第21話EWG

本日5回目のダンジョンをクリアしてptが2130になった。


ガチャを回そうと思ったが、今日の運をマリヨンを引くのにすべて使ったので、後日に回すことにする。


俺はそのまま寝た





APが220に溜まった。

だが、APで買えるものがいくつかあるので、その施設をまず買いたい。

だから、APは貯めることにする。


サピは昨日からずっと何かをしているのだが、『できるまで』といい全然内容を明かしてはくれない。


掲示板を見るとサピは普通にユーザーの人たちと会話をしている。

前まではQ-SAPIとつけないと反応しなかったのに、今では普通に話題を振ったりお話をしたりしている。


サピの見た目は公開されていて、みんなサピの顔が分かっている状態で話している。

ボイスなども公開されており、10秒ほどの『おはよう』『おやすみ』と言った一言だけの動画が見れたりもする。


サピはノリノリでボイスを取ってたりしている。

無邪気でかわいい



俺はパソコン(自宅防衛で買ったやつ)を使い、動画配信をする準備をした。


俺は〚碧|AO〛という名前で動画配信をしている。

登録者数は8万人ほどで、一応プロゲーマーでそこそこ認知度は高い気がする。


俺は配信を開始した。


「やっほ〜みんなおはよう。碧です。今日はいつもどおりEWG(end world game

)やっていくぞ。」


EWGとは滅びかけた世界を最後の一人まで生き残るバトル・ロワイアルだ。

設定が謎なのにゲーム自体のクオリティーが高く、今最も暑いゲームの一つだ。


遅い

遅すぎでは?

1ヶ月開いてますよ。

配信しろ


「みんな温かい言葉をありがとう。無理するなだなんて」


目機能してる?

そんなコメ一つもないんだが…

碧くんが配信してくれてお母さん嬉しいよ‥


「…まあいいや。でも動画あげただろキル集1分ぐらいの」


それとこれとは別

配信・配信


「とりあえず今回は、でかいにダンジョンができてスキルを入手したから、それがどのくらい影響するのかを確認したいから、とりあえず使う武器はタガーナイフメインで拾っていこうと思うよ。」


やっぱ化け物だわ

FPSもどきゲーで超至近距離武器をメインで使うのはこの人だけ

でもタガーナイフって投げれる

↑めっちゃ落ちるから普通は当たらんよ普通は

でも当たるんだな何故か


「では〜スタート!!」


俺は開戦を押し、ゲームを始めた



このゲームはランダムな場所に転移してそこから敵を倒していくというゲームだ。

武器や道具はそれぞれ重さというものがあり、その重さを超えるものを持っている場合、動く速度がだいぶ遅くなる。


カバンなどのアイテムがあるのでそれをひろうと持てる量が100から200になるのでお得だ。


だが、どうしても100を超える量を持つと足が少しだけ遅くなってしまうので見極めが大切だ。

何を捨てて何を持つのか


「いいところに転移したじゃん」


ここって外れじゃない?

残念碧にとっては当たりなんだよ

まあここは近距離武器多いからな…


「タガーナイフゲット!幸先いいな」


俺は転移した家の中を漁っていく。


「足音する隣の部屋かな?」


俺は今使っているユニットのスキルを使う。

このキャラはシェドーというキャラで忍者をモチーフにしたキャラだ。

能力は移動速度を5秒間200%アップ(クールダウン1分)と身代わりの術(倒されたとき1度だけ体力10で相手の後ろに移動する。)

というスキルがあり、最後の一つが、


透過 つまり、壁を通り抜けれるようになることだ。ちなみにこの技は特殊で、敵を一体倒すと10秒使用できる


俺は落ちていたボムで壁を破壊した。

そしてタガーナイフを投擲し、敵に当たったタガーナイフをもう一度拾い、敵に突き刺した。


「よし、1キル」


敵を倒せた。



_________________

諸事情により少し投稿頻度が落ちていますが、来月の7日からは通常通りの予定です。

ご迷惑をおかけします

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る