第15話 山系アスリートのパラダイス
格闘技系や競技系アスリートの転生パラダイスが用意されたのを見て、今度はフィールド型魂たちが 自分達のパラダイスが欲しいと言い出した。
・山系アスリート
登山型:常に難易度の高い山に登りたい型
チャレンジすることに生きがいを見出すタイプ
ロッククライミングタイプもあり
・滑空系アスリート
いやいや 山は登るのではなく、気流に乗って空を舞うためのジャンプ台だよ
・雪系アスリート
雪山こそが素晴らしい! スキー スノーボード 滑るの最高♫
山一つとっても そこに見る夢はひとそれぞれ
この魂たちは 冒険や景観を求める魂たちとは 山に求めるものが根本的に違っていた。
・幸か不幸か 神々の中には 山大好きで山岳世界を作ったのはモノの、住民がいなくて困っている神がいた。
そこで 気象・地学などなどの専門魂や 元登山家として自分の人生に満足しつつも最後は遭難と言う形で人生を終わらせたがゆえに昇華しきれなかった魂たちがいっしょになって 山系アスリートの「理想の山」=難易度が高いが探せば必ず安全な攻略ルートが見つかる山岳地帯のデザインをはじめた。
もちろん 何度も試行錯誤のために再チャレンジ(転生やりなおし)した魂たちも多かったが、最後は達成感とともに昇華することができた。
・一方、空気力学・気流などなどの専門家魂がよりあつまり、滑空系アスリート・雪系アスリートの為の自然を設計したり、滑空したり 滑るのに最適な道具作りに燃え上がった。
なにしろ滅びた文明社会の遺物も これまた廃棄ゴミとして 多くの神々が放棄した世界に残されていたので。
・探検好き魂たちといっしょに そうした滅びた世界に転生して、各種の素材を集めて回り 遺跡を利用して改良したりetc
理想の装備を手にして、滑空する転生者 斜面を滑り降りたり、スキーやスノーボードでジャンプ技を極める転生者。
・多くの魂と神々が協力して山系アスリートのパラダイスが実現したのであった。
もちろん関係者一同 満足して 幸せな人生を送り 見事に純粋エネルギーに昇華していったのであった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます