第15話 ジェフズ海の戦い(1)
(1)
西に落ち切れぬ星が世界に蒼く影を落としている。曙時である。
魔王軍の事実上の占領に青ざめた港には、朝も早くから三つの人影。
「昨日までこんな道はなかった」
とリョウが呟く先には、基地へと伸びる一本の道が顕となっていた。他に、人の気配はまるでない。
「迎撃する様子がないな。正面突破しても、まあ大丈夫だろう」
用心なさい、とリナが念を押し、二人は静かに頷いた。三人は、一歩一歩確かめるような足取りで歩いていった。
「(用心、と言ってもなァ)」
周りが海というこの道である。海の上を歩くなど思ってもみないことで、珍しさもあったリョウは、警戒というよりもずっと軽快な気分で白波の立つ海面を見つめながら歩みを進めていた。ふと……
「あ?」
リョウは思わず立ち止まった。通路を照らす灯の光を頼りに集まる小さな魚影に交じって、異様に大きい影を見つけたからだ。それは尾ビレを持っていたが、どうも人間の腕らしきものも見えた。呆気に取られていたリョウに気が付いたのか、その影は、遠くに逃げてしまった。
「どうした?」
リナが振り向いて問う。いまいち自分が見たものを信じることが出来なかったリョウは、「何でもないよ」と取り繕い、再び歩き始めた。
基地までの道の中腹まで着たところ、海の向こうの空が白み始めた。
「お出ましだぞ」
リナが双子に声をかけた。監視は間違いなくされているだろうと覚悟していたが、三人は露骨な殺気を感じ、基地を見上げた。ガランとした殺風景な最上階に、はっきりと、二人の女性の影を確認できた。
「あの二人は、恐らく魔王軍第三部隊隊長のアレスと、副官のアリスだろう」
魔王軍の情報に明るいリナが、今回の敵について改めて補足した。四天王の一人、アレスについては世界的な術者(ユーザー)なのでリョウもよく知っているのだが、彼女にアリスという双子の妹がいることは知らなかった。自分達以外の双子を見た事の無いリョウがテンションを上げる一方、
「まともに戦って勝ち目があるのか?」
とセイが問う。ダーハの町を救済する為には、大人しく彼女等に捕縛されて然るべき場所へ連行されればいいのだが、それでは元も子もない。考えれば考えるほど、先行きは真っ暗だ。
「まともに戦えば、多分勝ち目は無い」
リナははっきり言い切ったので、リョウのテンションは一気に地に落ちた。
「あの基地は、“袋のネズミ”の袋そのものだ。私等がネズミなら、袋をかじって出るしかないんだよ」
リナは笑ってみせた。
「かじっても良い袋かどうか、調べる余裕は無いんだがな」
リナから余裕の色が消えた――彼女は無茶を働く気でいるようだ。それに気付いた双子は、それぞれ焦りに駆られていた。
嵐でも来そうだ。会話がままならない程風が強く、白波まで立ってきた。
「ここか」
見通しが悪いままであったが、とうとう、魔王軍第三部隊基地の扉の前まで来てしまった。
「ここが」
言うまでもなく、ここに、アレス達がいる。
「次、この道を渡ることが出来るとすれば、早くて今日の夕。それ以外は潮が満ちて動けない。二人共、覚悟は良い?」
リョウとセイは押し黙ったまま頷いた。
「行くぞ」
意を決したリョウがゆっくり扉を押した。まさか扉が開くとは思っていなかったが、鈍い金属の擦れる音がして、緩やかに突破口は開く。
「お待ちかね、ってワケか」
エントランス辺りは人影もなく、ひっそりとしていた。早朝なのでそれはそうなのだが、入ってすぐ迎撃に遭うかもしれないという想像をしていたリョウは、この穏やかな展開に少し拍子抜けしてしまう。
「これは」
