第20話 調号

調号について説明します。調号とは、長調、短調の基本の調子を保つため、例えば長調なら全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音の音程で上がっていく音階にする為に、ピアノでいえば黒鍵を使わなくてはいけない時に、楽譜の、五線の左の方に初めから書いておく、シャープとフラットです。ハ長調は調号が必要ありません。ピアノでは全部白鍵を使います。ニ長調だとファとドにシャープを付けると、全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音の音程で上がる長調になるので、楽譜では五線の左の方に、ファの位置とドの位置にシャープを書いておいて、その曲では、全部のファとドにシャープを付けて、弾いて下さいという、指示になります。短調にも調号を付けることが出来ます。ラから始まる音階のイ短調には調号がありません。短調の音階は3種類あることを前回説明しましたが、自然短音階を基準に調号は考えられています。例えばシから始まる自然短音階には、ファとドにシャープを付けると、短調の基本の調子、全音、半音、全音、全音、半音、全音、全音になるので、調号はファとドにシャープが付いています。ロ短調です。ロは、英語ではBです。

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