ああ、すなさと様もそう思われますか。
けっこう多いですね、タイトルやキャッチコピーにその単語が入っている小説。ここまで多いと、ひょっとしてもう一般的になっちゃったのかと思ってしまうのですが…私はあまり読む気になれません…。
作者からの返信
一般的になっちゃったんですかねえ。でも、なりえないですよねえ。
言葉を楽しみに言葉で伝える活動をしているからこそ、なんというか考えちゃいます。かくいう私も完璧ではないのですが。
ただ、自分が完璧ではないと思えば、少しは考えますし、自重もできるかなと思うんですよ。
以前、人権啓発の市民セミナーにお邪魔したときに、「自分は誰かにキモいなんていう言葉を使ったことがない。でも、自分はキモいと言われる。とても辛い」ということをおっしゃっていた方がいました。
本当にそうだなと。
こうした場をきっかけとして、皆さんそれぞれが考えるきっかけになってもらえたらと思います。
(*´-`)
タイトルに「メス」は確かにうーむ、となりますよねぇ。
文中でも「メス」と使われていたらちょっと嫌な気分になりますし。もっとも、同じ頻度で「オス」も使われていたらまだしもなんですが。
拙作では妖怪を……人間とは違う動物を扱った作品ではありますが、あまり「オス」「メス」という表現は使わないですね。時々「獣妖怪のオス/メス」とか「メス雉」という単語はありますが、下に見ている/侮蔑であると言った意味合いで使う事が多いです。(なお獣妖怪の~の発話者は鳥妖怪であり、鳥妖怪は獣妖怪を見下しがち、というバックボーンがあったりします)
余談ですが……「オス」という表現もすなさと様は不快に感じられるところでしょうか。あんまり「オス」はラブコメでは目立ちませんが(笑)
あと私、思えばネタ的に女狐(♂)とか使ってますね。本来は男子の妖狐が女子に変化しているという意味合いでして……
作者からの返信
斑猫さん、いらっしゃいませ。
いつもコメントありがとうございます。
メスもオスも、使い方ですよね。生物学的にオスだのメスだのって言っているのは問題ないと思うのですが、件のラブコメはそういう意味合いで使ってませんよね。明らかに性的対象としての「メス」。そこには、相手を思いやる気持ちも、あえてこの言葉を使う意図もうかがえませんでした。
「オス」という言葉にしてもそうかなと。使う必然性といいますか。ただ、この線引きについては、人それぞれではあるので、何が正しいかとか、そういう議論はあまりするつもりはありません。
この線引きをどこに持っていくかを含めて、作者さんの考えなのかなあと思う次第です。
ちなみに、私の作品でも「女狐」は使ってますね。こちらは、登場人物が相手を罵るシーンで吐かせています。感情的な怒りを表現したかったという私の意図ではあるのですが。
罵る方法なら他にもあるだろうと、違う表現をされる方もいるかもです。
表現についての議論は至るところで尽きず、悩ましいですね。ただ、言葉に引っ張られることなく、私なりに考えていきたいなと思っています。はい。(*´・ω・)
よくぞ言って下さいました!
応援のハートマークは一つしかつけられませんが、私としてはハートマーク10個くらい差し上げたいです!
「メス」とか本当に読んでいて不愉快ですね。そのうえ、他人を不愉快にさせているのに「このノリが分かんないの?」という押しつけがましさがあると、ダブルで腹立たしいです。
ちゃんと愛ある作品を読みたいですね……。
作者からの返信
ハート10個と言っていただけて嬉しいです!
「メス」は本当にないなと。書き手と名乗るのであれば、言葉の与える影響の大きさを誰よりも理解しているはずでしょうし、覚悟をもって使って欲しいと思います。
少なくともノリで使って欲しくないですね……。
浅慮な言葉を遊び感覚で使うような作品は読みたくないなと思います。