第15話 捜査
1件目の刃物、2件目の刃物、3件目の拳銃、4件目のライフル、そして5件目の刃物。
これが実際の事件の件数と凶器である。
当初、警察は3件の事件と思っていた。
1件目は組織が隠蔽し警察は知らなかった。
4件目は妾宅で発生し海外旅行から帰宅した女が発見し警察の知る処となった。
その時には既に5件目が発生しており当初順番が逆だった。
1件目の被害者は2名の若者で2件目の幹部の子分だった。
マスコミを含め世間では「連続殺人」「被害者は組織員」と言う事で話題性があり推理、憶測などいろいろと噂が絶えなかった。
警察は話題性も含め人員をそれなりに割いていたが正直、被害者が組織員だけである事から指揮は一行に上がらず証拠は何一つ掴めていなかった。
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