が殆ど真上に来たし、なんだか腹も減ってきたし。給仕のおばちゃんに弁当か何かを用意してもらえばよかったなあ」


 弁当、という言葉に反応したかどうかは知らないが、ミリィが前を向いたまま無感情な口調で応える。多少冷たいとも言える対応だった。


「確かに良い所だけど、だからってここでお弁当を広げたりしたら、ただのピクニックになっちゃうじゃない。……遊びに来たんじゃないのよ。これは、任務」


「う、うん。そうだ、ごめん」


 食事に関する話題を振れば、ミリィが『食いついてきて』何か会話が弾むのではないかというティムズの目論見は失敗した。しかしそれならば、『任務』に関することで勝負を仕掛けようと、先程ミリィが報告に使っていた伝信術について、自分の持つ知識を引き出してみる。


「それにしても……伝信術って各国の軍の、指揮官級の将校だけが使えるっていう貴重なもんじゃなかったっけ?材料になる媒体も数が少ないとか」


 ミリィの口調が戻り、この話には普通に応対してくれた。


「うん、そうよ。龍礁ここは各国から技術提供を受けてるから、そういうものの運用試験場みたいな感じでも使われててさ」

「だから私たちが使うものは一応最新のものなんだけど、やっぱりすごく霊基を消費しちゃうものだし、基本的に二、三回しか使えないのよねー。これも規則。『出来るだけ使うな。龍に関する事柄だけにしか使っちゃ駄目』って」


「成る程なあ、便利なんだか不便なんだか判らないね、それ」


 扱う道具について熟知しているらしいミリィの言葉にティムズは感心しつつも、自分から彼女に教えられる事などこれから先、何一つないのでは、という惨めな気持ちも湧いてきていた。顔を上げ、水面に映る緑と、その上に広がる空の青を見上げた。これ以上考えても無駄と思い、目に映る空を見て浮かんだ感想だけを口にする。


「……でもいつか、もっと技術が進んだら、どこでも何でも、いくらでも離れた人同士で話し合える時が来るのかな。その時世界がどんな感じにになってるかは想像できないけど」


 ミリィはティムズの顔をちらりと見て、彼の目が空に向いている事に気付く。

 ミリィは少しティムズの横顔をじっと見つめた後、同じ様に空を見上げた。


「……そうね。だけど、そんな風に話したい人と、話したい時、話したい事を自由に話せるようになったら……そんな時代が来るとしたら、それは素敵なことじゃない?」


「その時は手紙なんてもんはなくなりそうだ。郵便屋は路頭に迷うね」


 ミリィの答えを聞き、ティムズが苦笑する。

 ティムズは冗談のつもりで言ったのだが、ミリィは少し考えこんで、真剣な、そして優しい口調で話し始めた。


「……ううん、そうはならないわよ、たぶん」

「いつも言ってるでしょ。文字には色んな力が宿るって。文字には色も温度も音もある。それを直接自分の力で記したときは、想いという力が上乗せされる」


「だから、人が人に本当に何かを伝えたい時にはやっぱり、直接自分の手で記したものを送りたい……そういう手紙や絵とか、色んなものは、結局ずっと残り続けるんじゃないかな」

「そして人は直接会って話したいという心も忘れない。絶対に諦めない。そうであってほしい。……って私が勝手に想ってるだけなんだけどね」


 ミリィが空を、遠くを見つめたまま語り続けているのをティムズは横目で見ていた。その言葉の意味を暫く考え、ティムズ心に過った感情を殺して呟く。


「……俺には何か残したくても残せないかもしれない。残したいと思えるものはあっても、それを残す能力ちからがないから」

「離れていても話したい、って思えるひとが居ても」


 話しながら、龍礁へ来る前、ファスリアで過ごした日々の記憶が頭を過る。

 画才さえあれば、と思ったあの『乱痴気騒ぎ』の光景がふっと浮かび、ティムズは思い出し笑いをしてしまった。その表情を見たミリィが、普段の様な快活な声で笑う。ティムズをずっと年下の者の様に扱う口調で。


