少年（セイ）が守護天使となった「ちぃ」と共に成長していく様な物語です。セイや他の同級生との友情が微笑ましく、そして楽しく読むことが出来るのですが…、最後に驚きの急展開を迎えます。これは良い意味で「やられ」ました( ﾟдﾟ)ﾊｯ!

感動できるオススメの作品です！

星也にはちぃという幼馴染みがいた。だが、中学卒業前に彼女は事故で亡くなってしまう。倒れて保健室で目を覚ました星也は背中に羽根を生やした女の子、ちぃと再会する。

守護天使となった彼女の願いを叶えるため、星也は彼女の言う通り行動し、少しずつ人間関係が変わっていったのだが…！？

星也が家庭事情や人間関係の悩みを抱えながらも、少しずつ変わろうとする姿がとてもいいです。最後は涙不可避のラストが待っています！

是非読んで見てください！！

ジュブナイルというジャンルなのでしょうか。
久しぶりに、飽きることなく青春小説を読むことができました。

「天使」と心に傷を持つ少年を中心としたヒューマンドラマ。
悲しいエピソードですら、文章力（表現力？）の高さによって瑞々しい風景を思い浮かべることができます。予想外の結末も明るく晴れ晴れとした読後感を抱きます。
繰り返し読んで、心のなかで大事にしたいと感じる物語です。