設定資料【ダンジョン】編

この作品の中でも、重要なワードである【ダンジョン】


この設定資料は、【ダンジョン】に関わる設定資料を蒐集した回となっております。


一先ずは第一弾ですな。たぶん【ギフト】編も出します。


注意※この資料にはネタバレに該当する記述がありますので、その点を理解の上、この先を参照ください。


◆――――――◆――――――◆――――――◆――――――◆――――――◆



№1【ダンジョン】


概要:【文明の落日】以降、世界中に出現したと思われる、この世界とは異なる法則で支配されている異界の総称。

 その形態は多々あり、大きく分けて【領域型】と【階層型】に分類される。




◆【領域型ダンジョン】・・・一つの領域で構成されたダンジョン。

概要:一つの領域で構成された異界であり、その殆どが島ほどの規模となっている。多くは自然に由来する【ダンジョン】で、大森林、火山地帯、無人島、雪原地帯………etc、と数多くの異界が確認されている。

 出現する【モンスター】の種類は地球由来の動物を元にしたような生物が多く、行動パターンも地球由来の動物を参考にされる事が多い。

 しかし、得られる素材は【モンスター】の部位に限られる為、〝ポーション〟などのアイテム系の【宝物】は期待できない。


補足:攻略の難易度と領域の規模は関係しない模様。



◆【階層型ダンジョン】・・・複数の階層で構成されたダンジョン。

概要:複数の階層で構成された異界であり、ある意味、最も【ダンジョン】という名称に似合っている。その種類は多種多様であり、似たようなものから全く異なるものまで、数多く存在する。

 出現する【モンスター】はゲームに登場するような怪物が多く、伝承・伝説に登場する怪物を元にしているような姿を持つ生物まで存在する。

 得られる素材は【モンスター】の部位から、【モンスター】の用いる武器・防具、全く関係ないポーションなどのアイテムなど、【領域型ダンジョン】に比べて多種多様な【宝物】が得られる。


補足:攻略の難易度によって階層の数は増加する模様。




(ΦωΦ)上記の二つの通り、【ダンジョン】というのは、この二つを基準として名称がつけられており、クランによっては【ダンジョン】を管理、または独占するものまである。

