このエピソードを読む
2021年3月28日 22:31
見上げる花にね、水滴が付いて、 蕾みたいに少しずつ膨らんで、 でも咲かないで、不意に落ちる。 下に在った水溜りに、ぽちょん。 王冠の様に開いて、 まん丸い花がすぅ~とっ、咲き広がって消える。 息をすると、湿った空気が気持ち良いね。 ぱさぱさ、ぱさぱさ。ぽちょん、ぽちょん。 音はするけど、とっても静か。 街中に、妙に落ち着く神社があるのですよ。 思い出しました。
作者からの返信
パパスリアさん、ありがとうございます。雨が降る、静かな神社のなかで、雨粒や水溜りに広がる波紋や濡れる草花の瑞々しさと、奏でられているさまざまな雨の音色が鮮明に見えて聞こえてくるようです。自分にとって落ち着く神社があるって良いですよね。
2021年3月25日 21:04
とても静かで、キレイな詩ですね。
フミさん、ありがとうございます。今日降った雨がまさにとても静かで、綺麗な雨でした。
2021年3月25日 18:23
文字の隙間に風のない雨がまっすぐ降り落ちてくるようなイメージを持ちました。
柊さん、ありがとうございます。柊さんの想像力の素敵さが沁みていますね。素敵なイメージのお裾分けをしていただけて心地良いです。
2021年3月25日 15:56
余白の豊かさが、想像を喚起するような詩ですね。
koumotoさん、ありがとうございます。余白がないと窮屈な雨のような気がしてしまって…息がしやすいような雨にしたくて、このようになりました。いろいろな想像に想いを巡らせていただければ嬉しいです。
見上げる花にね、水滴が付いて、
蕾みたいに少しずつ膨らんで、
でも咲かないで、不意に落ちる。
下に在った水溜りに、ぽちょん。
王冠の様に開いて、
まん丸い花がすぅ~とっ、咲き広がって消える。
息をすると、湿った空気が気持ち良いね。
ぱさぱさ、ぱさぱさ。ぽちょん、ぽちょん。
音はするけど、とっても静か。
街中に、妙に落ち着く神社があるのですよ。
思い出しました。
作者からの返信
パパスリアさん、ありがとうございます。
雨が降る、静かな神社のなかで、雨粒や水溜りに広がる波紋や濡れる草花の瑞々しさと、奏でられているさまざまな雨の音色が鮮明に見えて聞こえてくるようです。
自分にとって落ち着く神社があるって良いですよね。