リナが魔王軍の意図を探る中、あちこちで扉が閉まる音が聞こえてきた。もう、戻りようが無い。薄暗い照明に白く浮かび上がる廊下だけが取り残された。
全て監視されているこの基地から脱出することなど、考えない方が良い――アレスの声が聞こえてきそうだ。
「心理的に不利に追い込まれてしまったな」
せめて気持ちで負けるなよ、とリナが笑ったが、セイはつまらなさそうに呟いた。
「短い一生だったな」
17か、などと乏しい記憶でセイが走馬灯を回しかねなかったので、慌ててリョウが止めに入る。
「コラコラコラコラ、早々に気が滅入るから止めてくれ!」
リョウにだって状況は理解できていた。が、ここを打開出来ないようでは、「人間も魔族も救ってみせる」とのソニアとの約束も到底果たせはしない。
「とにかく、奴等に捕われたら死を伴う。となれば、戦って勝つしか手がない。しかし、まともに戦って勝てる相手じゃない」
リナの口調が強くなる。
「奴等はお前達のことや、“光と闇のチカラ”についての情報には乏しいだろう。その少しの差が、わずかな可能性を持っている事は確かだ」
敵地である。リナは切り札を口走らないよう、トピックを慎重に選んで鼓舞するしかなかった。
「しかし、今のところ、オレもリョウもうまく力を使えない」
セイの指摘は正しい。
リョウの魔法は原因不明の未覚醒状態が続いている。セイは命に危険が無い限り魔法を思い出すことが出来ない。殆ど、切り札を買って出るであろうリナが頼みだ。それでも、リノロイドから“水の加護”を授けられているアレスに優越するチカラはあるだろうか。
「良かったな、アイツから情報貰ってて」
リョウはつくづくそう思う。アイツというのはフィアルのことである。この基地の見取り図と、ここで殺されることは無いと言うことが分かっているだけであるが、全く何の情報も持っていない状態に比べれば、大分気持ちは違う。
「持久戦だ。どうせ苦しくなるんだから、今は平気な顔して笑ってろよ」
そう励ましたリナは先に立って歩き始めた。流石に緊張している所為か、突き当りの階段までは暫く無言が続いた。三人は、その階段を渡り始めた。
「なるべく接近戦を仕掛けることだ」
剣にも精通するアレスだが、どちらかというと危険なのは魔法による攻撃である。相手にあまり魔法を使わせないように――これが唯一の戦法となった。
(2)
「来たみたいよ、姉さん。」
そう告げた妹・アリスの表情には冷たい微笑が浮かんでいる。そんな妹の表情を見たことが無いアレスは、返事も出来ずに入口に背を向けて時を待った。やがて彼女の耳に、急き込む三つの足音が聞こえてきて、止んだ。
「早かったですね」
魔王軍第三部隊隊長・アレスはそう言って“勇者”達を迎えると、白い外套をヒラリと翻し、正面を向いた。
常勝の将の凛とした闘志に気圧されたまま、リョウとセイは剣を構える。元修道女とは聞いていたが、そう言われなければ忘れそうなほど、アレスは軍人の眼差しをしている。
「奴等は本気でこない筈。その隙をついて、うまく攻撃してりゃあ、どっかで逃げようはあるだろうよ」
リョウがセイに耳打ちした。飛空艇が余裕で二基は入るかという広さのあるホールである。外から聞こえてくる雨風の音も強い為、声を張り上げない限り、アレス達に聞こえるワケがない。しかし、
「え?」
リョウ達は勿論、アレスの予想にも反して、不意を打つようにアリスの手から強化魔法球(ブラスト)が放たれた。
ブラストは、簡易魔法球の軌道に螺旋状の推進力を加えることにより更に攻撃性を増幅させたものである。扱う魔法分子量がかなり膨大になる上、軌道を安定させるために高度な魔法技術を要する為、熟練の術者(ユーザー)しか成功できない攻撃魔法である。放出される負のチカラは致死量に上る。
