020
ひと段落つき、異世界の書物の供養を終え屋上へと向かう。
「そういえば綾香ちゃんは部活なにかやってるのかな。」
「一応文芸部に入ったわ。もうすぐ部長申請とかしなきゃいけないのよね。私以外の部員も居ないし。正直部長とか面倒くさい。」
「じゃあ私が部長やろうか。私幸い帰宅部の予定だったしね。」
「そう、じゃあお願いするわ。」
階段を上る、上る、上る。
そうして、屋上への扉が見えた時結は言った。
「私は綾香ちゃんの友達……ってことで良いんだよね? 」
「好きにしなさい。」
「えへへ。」
何故か結は嬉しそうにはにかんでいた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます