第8話 6度の音程

6度の説明をします。6度には長6度と短6度があります。6度の音程の音を同時に鳴らすと、長6度と短6度は、両方とも、綺麗な響きですが、明るいか暗いかは分かりません。2つの音以外のもう一つの音が加わると、響きとして明るく感じたり暗く感じたりします。短6度より長6度の方が半音分広い音程です。ドを下の音とすると、ラは長6度で、ラのフラットつまりラのすぐ左の鍵盤の黒鍵が、短6度です。短6度より狭い音程だと固い感じのする響きになります。例えば下がドで上がラのダブルフラットというフラットより更に半音下がる記号が付くと、ラのダブルフラットとソは同じ鍵盤になり、ドとソを弾いているのと同じになり、固い響きになります。ドとラのダブルフラットは短6度より狭い6度です。短6度より狭いので、減6度、読み方はげんろくど、となります。響きは、固い響きで、完全5度と同じ響きです。また反対に長6度よりも広い6度は短7度と同じ響きのする増6度、読み方はぞうろくど、となります。7度の説明は、また後でします。6度には、完全という言葉は付きません。長と短が付くか、4度や5度の様に完全が付くか、どちらかです。増と減は、全部に付けることが出来ます。

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