「ウソだろ、おい」
狙われたリョウがギリギリでそれを躱わし、何とか再び体勢を立て直した。これでは接近戦などさせてもらえそうに無い。
「始末書遣せ、コノ野郎」
本気で攻撃されないと言われていたセイは、言った張本人・兄を詰ってやった。
「書いて遣せば気が済むんなら、幾らでも書いてやるよ?」
遺伝子の仕業なのか慣性なのか定かではないが、弟からケンカを売られたことに気付いたリョウは、反射的に買ってしまう。
「皮肉だよ、低能」
「たまに口きいたかと思えば……低能以外言うこと無ェのか?」
「ドアホ、甘チャン、トンマ、鈍間、働いてからものを言えよ?」
「決めた! 奴らの前にテメェをぶち殺す!」
「望むところだ。できるもんならやってみやがれ」
どんな状況でもこの兄弟の仲の悪さは徹底していた。
「そこのバカ二人、とりあえず命が惜しけりゃ、その辺で止めとけよ」
リナは辛うじて双子達を本題に戻す。
「漫談ならば他所でどうぞ」
アレスも呆れて溜息をついた。彼女自身、これ程未熟な戦士と対峙したことは無い。この“勇者”の顔つきや声色をよくよく見聴きすれば、主君・リノロイドが何を懸念しているのかを見失いそうなくらいである。彼女は、まさか光の民が立てた最後の人柱が17歳の少年達であるとは想像もしなかったのだ。だからと言ってこの双子達に同情しているわけではないが。
「アリス、どういうつもり?」
アレスは小声で妹を咎める。標的を殺してはならないことは、念頭に置いておかねばならないのだ。しかし、
「事故よ、事故」
朝早くからやってきた相手に対して手加減なんて失礼よ、とアリスはニヤリと笑う。彼女はさっさと姉から間合いを取り、両手に闇魔法分子を集めた。
「躱わし切れるかしら?」
次の瞬間、無数の簡易魔法球が、リョウ達に向かって放たれた。
「シャレになんねぇな」
リョウとセイはそれらを何とか躱わしながら、接近戦に持ち込むべく、ジリジリとアリスとの間合いを詰めていく。そんな中、リナは降り注ぐ簡易魔法球を飛び越えると、四天王アレスに向かって突進した。
「二人共、そっちは頼んだよ!」
彼女はひとまず、アレスの注意をリョウとセイから背けさせることに専念することにした。正直、まだ二人には“四天王”と戦うだけの器量が無いと彼女は判断している。
一方、
『邪なる魂に正義の審判を(ゴッドパニッシュ)!』
とにかく接近戦に持ち込むことに重きを置いて、至近距離から撃ったリョウの攻撃魔法は、詠唱を殆ど省いたとはいえ確実にアリスをとらえたかのように見えた。しかし、
「フフ、生温いわね」
と鼻で笑ったアリスは髪一本焦がすことなくそこに立っていた。簡易の耐魔法結界呪文(バリア)である。戦いの基本を魔法に頼る闇の民のユーザーには常識的な防御手段でも、兵法など知らないリョウには関係ない。むしろ、自分の魔法が本格的に無力である事を露呈されて悔しい。しかし、悔しがっている場合でもない。今、アリスがその一瞬のスキを狙って、リョウの腹に魔法球をねじ込まんと間合いを一気に詰めたところだ。
「リョウ!」
リョウ達と離れて戦っていたリナが察して叫んだ。アレスもそのスキを見逃さなかった。
『死を告げる赤き流星群(ルビーリボルバー)!』
水属性魔法分子同士が強く結合し合い、硬度を高めたかと思えば、次の瞬間、それがリナに向かって弾丸の如く撃ちつけてきたのだ。
「うっ!」
咄嗟に身を翻したリナは、アレスの繰り出した水魔法分子結晶の負のチカラをまともに喰らいはしなかった。それなのに、激しい痛みが体中を駆け、脱力してしまうほどの威力である。
