初めてコメントさせていただきます。
「異世界物」の定義がいまひとつよく分かりません。
「私たちが生きている世界以外のこと」を舞台に書かれた物語のことをそう呼ぶのなら、「ハリーポッター」「グイン・サーガ」「十二国記」「指輪物語」などは全部「異世界物」に入るということになりますよね?
「カクヨム」では自分の作品のジャンルを選ぶのに少し悩みました。
「ファンタジー」のジャンルは「異世界ファンタジー」と「現代ファンタジー」の2つです。現代ではないので「異世界ファンタジー」を選んでいますが、そもそもファンタジーって「ここにはない世界」のお話のことだと思っていたので、あらためて「異世界」とつけることになんとなく違和感があります。
個人的には「小説家になろう」の「ハイファンタジー(現実世界とは異なる世界を主な舞台とした小説)」と「ローファンタジー(現実世界に近しい世界にファンタジー要素を取り入れた小説)」の呼び分けの方がすんなりと受け入れられた気がします。
それと、昨今の風潮では「異世界」と聞くと「転生物」のイメージがあるので、余計悩むのかも知れません。
その時流行っているものには、流行るだけの理由があるのだと思います。
私の作品よりたくさんの人に読まれている作品は、やはり私の書いたものより魅力があるのだとも思っています。それをテンプレと貶めるというのはやっぱりちょっと違うな、とも。
でもその上で、私は私の書いてる世界の一番のファンなので、それが流行りに乗れなくても、つまらないと言われても、やっぱりこれが私の世界なので、頑固かも知れませんが、私の作品が一番おもしろいのだ、との気持ちで書いていこうと思います。
もちろん、文章的なご指導や、誤字や書き間違いなどを教えていただけることは感謝し、素直に受け入れますが。
何より書くのが好きで、幸せで、そしてもしも、読んでいただけて、共感いただけて、私の世界が好きだと言う方の声が耳に入ったら、私の生み出す登場人物に魅力を感じて下さる方がいらっしゃるなら、これ以上ない幸せだと思っています。それはここに自分の世界を展開されていらっしゃる方、みんなの共通の思いなのでしょうね。
作者からの返信
小椋さん、はじめまして。
読んでいただきまして、ありがとうございます。
ここで私が言及している「異世界モノ」とは、いわゆる異世界へ転生する物語全般のことを指していますが、「異世界の定義」についてのご指摘は私も大いに頷くところです。異世界とは、現実とは違う世界ということになるのでしょうが、あくまでも私たち目線からの言葉であり、そこに住む人たちにとっては現実であり「異世界」ではありませんからね。
小椋さんはの自分の作品を書くことに対する姿勢はとても素敵だなと感じました。
自分の作品に愛着を持ち、書くことに幸せを感じて活動を続けることはとても大切なことであると思っています。
ここはカクヨム、カクこととヨムことが大好きな人のたまり場。
皆さんの書く作品に幸あれです!
異世界物の興隆は、現実世界での諦め…とどこかリンクして
いる様な気がします。せめて小説の世界でチートしてみたい…。
そんな感じですかね。
個人的にはフランクルやニーチェに代表される
運命愛をテーマにした作品が出れば良いと思っていますが、
見かけないですね。
我々は自らの【運命】に試されている存在である。
我々は自らに絶望するかもしれないが、運命は我々に
絶望したりは決してしない。
この糞みたいな運命…。
ならこいつにあえて一発ぶちかましてやろうではないか!
運命よ、私はお前の挑戦を受け止める。
糞みたいなお前に決して負けたりはしないと!
あえて言おう、私の人生はYESであると!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
私の人生はYES、本当にそう思います。
思い通りにいかないことたくさんあります。挫折だって、ほとほとあります。
でも、だからと言って、今までの努力が無意味だったとは思いません。
何か必ず自分の糧になっているはず。
だからこそ、声を大にして言いたいですね。全ての人にYES!!と。
昨今の異世界転生ものを読んでいないので、それらの作品そのものについてはなんともいえないのですが、流行の背景は、たしかにそうかもなあと思います。
ああいったジャンルを好む人たちへの視線に、すなさとさんのような角度も大切かなあって。
ちなみに私は、なにかの批判を見ると、どんなものでも「批判されている側」に自分がいると感じて傷つく、というよくわからない思考回路です。
そのため、カクヨムは楽しいけれど、うん、生きづらさが増すことがよくあります。いろんな場所で( ;∀;)
作者からの返信
吉敷さん、こんにちは。
月と蜂蜜、楽しく読ませてもらっています。
異世界モノ全てがそうだとは思いませんが、ここまでの流行には今の世相が少なからず影響があるのかなと。あと、ゲームやネットの普及もありますかね。考え出すとキリがない(笑
吉敷さんは、人一倍、共感をされる優しい方なんですね。共感をするというのは、嬉しいことでもそれなりにエネルギーを使うことだと思うので、それが批判などの辛いことだと本当に気持ちが疲れてしまうと思います。
生きづらさが増して疲れた時は、思いっきり休んでください!
いいんですよ、休んで。弱音だって吐いても。
実は進むことより休むことの方が難しい。
今ある自分はそのままに(だって、どうしようもないですもん)、お互い休み上手にやっていければいいですよね。
というわけで、私、明日は休みます! ええ、きっちりと。
度々失礼します。
異世界作品が氾濫する動機については、ご指摘になるほどと共感しながら拝見しました。
とはいえ多数ある作品の中には、あちらこちらに疑問を抱いてしまうものも少なくないと思うのですが、そのなかから選ばれる作品には評価されるべきなにかがあるのだろうとも思う次第です。
また、社会派ドラマや難解なミステリではなく、パターン化した勧善懲悪時代劇が見たいときもある。同じように、いわゆる異世界モノが求められても良いように思うのです。
数多ある作品の中から、好みに合う珠玉を見つけ出すのは間違いなく大変だなとは思うのですけれど。(あるいは、そのための「本棚」企画かもしれないですね。)
作者からの返信
これだけ異世界作品が流行るということは、時代のニーズなんだろうなと考えています。異世界モノの存在を否定しているわけではなく、この流行はなんだろうなと思い、自身の考えを書いてみた次第です。
あくまでも社会的な事象としての私の考察と思っていただければ幸いです。