 資源という観点で見れば、【ダンジョン】はこの文明が崩壊した世界において重宝するべきものとして見られる。

 実際、【魔獣】を狩るよりも【ダンジョン】を攻略する方が、安定して得られる資源は段違いだからである。

 【モンスター】という存在の特性上、【宝物】の価値が高いからという理由もあるが。


 次は【モンスター】について、説明していく。




№2【モンスター】


概要:【ダンジョン】に生息する【魔獣】のような存在。死亡した時、その肉体は黒い霧のように消失する。

 一定確率で死亡した後に【宝物】を残す。

 【モンスター】はその種類が多様である事から、系統によって一纏めにされている。

 【動物系アニマル】【魚類系フィッシャー】【昆虫系インセクト】など、これらは地球由来の生物と似た【モンスター】を分類する時に用いられる名称だ。

 しかし、地球由来でない【モンスター】も存在しており、それらを分類する時は【幻想系ファントム】と一纏めにされている。




◆【動物系アニマル】・・・動物を元にしたような【モンスター】の総称。

概要:地球由来の生物と似たような姿形をしている【モンスター】の名称。

 【魔獣】のように異形の姿をしている訳ではなく、あくまでも地球由来の動物の姿形を崩す事なく、一目でそうだと分かる見た目をしている。

 その構造は地球由来の生物から大きく離れている訳ではなく、特徴や特性も似通っており、弱点まで同様である事が多い。

 そのため、安定した討伐方法が確立されているものが数多く存在する。

 陸地に多く生息している。

 得られる素材は毛皮、肉、内臓など。

 落とす【宝物】は薬・料理のレシピなどが多い。


補足:分かりやすい名称が好まれ、結局、英語になった。

(ΦωΦ)他にルビが思いつかなかった。



◆【魚類系フィッシャー】・・・魚類を元にしたような【モンスター】の総称。

概要:地球由来の生物と似たような姿形をしている【モンスター】の名称。

 【魔獣】のように異形の姿をしている訳ではなく、あくまでも地球由来の動物の姿形を崩す事なく、一目でそうだと分かる見た目をしている。

 その構造は地球由来の生物から大きく離れている訳ではなく、特徴や特性も似通っており、弱点まで同様である事が多い。

 そのため、安定した討伐方法が確立されているものが数多く存在する。

 水界に多く生息している。

 得られる素材は皮、鱗、肉、内臓など。

 落とす【宝物】は薬・料理のレシピなどが多い。


補足:分かりやすい名称が好まれ、結局、英語になった。

(ΦωΦ)他にルビが(以下略



◆【昆虫系インセクト】・・・昆虫を元にしたような【モンスター】の総称。

概要:地球由来の生物と似たような姿形をしている【モンスター】の名称。

 【魔獣】のように異形の姿をしている訳ではなく、あくまでも地球由来の動物の姿形を崩す事なく、一目でそうだと分かる見た目をしている。

 その構造は地球由来の生物から大きく離れている訳ではなく、特徴や特性も似通っており、弱点まで同様である事が多い。

 そのため、安定した討伐方法が確立されているものが数多く存在する。

 由来する生物によって生息域は異なる。

 得られる素材は甲殻、体液、内臓、その他(生物由来の部位)など。

 落とす【宝物】は薬・料理のレシピなどの他に加工法の文書などが多い。


補足:分かりやすい名称が好まれ、結局、英語になった。

(ΦωΦ)他に(以下略



◆【幻想系ファントム】・・・この世界の生物に由来しない【モンスター】の総称。

概要:地球由来でない姿形をした【モンスター】の総称。

 ゲームに存在するような姿から、伝承・伝説に登場する怪物に似たような姿まで、多種多様な【モンスター】が存在する。

 ある種【魔獣】よりも異形の【モンスター】もおり、【ダンジョン】がゲームのようだと呼ばれる理由の一つである。

 何を基準にして存在しているのかも不明で、【モンスター】という名称がつけられた所以であるとも言われている。

 〝ファントム〟という名称は、死んだ時に黒い霧のように身体を消失させるから。【ダンジョン】発見当時は混乱を招く要因となったようである。

 分かりやすい姿をしている【モンスター】は、似たような怪物と同じ名称が付けられ、何にも似ていない【モンスター】は、その特徴から名称が付けられている。

 生息域は千差万別。多くが不明。

 得られる素材は【モンスター】由来の部位。

 落とす【宝物】はポーション類など、現実には存在しない魔法のようなアイテムが多い。


補足:その死亡した後の特徴から、そう名付けられた。また、【モンスター】という名称が付けられた理由である。

(ΦωΦ)これ以外にルビが思いつかなかった。




(ΦωΦ)上記の通り、【モンスター】というのは地球に由来するものか、そうでないかによって分類できる。

 言わずもがな、地球由来のモンスターは【動物系】【魚類系】【昆虫系】の三つの系統である。地球由来でないモンスターは【幻想系】と分類され、この四つの系統の中では最も多くの種類の【モンスター】がこちらの系統に分類されている。

 資源という観点では、【モンスター】はそれに適していない。どちらかというと、生物としての資源は【魔獣】の方が適している。

 因みに、上記に記載していないが、【植物系プラント】と称せる【モンスター】も存在するが、取り敢えず【幻想系(仮)】と分類している。こちらは作者の気分次第で、四つの大きな系統の中に追加するかもしれない。


 では、次は【宝物】について説明していく。




№3【宝物】


概要:【ダンジョン】にて入手できる道具、または武器・防具などのアイテムの総称であり、【ダンジョン】が【ダンジョン】と呼ばれる所以の一つ。

 その多くは【モンスター】から入手でき、様々な魔法のような効果を持ったアイテムである事が多い。

 単に【モンスター】から入手できる訳ではなく、ダンジョン内にて発見できる事もある。その場合は〝宝箱〟の時や〝貝殻〟、〝石室〟、〝果実〟など、多種多様な入れ物に入っている。

 しかし、【モンスター】を討伐した方が簡単に入手できるので、実際は入れ物を探すより【モンスター】を討伐して入手する方法が多用されている。

 だが、【モンスター】から入手するよりも、入れ物から入手できる【宝物】の方が高度なアイテムである場合が多く、【宝物】を求める者は入れ物を探す事に集中する。

 つまり、【モンスター】のが【宝物】の価値を上げる要因となっているとも言えるのである。

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