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 ひと段落つき、異世界の書物の供養を終え屋上へと向かう。


「そういえば綾香ちゃんは部活なにかやってるのかな。」

「一応文芸部に入ったわ。もうすぐ部長申請とかしなきゃいけないのよね。私以外の部員も居ないし。正直部長とか面倒くさい。」

「じゃあ私が部長やろうか。私幸い帰宅部の予定だったしね。」

「そう、じゃあお願いするわ。」


階段を上る、上る、上る。

そうして、屋上への扉が見えた時結は言った。


「私は綾香ちゃんの友達……ってことで良いんだよね? 」

「好きにしなさい。」

「えへへ。」


何故か結は嬉しそうにはにかんでいた。

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