冷却機関

憧れた

燃えるほどの熱をもって

焦がれる程求めて

未来のすべてを

夢に見た


冷水を

掛ければかけるほど

少しづつ熱は冷め

あの熱さは夢だったのかと思う程

遠くなった


それでも輝きは失せず

記憶も薄まらない

求めたことは絶対的な事実


例え欠片も残っていなくても

あの身を焦がす思いは

幻なんかじゃない




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