第7話 4度の音程、5度の音程 補足
前回、4度と5度の音程の説明をしました。4度と5度は、下の音が黒鍵でも作れます。下の音をドのシャープにして、上はファのシャープにすると、固い感じの響きがする完全4度になります。増4度になると変な感じのする響きになることは変わらないので、完全4度より半音分広くすると、例えば下がドのシャープで上をファのダブルシャープという、シャープより更に半音上げる記号にして、その2つの音を鳴らすと、増4度になり変な感じの響きになります。ファのダブルシャープは、白鍵のソと同じ音なのですが、ドのシャープを下にして、上がソだと、5度になってしまうので、ドのシャープの増4度上というのは、ファのダブルシャープのことです。今度は5度の説明をしますと、ドのシャープの5度上の、同時に鳴らすと変な感じの響きになるソは減5度の音です。ソの音を半音高くしてソのシャープにすると、ドのシャープとソのシャープの音は固い感じのする完全5度の響きになります。
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