「(流石、無敗を誇る部隊の“頭”というだけはあるな)」
横に飛んでアレスから間合いを取ったリナは、膝をついてしまった。
アレスがリナに話しかけたのは、そんな時だった。
「“リナ”という名でしたね?」
アレスは向こうで妹と戦っているリョウが、何とか無事である事を確認した上で続けた。
「貴女は、ランダと共にリノロイド様と戦っていたときいています」
それにもかかわらず魔王軍に全くデータの無い「リナ」こそが、この戦いの敵の切り札だろうとアレスは読み切っていた。
「我々は、貴女の改心をお待ちしています。すぐにでも魔王勅命軍の戦力となれば、リノロイド様もきっとお許しになさってくださいましょう」
それは忠告だった。
闇の民は寿命が長い分、光の民ほど殖えない。その為、魔王軍は慢性的に人手不足だ。アレス個人的には、むしろリナほどのユーザーなら歓迎したい気持ちもある。
「白々しいね」
しかし、ふらつきながらも立ち上がったリナは、思いがけない言葉を口にした。
「私を棄てたのは、魔王軍の方じゃないか」
「え?」
魔王勅命軍にセラフィム(天使)がいたと聞いた覚えのないアレスは、思わず首を傾げてしまった。ただ、今はそれを追究するべき状況に無いようだ。当のリナは、早くも攻撃呪文の詠唱を始めたのだ。
『世界を統べし竜王の御霊よ、太古の眠りから覚め、今こそ我に力を与え給え』
(3)
呪文の詠唱――それは、術者の力を最大限まで発揮する為の自己催眠である。リナをそこまでさせたのは、アレスの戦士としての完成度である。余力を残して戦おうとすれば、必ず足元をすくわれてしまう。それほど四天王は強いのである。
アレスもまた呪文を詠唱した。
『全てを清めし水の力よ、其のチカラを示し給え』
リナが呼び寄せた風属性魔法分子と、アレスが呼び寄せた水属性魔法分子――二つの魔法分子結晶が放つ大きな負のチカラは、間合いをとって戦っていた双子達にも伝わってくる程だった。
『堕ち行く楽園(エデンズディマイス)!』
先に繰り出したのはリナの方だった。それに抵抗するようにアレスも反撃した。
『氷色の死の誘い(クリスタルアロー)!』
二つの魔法分子結晶はぶつかるとすぐに反発し合い、まるで竜巻のような空気の渦が巻き起こった。渦は支配する魔法分子の絶対量や負のチカラの絶対値で前後左右に動くので、優勢も劣勢も分かりやすかった。
ただ、ここは海の上の基地である。しかも、天候は雨である。魔法分子属性が「炎または風」のリナよりも、魔法分子属性が「水」のアレスの方が相対的に有利に働く状況である。膨大な負のエネルギーを帯びた渦が段々リナの方へと押し寄せてくる。
「くっ!」
不利と判断したリナは、やおら羽を広げて天井へ逃れた。アレスの繰り出した魔法分子は、横に流れてそのまま壁に直撃した。鈍い音がホール中に響き渡る。
「上に逃れる可能性は、想定していませんでした」
アレスも少し疲れたのか、自分の真上を閃く翼を見上げるだけに留まった。
「タダじゃ、くたばるわけにはいかないんだよ」
そう言い放ったリナは、魔力回復呪文(エナジードレイン)の詠唱を呟いた。少しでも魔法量を回復させて置かねば、持久戦に差し障りが出てしまう。
「(はるかに次元の違う戦いやってるな)」
自分の魔法が全く敵に通用しないリョウは、四天王・アレスと渉り合えるリナが、心底羨ましかった。先程のアリスの攻撃は何とか回避していたリョウではあったが、アリスとの応戦をしていたセイも、形成を不利に追い込まれている。今、セイがアリスの繰り出した攻撃魔法の衝撃波で弾き飛ばされたのがリョウにも見えた。
