第2話 チルノとの初めての出会い

足音がしたので顔をあげた。すると

「なに勝手に人の敷地内でねてんのよ!」

チルノだ!夢にまで見たチルノだ!

だけど眠さのほうが上で

「別に良いじゃん、眠いからお休み」

「あたいを無視したな!まったく!人間のくせにあたいに歯向かうなんていい度胸ね!

食らえ!氷符パーフェクトフリーズ!」

「ふあっ!?」

眠さに支配されていた俺でもさすがに生命の危機を感じたので逃げようと思ったが間に合わなかった。

「うわぁーーー!」

「ふん、どうだ?あたいの技痛いだろ!どうだ?なにか言え!」

返事出来るわけがない。妖怪同士の戦いでも生き残れる威力を生身の人間にぶつけられたのだ

こんなの死なない訳がない。

「お、おい!死んでないよな!それはこまるぞ!こんなので死ぬなんて許さないからな!」

そのままチルノは自分の家に連れて帰り一生懸命治療してくれた。

そして俺が目覚めたのは一週間後だった

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