調号で、増えていくフラットの法則性についてです。ハ長調には調号がありません。フラット1つの調号の長調は、ヘ長調です。ファ、英語だとFから音階の始まるヘ長調です。ドシラソファと、ドから、完全5度下がると、ファになります。ヘ長調では、シにフラットが付きます。では、フラット2つの長調は何調で、フラットがどこに付くかといいますと、ヘ長調から、完全5度下がります。ファミレドシ、ファとシの間を完全5度にするため、シは、フラットを付けて、シのフラットにします。シのフラットから始まる長調、変ロ長調が、フラット2つの長調です。フラットはどこに付くかといいますと、ヘ長調で付いていたシのフラットはそのままで、シのフラットより完全5度下の音が、2つ目のフラットです。シラソファミと下がって、ミのフラットが、2つ目です。変ロ長調には、シとミにフラットが付きます。短調も、法則性は同じです。イ短調には調号がありません。ラから、ラソファミレと完全5度下がって、レで始まる短調はニ短調で、フラット1つで、シにフラットが付きます。では、フラット2つの短調は、ニ短調から完全5度下がってレドシラソ、ソで始まるト短調です。ニ短調の時に付いたシのフラットはそのままで、シから完全5度下がったミの、フラットが、2つ目の調号です。