「まだたったの十九なのに何言ってんの。これから出来る事は一杯あるって。頑張れ少年!」


「……まあね、きみは『もう』二十一だし俺より人生経験豊かなお…おばちゃ……んんっ!お姉さん?だもんな」


 かなり年下の弟をおちょくる様な台詞に対し、また少し癪に障ったティムズの口から咄嗟に、すこし年上の姉をからかうような生意気な台詞が飛び出た。胡麻化す様に咳込んでみせるが、わざとである。今、ぼくはあなたを煽っていますよ、という明確な意思表示だ。


「ああっ!今のはひどい!!えいこの!」


 こいつは!という顔をしてミリィが身を屈め、足元を流れる川の水を掌で掬い、それをティムズ目掛けてぶっかけてやった。夏とは言え湧き水を多く携える川の水は冷たい。ティムズは両手で頭をかばいながら、呆気なく謝罪する。


「つめたっ!つめたい!ごめん今のはナシ!」

「冷たいってば!ごめんって!謝ってるだろ!」


「ほんっと生意気なんだから!えいえいっ!」


 しかしミリィはそれでも水を掛けるのを止めようとしない。途中から殆ど笑いながら、冷水に耐えるティムズをいぢめていた。

 ティムズが反撃する構えを見せないので、ミリィが満足したような、諦めたような顔をして、また川面かわもの方へ向き直り、溜息を付く。


 そしてぽつりと、少し残念そうに笑って、呟いた。


「あーあ、やり返すくらいの意地は見せてくれると思ったのにな」

「……遊びに来たんじゃない、これは任務、ってきみが言ったんじゃなかったっけ?」


 ティムズは、彼女の先の言葉を引用して、反撃しなかった理由を答える。だけど、実はやり返したくて堪らなかった。でもそれは我慢した。



 風が吹いて、梢が揺れる囁きが、その場の全てを包んだ。


 ――――――――――――


 二人はその後も調査の為に、幾つもある渓流を『跳ね回り』、要請があった調査項目を大体片付けて、陽が沈み始めた頃には馬を駆って龍礁本部へと戻る事ができた。

 馬たちは大人しくその場でじゃれあうようにしていた。「もし逃げちゃってたら徒歩で帰らなきゃいけなかったね」と笑うミリィに、ティムズは『それはとほほ…』と言いかけたがやめた。思い付いたからって何でもかんでも言って良い訳じゃない。


 発見したF/II龍の骨は連絡を受けた別系統の回収隊が現場から回収したようだ。

 骨は素材としての利用目的が多岐にわたり、これもまた人々の生活…時には闘い、にも大いに役立つものだ。回収班が現場である程度解体し、龍礁本部の素材管理庫へと搬入した訳だが、そこにはマルコの元で元気に走り回っているエフェルト達の姿が!

「もう二度と密漁なんてしねえよ」とうそぶく彼の「初仕事」は、ミリィ達が発見した龍骨の選別と加工だった、という事を、お互いに知る事はなかった。


 ―――――――――――――


 夕闇に暮れる中、本部施設の正面玄関から中に入った二人を、玄関ホールの中央で、例の仁王立ちのパシズが待ち構えていた。二人の帰りが予定より遅かったことを気にかけていたらしく、二人の姿を捉えるなり、いつもの威圧的な態度で「任務はどうだった」と尋ねると、ミリィは即座に「とても楽しかったっ」と答える。