「次は貴方よ」
アリスとリョウは目が合ってしまった。そう思った次の瞬間にはリョウの前方から強い光が覗く。それは紛れもなくアリスが放った魔法分子の結晶だ。それも、本日二度目の強化魔法球(ブラスト)である。避けきれ無いと判断したリョウは咄嗟に目を瞑った。
「オラァっ!」
その時、セイが横から思いっきりぶつかってきたのだった。多少痛みは感じたが、お陰でリョウは強化魔法球の軌道から逃れることができた。何事もなかったかのように立ち上がった弟は、服のホコリを払って舌打ちをした。傷を負っていたらしい。翻った外套が赤く染まっていた。
「セイ?!」
「うるせえ。掠っただけだ」
セイは左腕の出血を強引に拭うと、立ち昇る埃の隙間からアリスの様子を窺った。
「悪ィ」
そうだ、無力を感じている場合ではない。素直に反省したリョウは、照れ隠しに服のホコリを叩(はた)く。
「勘違いするんじゃねぇ。ちょっとつまずいただけだ!」
まさか侘びが入るとは思っていなかったセイは、リョウから顔を背けると、剣を取った。
「(照れるなって。こっちが恥ずかしいだろ!)」
リョウは心の中でツッコミを入れると、セイと同様に剣を取った。それにしても、とリョウは溜息をついた。
「(こんなに無力だったっけか?)」
確かに、闇の民は魔法による攻撃を得意としている。しかし、自分も明護神使より“光のチカラ”を授かった筈である。セイのように記憶に封でもかかっているのだろうか、とも思ったところで、何故か、
「(ん?)」
――今朝見た不思議な魚影が脳裏を過った。
剣を構える双子達を見たアリスは、冷笑を返す。
「私に剣で挑もうなんて、愚の骨頂だわ」
アリスは両手を上に挙げ、風属性魔法分子を集めた。来るべき攻撃に、リョウもセイも身構える。
『飛竜の降臨(ドラゴニックアロー)!』
アリスの声に呼ばれて発現した帯状の光が、まるで竜のように暴れ狂っている。あたかも一つの生命体のようなその魔法分子結晶は、さながら双子に突進してきた。全く軌道が読めないその負のエネルギーは、今まで双子達が戦ってきた中で一番強いものだ。リョウもセイも防御はしていたが、そのあまりの破壊力に、暫く身を竦めるしかなかった。
「どうしたの? 故郷に帰りたくなったのかしら?」
アリスは声をあげて笑った。その時だ。
「舐めんな!」
防御の間、機を窺っていたセイがその一瞬の隙を突いて、アリスに斬りつける。その剣先は、アリスの左肩から右頬にかけて大きな傷を創った。
「よくもやってくれたわね!」
アリスは激高すると、簡易魔法球でセイを弾き飛ばした。
「痛っ! ……ん?」
強く飛ばされた割には、セイはあまり痛みを感じなかった。何故なら……
「セイ! 重いっ! それに痛い!」
切実に訴えるうめき声を聞いて、セイはふと下を見た。リョウが自分の下敷きになっている。不意を喰らって弾き飛ばされた自分を、彼が何とか受け止めてくれたのだろう。
「成程。そういう事か」
セイは納得した。それにしても、
「セイ! 見下ろしてないで、そこを退いてくれ!」
必死でもがくリョウを見て、つい、冷笑してしまうのは何故だろう――セイの疑問はなかなか解決しなかった。
その時だった。
「?!」
殺気を感じて、セイはアリスの方を振り向いた。
「どうした? セイ」
リョウは下敷きになったまま問いかけた。セイはさっと飛び起きると、先刻のアリスの見よう見真似で簡易の結界(バリア)を張り巡らせてみせた。
「テメェはそのまま伏せてろ!」
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