第11話 アヤコとの喧嘩

セレナは目を覚ますとベッドから起きる事にした。

今日はお店の休業日。

だから、ゆっくりとできる。

アヤコはまだ寝息を立てて寝ている。

セレナはアヤコの顔に落書きをしたのだった。

まだアヤコは起きてこないようね。

さて、どうしようかしらね。

お買い物でも行ってこようかしらね。

セレナは着替えるとお買い物に行くために家から出て外出をしたのだった。

今日は近くのスーパーにでも行ってみよう。

安売りしていると助かるのだけれどね。


スーパーに着くとカゴを手に持って店内に入る。

今日は比較的安売りをしているのね。

何を購入していこうかな。

冷蔵庫の中身がほとんどないので買い出しをしっかりとしないと

何もできなくなる。

セレナは店内を一通り見て購入しないといけないのは購入した。

これで家に帰る事ができるわね。

家に着いて中に入るとアヤコが起きていたのです。

セレナの方を睨みつけている。

一体どうしたのだろう……。


セレナはアヤコに聞いてみる事にした。

「アヤコ、セレナの事を睨みつけてどうしたの?」

「セレナ、アヤコの顔に落書きしたでしょ」

「別にいいじゃないの、それくらいは」

「アヤコに対してそんな事をするの? 怒っているのよ」

アヤコが怒っている。

これは相当まずいわね。

謝っても許されるレベルじゃない事はわかっている。

どうしたらご機嫌を直してくれるのだろうか。

セレナは頭の中で必死に考えている。


いくら頭の中で考えても思いつかないから謝る事にした。

「アヤコ……本当にごめんなさい」

と言いながら、頭を下げて謝った。

「あのね、そんな事で許すわけがないでしょ」

アヤコはセレナに近づくと身体を手で叩いてきた。

「アヤコ、何をするのよ、手で叩くことじゃないでしょ」

「五月蠅い、セレナは親に悪戯をしたのよ? わかるよね?」

「わかるけど、手で叩くことなの?」

「貴方は親をなんだと思っているのよ」

セレナは真剣に考える事にした。

間違った事を言うと取り返しのつかない事が待っていそうだった。


セレナは頭の中でよく考えている。

しばらくしてからアヤコにこう言った。

「親は大切です」

「それで? 他には?」

「大事な家族です」

「そうよね、そう思うなら誠意を持って謝罪しなさいよ」

アヤコを怒らせるとこんなに怖いのね。

さすがアヤコだと実感している。

このまま喧嘩みたいな感じだと良くないわね。

しっかりと謝罪をして誠意を見せないといけないわね。


「アヤコ……本当に申し訳ございません」

と言いながら、セレナは頭を下げて謝罪をした。

「わかったのならもういいわ、次からは悪戯しないでね」

「はい、わかりました」

セレナとアヤコはなんとか仲直りをした。

これで改めて一緒にパン屋で働いていける。

セレナが店主でアヤコが従業員だけどね。

それでもセレナは嬉しく感じる。

購入してきた物を早く冷蔵庫に入れないとね。

セレナは購入した物を1つ1つ冷蔵庫に入れていく。

冷蔵庫にすべて入れ終わるとセレナは

「アヤコは今日どうするの?」

「アヤコは家でのんびり過ごすからいいわ」

「アヤコがそうするならセレナも家でのんびりしようかしらね」


今日は二人ともお店が休業日なので家でのんびり過ごす事にするのだった。

明日からはまたパン屋の営業が始まる。

きちんとパンを売って頑張っていかないといけないよね。

経営するのも苦労するのよね。

なんか眠くなってきた……セレナは目を閉じて寝る事にした。

セレナは寝たのね。

アヤコも目を閉じて寝る事にしようかな。

結局、二人とも寝てしまった。

きっと明日の朝までは起きなさそうな感じがする。

二人とも良い夢が見れますように……。

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