 パシズが冷静に言う。ミリィがはっとして、慌てて答え直す。

「そういう事を訊いてるのではない」

「あっ…ええ、はいっ、受け取ったリストの9割は埋めてき…ました」


「上出来だ。学者連中あいつらは現場で走り回る苦労を知らぬ故、いつも無茶な量の依頼を寄越してくるからな……それはともかく、ティムズ、お前もだ。報告。」


 ミリィの答えに頷き、頭でっかちの連中……とパシズが考えている学者について文句染みた言及をして、それから唐突にティムズに顔を向け、彼にも報告を求める。


 突然の振りにティムズは一瞬戸惑い、詰まりながら応えた。

「え?はいっ、ええと……相変わらずミリィには全然敵かないませんけど、今日は、少なくとも、足は引っ張らなかった…と、思います」


 パシズは無言でミリィの顔を見て、ティムズの今の言葉が正しいかどうかを探る。

 ミリィもそれに気付いて、うんうんと頷いてみせたので、それで良しとした。


「そうか……宜しい。ご苦労だった。リストは明朝提出。もう行っていい」


 パシズが二人に解散を命じ、ティムズとミリィは「今のはなんだったんだ」と訝し気にパシズをちらちら振り返りながら、夕食の為に食堂へ向かって行った。


 彼等の姿が食堂方面へ消えたのを認めると、パシズは頭を掻きながら溜息をつく。


「……」

「……はあ…俺は何をやってるんだ」


 パシズという男は、元来こういうことを気にする性質たちではないし、最近は立て続けに色々起こるので気にしている暇もなかったのだが、最近はティムズとミリィを二人にしすぎていたな、と思い、突然、今更の様に不安が湧いたのだ。

 

 ミリィもあれで一応は年頃の娘だ。ティムズの事を信用していない訳ではないが、人というものは突然豹変して心変わりを起こす事もある。実際彼は短時間でがらりと変わった。さっきの様子なら今はまだどうこう言える事はないかもしれないが、今後はちゃんと保護者、として気を使うべきなのではないか。


 もしティムズが妙な考えを起こしていると知ったら、自分はどんな顔をして接すればいいのだろう、と考える。まあ、さっきの顔がそれなのだろう。


 パシズは想う。


 且つて……いや、今でも妻と呼ぶ女性がまだ居てくれたなら

 こんな馬鹿な相談も出来たのに。助けてくれるのに。




 ――――――――――――――




 —今日は楽しかった。それは本心。


 ティムズがお弁当の話をはじめた時は、少しどきっとした。


 二人で遠出して、お弁当を一緒に食べて、素敵な景色を楽しみながら

 色んなお話をする。

 それは…ピクニック。…ピクニック?それって…つまり。

 …パシズったら、そこまで気が回ってなかったんだ。…ふふ、パシズらしいな。


 あれは遊びに行った訳じゃない。そう、あれは公式な、任務。


 だから楽しいと思ったらいけないと思った。

 だからそうならないように、わざとお弁当は持っていかなかった。

 それでも…結局、楽しくなっちゃった。


 なまいきな事を言うから、思わず水を掛けてしまった時、あいつは

 やり返してこなかった。


 やり返してきたらどうなっていただろう。

 たぶん私もむきになって、二人ともびしょびしょになるまで遊んでいたかな。


 そうならないで少しほっとした。良かったんだ、あれで。

 これからも、そうならないようにしなきゃ。だって…


        「ええっ!!?嘘でしょ!!!?」



「っ……!」


 ぼうっとしていたミリィの思索を、ティムズの驚いた声が断ち切る。

 夕食の席で、ティムズと、その隣に座って来たタファールが何事かについて会話を交わして、ティムズが愕然としている姿がミリィの目に入って来た。


「じゃあ女性用の居室にはぜんぶ浴室があるってこと!?」

「男は全員大浴場に押し込まれてるってのに!」


「そう。今の本部施設が建った時の局長が、結構な女性主義者フェミでさあ。居住区画の設計プランにすげー口出したんだってよ」


「それって逆に差別じゃない?男女平等でしょそこは」

「知らねーよんなもん」

「いいなあ個室の風呂。俺も落ち着いて一人でゆっくり湯に浸かりたいよ……」


 ミリィは『兄と弟』がくだらない話をしている光景を笑みを浮かべ眺めていた。

 クルー達との、この『家族』の様な関係が好きだった。それは間違いなく確かだ。

 それがいつまでも続く、とはミリィも思ってはいない。いつかは離ればなれになる。

 それまでの時間を大切にしたい。それが壊れるようなことは…したくない。


 ぜったいに。


 そしてティムズの言う様に、私も今日はゆっくりとお風呂に入ろう。

 ふふ、かわいそう。私は、独り…で、お湯に浸かれる。

 そのあと、ふかふかのベッドで眠ろう。


 今夜は、ぐっすり眠れると思う。



 ―――――――――――





 。るじ閉を幕でここ、は出遠でーとの初の人二

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