第63話 料理やら着替えやら

料理の素晴らしさに店の主人は関心しまして 


そこで、口止めをかねて


(なにせ アーシュさんはその黒髪などの特徴から

すぐ隣国の黒の国の人間とわかる


もっとも 宿屋のご主人達は 仕事の関係で、黒の国との取引が多いので

そこまで心配もないですがワン

薬草など黒の国でないと手に入らないものも多いとかワン

急病人が出た時に薬草とかが宿で必要だそうでワン


アーシュさんは この酒場兼宿屋の主人はじめスタッフ全部

皆さんの分まで作り 更にレシピを渡したそうです


しかし本当に姿を見られて大丈夫なんだろうか?

まあ・もう一人のアーシュさんは

既に国境近くまで移動していて、そこで騒ぎになってるので・・


(以前エイルさんから聞いたアーシュさんの話)

微妙だが、大丈夫そうだ ワン。


カゴにお弁当やらお菓子をつめてるアーシュさん


「え!小さなエイルさんの分ですか?ワン」


「レグルス 

エイルに渡してくれるか?」

ご飯を食べてて

現在 幸せモードでうなずくレグルス


心配そうに 「つまみ食いしないでくれよ」

ホクホクと幸せモードのレグルスさんがうなずく。


「大丈夫かなワン」「大丈夫か?」 不安そうなアーシュさん


「あれ、アーシュさん 少し疲れたですか?ワン

なんか顔色が悪くて、息が荒いです。ワン」


「少しな 悪いが包帯を交換するから手伝ってくれ」

服を脱ぐアーシュさん

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