第61話 わん子に諭される

ゆっくりと顔をレグルスさんに向けて、

暗黒大魔王のような、ものすごい表情で睨み付けてますワン

「・・こら!馬女!

小さなエイルが起きるだろうが!

その口を縫いつけられたくなかったら 少し黙れ 馬女!」 


「なんだとお! また水竜を召還して 地の底深く沈めてやろうか!ガキ!」


「ここで・・? 湖でない・・召還に必要な大量の水がない

ここでやれるもんならやってみな!デカ馬女」


「駄目です!ワンワン 宿屋で騒がない! 

アーシュさんは今・姿を隠さないとまずいでしょ!」 


「それに今 一緒に仲良く(?)いるところを

見られたら レグルスさんもまずいじゃないですか?」

 エイルさんを城から連れ出したのはレグルスさんだし・・だしワン


ワン子のダメ押しに 思わず口をつむぐ ご一同様


「まさか、わん子に諭されるとは・・」「ああ・・」(汗。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る