15)初めて終わってみた

 先日、初めてネットで公開した物語を、初めて書き終えました。

 なんというか延々と続きそうな勢いで書いていたんですがね、はたと「誰がこんな素人の話を何十万字も読むの?」と冷静になり、終わらせてみることにしました。あはははは。


 今回書いていた作品は、私の頭の中にある別の物語の一部分を抜き出して書いていたようなものだったので、終わらせようと思えばどうとでも終わらせられると思って舐めていたのですが、終わらせるって意外に難しい。

 なんというか、最後はもう決まっているはずなのに、ことはそう簡単にはいかない。そこに綺麗に着地しないといけないわけで。これがなかなか難しい。はい、書くのが下手だからと言われれば、ぐうの音も出ませんよ。

 そう考えると、完結済をいくつも書いている作者さんは、みんなすごいなあと思ってしまいました。


 また、一年ほど毎週更新を心がけて書き綴ってきました。やってみると程よくプレッシャーがかかり、書く勢いも保持できて、意外と書き進めやすかったです。ただね、仕事も子育てもしているもんで、忙しくなるとやさぐれてしまいます。そこは欠点。

 ノープランで書き綴った一年だったので、後になって「あ、あれ書くの忘れた」「う、これ説明ないままやった」みたいなのもポロポロとあり。起承転結、プラス、つじつま合わせとなると、やはりちゃんと書くって大変です。


 まあ、そんな拙い駄文を書き綴っていたわけですが、それでも書き続けるにあたって、とても大きな力となったのが読者さまの存在です。決して賑わっていたわけではありませんが、それでも更新すると間もなくpvが付く。ああ、楽しみに待っていてくれたのかなと、とても嬉しくなりました。いやね、惰性でしゃあなしに読んでいるかもですが、基本すなさとは前向きなので、「私の作品、待ってもらえてる!」と良いふうにしか取りません! 

 pvが伸び悩み、ヘコむ日もありました。でも、こうして振り返ってみると楽しい一年だったと思います。


 というわけで、ひとまず書き終えて、今は気になっていた作品を読んだり、番外編をのんびり書いています。追い立てられないって楽だ。

 で、ついでに別立てで書いていた番外編を本編に組み込もうと考えていました。ところが、完結した状態で新エピソードを増やせないということに先日になって気が付きました。


 ええっ! そうなの?? そんなもんなの?! (;゚Д゚)ウソヤロ 


 ちなみに、下書きだったり、いろいろ書き殴った文章の避難場所にいくつかエピソードの余分が3つほどあり、とりあえず番外編はその一つを使いましたが、これ以上は増やせない。


 皆さん、完結ボタンは計画的に。

 でもだって、頑張って完結したんやんか。完結ボタン、押したいやんか。


 とはいえ、どうするかな……。困ったな。

 どなたか、完結から連載中に戻した方いらっしゃいます? 「完結→連載中」「連載中→完結」で、読者さんには何か通知がいくのでしょうか??

 できれば、新たに書いた番外編の公開以外はこっそり作業したい。知っている方、ご教示願いますう~。

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