第1話 ようこそ!幻想郷へ
「ここは…どこだ…?」
記憶がない。自分がどこにいるかわからないしどこから来たかもわからない。
「ちょっと!なにしてんのよ!」
「誰ですか?」
「いや、こっちのセリフよ!だってあなた博霊神社の正門でいきなり倒れてるのよ!顔も見たことないし!」
そんなこと言われてもこっちだってこまる!
「とりあえず僕はだいすけと言います。あなたは?」
「私は博霊霊夢。博霊神社の巫女、みんなから霊夢と呼ばれてるわ」
「ちなみにここはどこですか?」
「どこって博霊神社だけど」
「そっちじゃなくて、この世界のほうです」
「この世界って幻想郷のこと?」
「そうです!ここは現実ですか?」
「ここは幻想郷、妖怪たちの世界ね」
幻想郷!?話には聞いたことがあるけどあれってアニメの世界のことじゃないのか?てことはおそらくチルノもいる…
「現実とは違うんですか?」
「もしかしてあなた人間界のひと?」
「人間界ってなんですか?」
「人間界っていうのはあなたと同じっぽい人間がすむ場所。そことは通常博霊大結界がしきられてるわ。そこを通り抜けられるのは特別な力を持つものだけよ。どうやってはいってきたのよ?」
「それが覚えてないんです」
「そうなのね…」
なんだかわからないけどとにかく幻想郷に来たみたいだな!やったー!
「霊夢さん!ありがとうございました!」
「ええ、こちらこそ自己紹介ありがとうね」
神社を離れて結構うろついたけど本当になにもないなぁ。そろそろ夜だし野宿しかないか。
ちょうどそこに綺麗な湖があったのでそこで寝ることにした。
「あ~あ久しぶりにこんなことするなぁ」
だけど意外にひんやりした空気で寝心地がよく、うとうとしていた
トン、トン、トン
「こんな夜遅くに誰だ?」
目をあげた先には夢にも見た人がいた
第2話へ続く
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます