第27話自分は何人いるの?

帰りはやっぱり後部座席に座った。

別人洋子の家の近くで車を止め、また熱いKISS


「ちょ~~楽しかった!!」


別人洋子は車を降り伸也の車を見送った


洋子は脱力感で車を降りることもできず、そのまま伸也の車に乗っていた


あれ??そうか!!私は姿見えないのだから

このままズート伸也君と一緒!!

結構いい感じかもね。。。そう思うと今までの重い気持ちはどっかに行ってしまった。


伸也は、自分の家の方角では無い方に車を走らせていた


駐車場に車を止めると、近くのアパートに消えていった

洋子も一緒に後をつけていたが、ものすごいワクワク感だった


アパートの部屋には「昭」がいた


伸也と昭は友達だったんだ、洋子は伸也の違う面を見たような気がした。


なぜなら、昭は女たらしで有名な男だったから・・・

伸也君とは正反対な性格で到底友達なんてありえないと思っていたから・・・・


でも会話を聞いて驚いた。

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