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「僕らは後悔したから来たんじゃなくて、こまくんが連れてきてくれたんだよ!」
「陽向くんは、ここに来て良かった?」
「うん!ここに来て良かった!!みんな大好き!!居れる事ならここにずっと居たいよ!楽しいもん!」
とびきりの笑顔で言う陽向くんを見て、やっぱりこまくんは凄いなぁと思った。
ここに来ているみんなをこんなに素敵な笑顔にするんだから。
「俺もそんな人になりたいなぁ……」
「ふゆと兄ちゃん?」
「ん、あぁ、なんでもないよ?どうしたの??」
「遊ぼー!!」
「あははっ、遊ぼっか!!」
陽向くんに手を引かれ、みんなの元に行く。
「おかえり!うーっし!ドッジでもする??」
「え〜!怖いよ!!」
「かわい子ぶんなよ!あいり強いの知ってんだからな!」
「え、るきってあいりに負けたの…?」
「あの時のるき兄ちゃん面白かったよね!」
「ふふっ、るきお兄ちゃん泣きそうになってたっけ?」
「そうデシタね、るきの泣きそうな顔、面白かったデス。」
「こーくん酷いよ!!今度は負けないから!!」
「絶対私が勝つからね?」
「じゃあまずはジャンケンからだな!」
「3対3だけど大丈夫なの??」
「3対3でも面白いもん!!」
「うん、面白かったよね!」
「人呼びますカ?」
「ん〜…呼べるなら、呼ぼっか!」
「任せてクダサイ。」
「るき兄ちゃんとあいり姉ちゃんは、別々のチームね!」
「よし!チームも決まったし、やりますか!」
「勝つぞ〜!!」
「よーい!ドン!」
みんなで全力で楽しんだ。みんな笑顔だった。
勝敗…?俺が入ってたあいりチームの勝利!
「ま〜た、負けたよ……っ!」
って叫んでたるき、面白かったなぁ。
笑顔で溢れてて、俺も幸せだった。
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