ご無沙汰しております~! ぜんぜん小説書いてない西でございます。ひさびさのすなさと節が身体に染み入ります。
ステレオタイプな恋愛描写に考えこんでしまうの、めっちゃわかります。まして子ども(女児)が対象だと、もう、「自称ドS男子はやめとけ」「教師は絶対にやめろ犯罪だから」みたいな、心配しすぎて親戚のつまんないおばさんみたいなことしか言えませんもん。自分が年とってから思うけど、おばさんのおせっかいって愛情ベースだったんだな。それでいて自分もステレオタイプ描写から逃れることはできないという……。
どうせ逃れられないなら、俺のステレオタイプはひと味違うぜ、くらいやがれ、くらいの気概をもって書くのがいいのかもしれませんね。
作者からの返信
西さん、いらっしゃいませ~(*'▽')
>「自称ドS男子はやめとけ」「教師は絶対にやめろ犯罪だから」
本当に、そう思う! 愛があれば許されるなんて、いやいやありませんから!
リアナシリーズ後半で、宝石が盗まれた時に、デイが「リアナなら使用人を覚えていないなんてことは……」と思い返すシーンがあったと思うのですが、ああいう評価がいいですよね~。
なんか、女の子に求められている要素満開の女の子が、そこを評価されても、結局は理想の女の子だったから好きなのか、彼女だったから好きなのか、などとひねくれて考えてしまうのですよ。
>どうせ逃れられないなら、
そう、逃げられないので、開き直ってちょっと違うステレオタイプを書きたいなあと私も思います!
すなさと様。こんにちは。
私も、児童向け、溺愛、と言葉が並ぶと、首をかしげてしまう感覚があります。
溺愛とは。己の全てをかけて、相手に与え、相手を欲する愛。それは「相手の存在を搾取しきる」につながりかねない。怖い、危ない想いでもある。そうですよね。
ううむ。ステレオタイプ、うらがえせば、「可愛い女の子」の裏には、「そう見られることのない女の子」がいるということ。
そんな女の子でも、「きちんと幸せになる」物語に、出会って欲しい、そんな事を、この文章を拝読していて思いました。
作者からの返信
加須さん、こんにちは!
そうなんです。子どもに「溺愛」はダメでしょ、みたいな(笑)
甘酸っぱいやつ所望!
人間の思い込みって、こういう小説やメディアなどからどんどん形成されていくんだよなあと感じてちょっと書かせてもらいました。
そして立ちはだかるステレオタイプ。私もついついそういう展開、キャラ、使います。でも、たまにモヤるんです。。。
俗に言う「可愛い」じゃなくてもきとんとハッピーになれるような話、いつか書きたいなあと思います。
コメント、ありがとうございます!
短編コンテストのお話とは全く違いますが、失礼します。
溺愛って男女間の恋愛よりもむしろドラ息子とか猫とかを猫かわいがりするって言うニュアンスに近いと個人的には思っちゃいました。そして碌な事にならないという……
類語で「まだ」男女間の話になりそうな言葉は「寵愛」ですが、これもまぁ権力者が対象を愛でるという意味ですし。
とは言いつつも男性向け(多分)ラブコメを現在連載しておりまして、それこそ「妖狐の少女が男主人公を溺愛する」というストーリーラインです。ただ……主人公がヒロインを自然に受け入れる筋立てを考慮した結果、主人公も主人公で「無条件に愛を与えてくれる存在に尻尾を振って飛びつくやつ」という心理状態である事が発覚してしまいました。どうやら個人的に、溺愛⇒共依存を連想してしまったようです。
※主人公とヒロインの関係性が「いびつ」である事は、外部からもツッコミが入りはしますが。
私個人は、普段から男らしさ・女らしさについてはあんまり考えないタイプです。まぁ個人の気質だよなぁと思う程度です。
メイン連載「九尾の末裔~」の主人公は時折男らしさに拘泥する部分はありますが、あれも実は男らしさ(笑)に過ぎませんし、モテたいがために女子力が高いし時々女の子に変化する事もあるくらいなので……むしろ中性的な男の子だったりします。
色々と語ってしまいましたが、とりあえず恋愛も人間関係の一種なので、お互い対等に健全な関係が良いよなぁと思っております。
またしても長文失礼しました。
作者からの返信
溺愛については、皆さん思うところがおありのようで(*´艸`)
共依存とイコールというか、密接な関係にあると私も感じるところです。
昨今の溺愛は軽いですよね。なら、ただの恋や愛と言えばいいのになと思ったりします。そうかと思えば、愛情を理由に急に乱暴になったりして、なんとも両極端で。
男らしさや女らしさは、ほとんどの人が普段は気にすることないと思います。でも、全くないかと言えば、私の場合はそういう訳ではありません。
家庭でも職場でも「女である」というだけで、求められることがあるので、小さなことでモヤモヤしますね~。(言っている本人は褒めているつもりだったりする場合もあるので、怒ることもできないし💦)
物語の中にはわりかし何気ないやりとりがたくさんあって、こういう何気ないやりとりが、実は一番危険だよなあっと思う次第です。斑猫さんの言う「対等に健全な関係」というものを築くためにも、こうした思い込みというのをなくしていきたいですね!