中世のような世界秩序の中で起こった悲劇……。良くあるようで違ったのはサーシャの能力だった訳ですね。
確かにこんな過去ならば考え方自体が変化してしまうでしょう。善ではないものの常に生まれ得る可能性がある悪と言った印象です。ヴァリーなら寧ろ好感持って褒めそうな気もしますね〜。
その過去のせいか憎めない人物になっているのもまた魅力と言えるのではないでしょうか。
とはいえ、彼女の行動で一般人が犠牲になるのもまた望ましくない結果。シビアな状態からどう結末まで繋げるのか……ワクワクしてしまいます。
(≧∀≦)
作者からの返信
赤村嬉享様 いつもコメント有難うございます!
はい、昔にはよくある事で、本来ならそのまま人生が終わって、また輪廻の輪に戻るはずでしたが、彼女の能力とまわりの色んな要因が絡まって、生き延びながら生まれ変わるという事になりました。
妖精が時には酷いイタズラをするという伝承のように、
もう他人に支配されずに、気にかけずに思うままに行動することをよしとしてます。
仰る通り、ヴァリ―ならその精神を褒めてますね。
倫理観は別として(あれっ、ヴァリ―に正しいと言える倫理観はあるのか……?)
本当はそろそろ日常に戻したいところですが💧、きっちり彼らのそれぞれの運命を示さなくてはならないので、まだダンジョン編続きます。
宜しければこれからもお付き合いお願いいたします。
悲しい結末が確定している過去話。
読むのも辛いのですが、ついウッカリ引き込まれてしまいました。
刑場の雰囲気と描写は特に、体感してるような程でした。
ゴッホの絵のような~が、すんなり入ってきました。
まさにそんなイメージだったので、そこの例えは無くても伝わると思います。
ドロドロとしていて、気分が沈みそうな表現力でした。
帝国は彼女を奪い返しには来ないのですね。
アレクサンドラには逃げ切って欲しいです。
サメを巻き込んで、兵隊を蹴散らして貰いましょう。
作者からの返信
とぶくろ様 いつもコメント有難うございます!
ご気分を落とすような内容で済みません💧
彼女がどうして今のようになったか、描きたかったものですから……。
『ゴッホの絵』の表現は蛇足でしたかね(^^;ゞ
本当はムンクの『叫び』の方が場のイメージに近いのですが、あれは波打っていて、渦を巻いてないので、ゴッホにしました。
でもゴッホの渦は本当はドロドロじゃないんですよね……。
う~ん、もしかすると後で訂正するかもしれません。
『帝国側』の件、入れ忘れておりました(゚Д゚;)!!
もちろんそのまま放っておかず、刺客を送り込んできてましたが、彼女の知らないところで阻止されてます。
教えて頂き有難うございます。加筆します。
私もそろそろ日常編が懐かしくなってきました(^_^;)
でも、このダンジョン編が終わらないと戻れないので、警吏たちに緩みパートをやってもらいます。
アレクサンドラたちが今後どのような運命を辿るのか、宜しければお付き合いお願いいたします。
遅ればせながらのコメント失礼します。
明らかになったサーシャの過去。そしてロイエとの出会い。
因縁めいたものを感じます。二人とも裏切られてひどく傷ついて、この世界の社会そのものに何の価値も見出せなくなった人たちだったんですね˚‧º·(˚ ˃̣̣̥᷄⌓︎˂̣̣̥᷅ )‧º·˚オゥ……チ
国に翻弄されて命を狙われて。
うん、国を捨ててよし! テロリストと違って無垢の人を傷つけているわけじゃないから、多少非合法なことをしてでも生き延びて欲しい。
精霊と霊と人間って関係を描き出されていたのには驚きました。
こう見ると人間の社会が薄っぺらに見えてきます。サーシャはもうこの薄っぺらい社会では生きられないのでしょうね。( ; ; )
心配なのは何も報われないままサーシャやロイエが終わってしまうこと。
引き継ぎ見守りたいです。とても感銘を受けました。
引き継ぎ楽しませて頂きます^o^
作者からの返信
カダフィ様 こちらこそいつもコメント有難うございます!
サーシャやロイエにも心をかけて頂いて嬉しいです!
仰る通り彼女らは、色々な不遇で人生観が変ってしまいました。
今回は彼女達の立場から見た現実ですが、こういった国家主義や倫理観の違う社会では、このような憂き目にあうことは少なくありません。
そうしてサーシャは元々自然霊的な感覚が強かった性質。
これをきっかけに人社会の観念から外れてしまいました。
もう自由に気の向くまま行動し、嫌な輩には誰それ関係なく制裁をくわえる愉快犯的存在です。
今回は自分たちを追ってきている貴族以外に、結果として他の一般人も巻き込んでおりますが、彼女たちからすれば、貴族たちに手を貸した=追手としか見えないのかもしれませんね。
彼女達には彼女たちの道理がありますから。
とはいえ、人社会にいる限り、いつまでもそれが許されるはずがありませんので……💧
でも、それはそれとして、最後は何かしらの救いは入れたいと考えております。
どうか今後ともよろしくお願いいたします。