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2020年11月28日 11:54
夜、陽の温もりは失われ、呼気が白く姿を現す時。 空は透き通り、星々達は輝き、月は純白に光り、 この世界に摩訶不思議な力があるかの様に、 少しだけ希望を授けてくれる。 寒さを堪えて星を見ていたはずが、震えは止まり、過ぎ去った日々を見ていた。 月に目を向けると今に近付いて来て、 そっと肩に手が置かれ、ほんの少しだけ行く末を垣間見た。 でもそれは記憶に残らず、消えてしまった。 三人の女神達が、気まぐれに見せてくれたのかも知れない。 見たいな感想。
作者からの返信
パパスリアさん、ありがとうございます。「月に目を向けると今に近付いて来て、 そっと肩に手が置かれ、ほんの少しだけ行く末を垣間見た」素敵な情景ですね。ひとりなんだけど、孤独ではない感覚が程よく温かくて心地良いです。
2020年11月28日 09:10
美しすぎる。雨音さんの詩は美しい……
あいるさん、ありがとうございます。そう言っていただけると、とても嬉しいです。。報われます。
2020年11月27日 01:04
未来のことがあえて過去形で書いてあるんですね。柔らかに思えるっていいですね。凪のような感覚がします。
柊さん、ありがとうございます。辿ることのなかった未来だから《時間軸》としては《過去》なのですが、辿ることのなかった未来だからこそ《気持ち》としては《いつまでも未来のまま》のような感覚なんです。詳細は言の葉日記に書いてあるのですが、結果的に流れ着いたところも悪くはなかったと思えたのは良かったです。凪のような感覚、すごくわかります。心地の良い夜でした。
2020年11月27日 00:32
綺麗な詩(´ー`*)。・:*:・ポワァァンボクも触れた気がしたよ――同じ一つの夜に。
RAYさん、ありがとうございます。同じ一つの夜のどこかで、一緒に触れてくれている誰かがいるというのは温かいですね。ありがとうございます。
夜、陽の温もりは失われ、呼気が白く姿を現す時。
空は透き通り、星々達は輝き、月は純白に光り、
この世界に摩訶不思議な力があるかの様に、
少しだけ希望を授けてくれる。
寒さを堪えて星を見ていたはずが、震えは止まり、過ぎ去った日々を見ていた。
月に目を向けると今に近付いて来て、
そっと肩に手が置かれ、ほんの少しだけ行く末を垣間見た。
でもそれは記憶に残らず、消えてしまった。
三人の女神達が、気まぐれに見せてくれたのかも知れない。
見たいな感想。
作者からの返信
パパスリアさん、ありがとうございます。
「月に目を向けると今に近付いて来て、
そっと肩に手が置かれ、ほんの少しだけ行く末を垣間見た」
素敵な情景ですね。
ひとりなんだけど、孤独ではない感覚が程よく温かくて心地良いです。