第2話 地元の高校

それ以来、俺は自信が持てなくなった。

まぁ仕方ないだろう。

今まで60はあると思ってた顔面偏差値、他人から見たら30しか無かったんだから。

どんだけ自己評価高いんだよって話。


学校で女子からよく見られるのだが、今まではカッコいいとか言われてると勘違いしていた。

実際にはブサイクとかダサいとかイキってるとか思われてるんだろうな。

そう思うと悲しかったし虚しかった。



そして月日は流れ、俺は地元の高校に進学した。

そして入学式の日から女子に話しかけられた。

連絡先も聞かれた。

以前の俺だったら勘違いしてただろうが、今の俺は一味違うぜ。

おそらく罰ゲームだ。


「じゃんけんで負けたやつあそこのブサイクと連絡先交換ね」


とかいうやつだろう。

どうだ!図星だろう?

来世はイケメンに生まれたい、強く願った。

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