幸運
こちらを見つめたまま
去って行く幸せを
追いかけようと藻掻いて
更に落ちてゆく
何故あなたに注ぐ幸せが
私から逃げた幸せなのか
それは私のものだった
手に取る人がいるなんて
夢にも思わなった
追いかければ手に入ると思っていた
それを希望と呼んでいた
貴方に注がれた幸せは
私が逃がした幸せなの
永遠に攫われた幸せは
手を伸ばす如きでは手に入らない
ただ死ぬまで溺れるだけ
未来はもうそれだけになった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます