第9話サイトを作ろう
AIをパソコン(なれないから呼び方をこれにした)にダウンロードさせないといけない。
AIを買ったときに、15×5センチのUSBもどきが出てきたので、おそらくこれを使うのだろう。
パソコンにどこかさせそうなところがないか探してみる。
「やべ、この中涼しい」
冷却装置という名の冷房のおかげでパソコンのケースの中は少し涼しいくらいの温度だ。
パソコンケースは横2メートル縦1,5メートル高さ2メートルと、広い。
その中で3分の2ほどの側面はパソコンに関する回路で埋まっているのでこの中のどこかから探さないといけない。
3分ほど探して、ようやく見つけた。
入り口のすぐ近くにあり、大体の外部からの出力はココから挿すことができるように親切な設計になっている。
(ちゃんと説明書にも書いてありますが覚えてないだけです。)
同じ形のものを見つけ、
「挿入!」
挿し込む。
するとさっきまで暗かったパソコンに一気に光が灯った。
外に出てみると大きいモニターも電源が入っているのか点いていた。
「コンセントなんて挿したっけ?ああ、発電機」
パソコンに内蔵されている発電機でかで稼働させているのだと理解し…ようとしたら無理だった。
「モニターワイヤレスじゃん…どうなっているんだ?」
謎パワーということにしておこう。
じゃないと頭が持たない。
すると、モニターに文字が表示される。
『すみません付属のスピーカーつけてもらっていいですか?』
「わかりました。」
俺は『付属19』と書かれている箱からスピーカーを取り出す。
これもモニターと同じで壁にかけれるやつかな?
後ろとか似ているし…
スピーカーは2つありそれぞれ2枚のモニターのとなりにつける。
((■⬜⬜■)こんな感じ黒スピーカー白モニター)
『あっあっ聞こえますか?』
スピーカーから綺麗な女の子の声が聞こえてくる。
「聞こえてまーす」
『すみません、付属のマイクもセットしてそこに話しかけてくれますか?
聞こえませんので。』
「わかりました~」
もう一つの『付属20』と書かれた箱を開け中からマイクとヘッドセットを取り出し、マイクの電源を入れる。
「あっあっ聞こえてる?」
『聞こえてますよ』
どうやらこれでいいみたいだ。
『では初期設定に入ります。
まず、お手元のヘッドギアを頭に装着し、好みの女の子を想像してください』
「なんで女の子なんだ?」
『男の子が良いんですか?理由はこのデータの中に女の子のデータしか無いからです。』
俺は言われたとおりにヘッドギアをつけ、好きなタイプというよりストライクゾーンの女の子を想像する。
『生成します。生成しました。表示します。』
モニターに俺が想像していたものと近いどちらかと言うと理想に近くなった女の子のアバターが表示される。
『こちら等身大モデルとなっています。これで確定しますか?』
「確定」
『確定しました。』
アバターの女の子は金髪の美少女で、身長は155センチでその腰近くまで金色の綺麗な髪が伸びている。青色と黄緑色のオッドアイで、スラリとした体型に小さすぎず大きすぎない(C)胸の膨らみがある僕の好みの姿をしている。
だが、服を着ていない。
「チョットなんか着て!」
『わかりました。デフォルトとして搭載されている衣装を着用します。』
一瞬で白色の布をまとった。
余計エロい気がするが、さっきよりは俺の心臓に優しい。
『次に名前を決めてください。』
名前か…呼びやすい名前がいいから2文字くらいの名前だと良いな。
「サピってのはどうだ。」
『私の名前わ今日からサピです。』
サピはスーパーAIから、スーパーをSPとおきかえ、AIとSPの順番を入れ替えただえと安直だが、俺が名前をつけるとこれ以上ひどくなりそうなので決定だ。
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作者はDカップが好みです。(聞いてない)
★100突破!!!!ありがとうございます。
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