第11話 八月十三日(火)天気:またまたとても晴れ
今日も早起きをして森へでかけました。今日こそ鬼に会えるといいです。
おばあちゃんはもう森へ行かない方がいいと言っていましたが、また来ちゃいました。どうやら大人はいい伝えのせいで鬼が怖いようです。ぼくは怖くありません。ぼくは強いです。
なかなか鬼に会えなかったので、ぼくは思いきって鬼を呼んでみました。無駄なあがきでした。お腹がすいたので、家へ帰ろうとしました。そこから記憶がありません。
いつの間にかぼくはおじいちゃんの家にいて、布団で眠っていました。家の玄かんで倒れているのをお母さんが見つけたそうです。どうやって帰ってきたのか今でも思い出せません。
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