第2話 お誘い
[ピロン♪]
メッセージが届く。
暇だったのですぐに確認する。
雄大『みんな明日空いてる?』
茉莉奈『空いてるよー☺︎』
相変わらずスマホ依存度が高い茉莉奈がすぐに返信している。
沙里奈『なんでー?』
朝輝『空いてるー、どっか行く?』
みんなちょうど暇みたいだ。
雄大『この間話してた館行かない?』
茉莉奈『いいね!何時に行くの?』
朝輝『ビビりいるから昼前じゃね?』
雄大『沙里奈ちゃんはどう?』
うわぁ、あの話流れたと思ってたのに
雄大くんがぶり返した。
朝輝『見てんなら早く返信しろー。』
この間昼ならいいって言っちゃったし行くしかない。
沙里奈『昼10時からならいいよ。』
朝輝『えー!10時って朝じゃん!』
茉莉奈『いつも寝てる時間。゚(゚´ω`゚)゚。』
雄大『茉莉奈ちゃんも沙里奈ちゃん来てくれる方が嬉しいよね?』
茉莉奈『もち♡』
雄大『じゃあ決まりね。明日の午前10時に朝輝の家で待ち合わせでもいい?』
朝輝『俺は大丈夫!』
沙里奈『茉莉奈はうちに早めに来て☺︎一緒に行こー?』
茉莉奈『OK♡案内よろしくー☺︎』
私以外の3人は楽しみすぎて仕方がないようだった。
私はお風呂はいると言って一旦切り上げた。
ピコピコしばらくなっていたが夜の11時になる頃にはだんだんと遅くなっていった。
宿題を終わらせたのでおやすみぐらい打っとくかと思いメッセージを見る。
うわぁ、あの館の下調べや考察を3人で会話していたみたい。
あんまりあの館のことを知らなかったので読んで見ることにした。
学校で聞いた噂、ネットで出回っている噂
いろんなところから引っ張ってきているみたいだ。
まぁ要するに魔女が人さらいをするという根本的なことは変わらなかった。
沙里奈『宿題してた。みんなそろそろ寝ないと起きれないんじゃない?』
朝輝『お疲れ、もう11時か。風呂入って寝るわ。おやすみー。』
茉莉奈『まじか!宿題お疲れ!私もそろそろ寝るー(´-`).。oO』
雄大『お疲れ様。じゃあみんな明日遅れないようにね。おやすみ。』
私もおやすみと送り布団に入る。
はぁこれほど憂鬱な明日を迎えるのってなかなかないな。
早くって早く帰るように説得しよう。
アラームをかけて眠りについた。
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