第11話世界は再度アップデートします
今回は短めです
_________________
朝の10時に目を覚ます。
『ご主人さま起きましたか?』
サピが起きたかどうかの確認をしてくる。
「今起きた…おはよう…」
『おはよう御座います。ご報告しますね?ここまでのサイトのPVは823万4968です。スキルの情報提供は453個。職業の情報提供は231個です。アカウント登録は21万6245。公式twiterの投稿のリツイートは2万を突破しました。』
「1日で!?」
『1日です。』
スキル、職業の情報提供は、アカウント登録をしていれば1000ポイントそのアカウントに追加される。
同じ情報が同時に来た場合は1000ポイントを割り勘して追加される。
『支援金ですが、今、18万4300円です。』
やばいな…
情報はカネになると聞いていたが、予想以上の金額に少し焦りを感じる。
pvが多いのは単にスキル一つ一つ職業一つ一つに一つのページがあるのでおそらくそれだとしてもアカウント登録の数はおかしい。
最低でも20万人の人が訪れているようだ。どうやったらそんなに利用者が稼げるのだろうか…
『最後にご報告が1点あります。今朝ニュースにて紹介されました。』
それだわ……
今朝のニュースでこのサイトのダンジョン分布などを専門家が考察するという場面があったようで、そのときに紹介されて一気に利用者が現れたのだと思われる。
◆
ご飯を食べた後、サピがまとめてくれた情報を見る。
ちなみにご飯は、朝ごはんセット(1200G)だ。
バランスが取れていてなおかつ朝に食べやすいものが取り揃えてあった。
うまかった。
サピのまとめてくれた情報は多すぎてめちゃくちゃ時間がかかった。
読み終わったときには12時ちょっと前になっていたので、お昼セットを600Gで買い、見逃したアニメを見た。
『《ワールドニュース》ただ今よりアップデートを行います。アップデート完了。アップデート内容はステータスよりご覧ください。』
「アップデート?」
この世界にそんな要素ってあったけ?
いや、あったか、ダンジョンも一応アップデートのうちに入るのかな?
「よくわからないしステータス。」
『メッセージを受信しています。開きますか?』
〚YES〛〚NO〛
『メッセージを表示します。』
「サピも見てくれ」
そういい、カメラを持ってきて、ステータス全体が映るようにカメラを固定する。
_________________
本日7月31日12時のアップデートについて
地球に出現しましたダンジョン及びステータスにアップデートを施します。
主な変更内容は以下7点です。
●イベント『真夏の肝試し』の実施
●ステータスに機能の追加
●フレンド機能の追加
●パーティー機能の追加
●クラン機能の追加
●ダンジョンの出現率の変更
●宝箱の追加
《イベント『真夏の肝試し』について》
イベント期間:8月1日00時00分〜8月14日00時00分
イベント内容:死靈系統が出現するダンジョンの出現率の上昇(0,5%⇒90%)
死靈系モンスター及びダンジョンを攻略したときにイベントポイントを入手。モンスター1体は1ptダンジョン一つ攻略に付き20 pt
ランキングの実施期間中のポイントに応じてランキングが表示される。最終日の累計ランキングによってアイテムや称号がもらえる。
入手したポイントはイベント画面のアイテムショップでアイテムと引き換えることができる。
《ステータスに機能の追加》
ステータス画面からイベントやフレンド、パーティー、ギルドなどの画面に移動できる。(イベントというだけでも移動できる)
スキルの効果を長押しで確認可能にしました。
イベントなどで入手したアイテムはメールボックスに表示されるようになりました。
《フレンド機能の追加》
人のID(30桁の英数字)を入力して人にフレンド申請できる。
フレンドとはチャットができるようになり、相手の戦力、称号が見れる。
《パーティー機能の追加》
6人でパーティーを組んでダンジョンに挑戦できるようになる。
パーティーを作った人がリーダーとなり、フレンドを招待できる。
パーティーでは経験値は等分され、イベントptはダンジョンを攻略したときのみ等分される。
《クラン機能の追加》
自分たちだけのクランを作れる。
クランの作成はステータスからでき、クランを作成するには魔石を1000個消費する。
クランにはレベルがあり、倒したモンスターの経験値のごく一部が、カウントされる。
クランチャット機能解禁
《ダンジョンの出現率の変更》
ダンジョンの攻略速度が予定を上回っていたので、ダンジョンの生成速度を200/hから400/hに変更
難易度は下級80%中級20%上級0,01%超級0,0000001%
《宝箱の追加》
ダンジョンなのに宝箱がないという不満を多く寄せられましたのでダンジョンクリア時、10階層ごとに1つ宝箱を設置しました。
基本武器などのカードが入手でき、『使用』と念じることでダンジョン内に限り『顕現』できる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます