このエピソードを読む
2020年12月24日 14:55
私もそう思っていた。 心地良い、小春日和の様に暖かく、雨も無く雪も無い。 とても落ち着く、風も吹かず、波も無い。 気付かなかった、空気が澱んで行く事に。 気付かなかった、霧の中に迷い込んでいる事に。 足元しか見えなくなっていた。 風が吹き、霧が動いた、何かいる、ナイフを握った。 振った、…振った振った振った。 霧が飛ばされて、傷だらけの君がいた。 ちょっとだけ風が吹き、 ちょっとだけ悲しい雨、冷たい雪、 ちょっとだけ暑かったり、寒かったり。 その方が、君の心も解かる様に思えた。 みたいな感想。
私もそう思っていた。
心地良い、小春日和の様に暖かく、雨も無く雪も無い。
とても落ち着く、風も吹かず、波も無い。
気付かなかった、空気が澱んで行く事に。
気付かなかった、霧の中に迷い込んでいる事に。
足元しか見えなくなっていた。
風が吹き、霧が動いた、何かいる、ナイフを握った。
振った、…振った振った振った。
霧が飛ばされて、傷だらけの君がいた。
ちょっとだけ風が吹き、
ちょっとだけ悲しい雨、冷たい雪、
ちょっとだけ暑かったり、寒かったり。
その方が、君の心も解かる様に思えた。
みたいな感想。