第25話 未来の大魔法使いアシャわ(は)~~☆

「そうそう・・アシャシャちゃんは しばらく通いになるが 

魔法使いの弟子になってもらうことになった」


「なにせ これだけの魔法資質 預かってもいいが まだ小さいから・・」

アシャシャを見ながら アリステア先生


そばでニコニコと笑っている 小さな女の子のにやん アシャシャことアシャ

片方の黒猫耳の傍に赤いリボンがキュートかもしんない


黒尻尾もパタパタ


「当分は私たちで教えることになるが しばらくしたら 

お前同様に 三年間 都の魔法使い学校に通わせるといいのだが・・」


「試験も難しい上に 金がかかるから・・」ため息ひとつ 

まあ 奨学金制度もあることだし 

これだけの魔法資質 生かさねばもったいない」


こほんと軽く咳をして 先生は それから


「じゃあ ミント入りのまたたび茶でも 入れてくるから・・

あ・・リアには特製の激苦の風邪薬・・蜂蜜は なし」

ニッ笑って くるりと銀色の髪と尻尾をなびかせて 

席をはずす アリステア先生 


バタンとドアを閉った


すぐ傍で

まだリアのことを心配して 涙ぐんでるナジュナジュを見ながら

リアは微笑んで言う


「もう ナジュナジュ 大丈夫だってば!」

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