登場人物紹介(レジスタンス側)

・前回までのあらすじ

 時は22世紀。全人類が脳にチップを埋め込まれ、思想統制される世界。

 ある「手記」を手にしたことで洗脳状態から脱した青年……リチャード・ロブソンは、人目を忍んで壊滅した都市へと辿り着く。焦土の研究所にてリチャードは、現行の管理社会を良しとしないレジスタンス達と出会い、力を貸すことに。


 戦闘能力が低く、頭の回るリチャードに課せられた役割はひとつ。


 人智を超えた存在である第三陣営。

「悪魔」を味方につけること──



・登場人物(今回はレジスタンス側のみ)

 リチャード・ロブソン

 本作の主人公。

 戦闘能力はさほど高くなく、その代わりに頭がよく回る。

 洗脳状態から脱したばかりのため、自らのアイデンティティに関してはあまり頓着していない様子。


 アイリス

 レジスタンスに所属する人造人間(アンドロイド)。戦闘能力は高く、体のそこかしこに損傷が見られる。

 人並みに感情(本人曰く「無駄な機能」)を兼ね備えており、葛藤を見せることもある。

 外見は「肉体を失った」とされる「色欲の悪魔」とよく似ているらしいが……?


 嶋村雛乃しまむらひなの

 焦土に存在する「嶋村研究所」の所長であり、レジスタンスのリーダー。

 コールドスリープによって目覚めた科学者であり、高い知能を有している。生活や態度に関しては少々ズボラな面も。


 ロビン

 レジスタンス側にくみする「悪魔」。自らの意識を「機械」に宿す能力を持っている。

 つかさどる欲望は「強欲」。語彙が使用中の「身体」に左右されるため敬語で喋ることが多いが、本人はなかなか茶目っ気のある性格。


 クリス

「色欲」を司る「悪魔」。何らかの要因で肉体を失っており、その外見はアイリスと瓜二つ。

 ロビンと同じく、リチャードの加入前からレジスタンス側に与している。 


 セドリック・スターン

 洗脳が効かない「要処置者」こと「フリー」の青年。

 手先が器用なようで、料理や運転などでレジスタンス活動に貢献している。


 パット

 主に動物の姿で過ごしている「悪魔」。「めんどくせぇ」など、怠惰な言動が目立つ。変身能力を持っており、人間の姿は「疲れるから」という理由で避けている。


 ケリー

「傲慢」を司る悪魔。リチャードの説得によりレジスタンス側に加わった。他者に幻覚を見せる能力を使う。

 少女の外見を誇り、気まぐれかつ不遜ふそんに振る舞うが、人間だった頃の記憶を閉ざしているなど、陰のある側面も垣間かいま見える。


 アレックス

 少年の姿をした「悪魔」。「処刑人」にさらわれた「憤怒」の悪魔を「兄さん」と呼び、慕っている。司る能力は「暴食」。能力は不明。

 リチャードに「兄を助けよう」と誘われ、仲間になることに。 

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