第6話1-5

その後。……問題は何も起こらず無事に帰り着くことができた。


この本によると……

この世界に魔法は

2種存在する。

   


脳内の

魔導演算領域マギウスコンピュータ

構築した魔法陣を自分に作用させる

自己完結型セルネード


構築した魔法陣を外部に作用させる

外部作用型エクセプト


自己完結型セルネードは完全無詠唱


外部作用型エクセプト

言霊鍵キーワードによって魔法陣を起動させる。

外部への放出媒体として杖が必要のようだ。


…あれ?クリスさん、杖持ってなかったぞ?


魔導演算領域マギウスコンピュータ

生まれつき大きさが決まっていて、

容量キャパシティが大きいほど処理速度があがる。

そして…魔力。これは、増やすことが

できるらしい。


魔法陣。これは……

まるでプログラムのようだ。

 属性式 形状式 動作式 の

3つの魔法式エンブレム

構成されている。

威力が大きくなるほど魔法陣が複雑になる。


炎弾ファイアーボールならば

属性式 火属性

形状式 球

動作式 着弾後爆散

という魔法式エンブレム

組み合わさって一つの魔法陣をなしている。


つまり、魔法式を覚えたら組み合わせは

100万通りってことだ。

よし、全て覚えてしまおう!!


それから3年の月日が流れた……

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Gunner of Magic Sura-Iti @suragaya

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