#018 情けは人のためではありません
「これはこれは、あなたがあのビンガム商会のエル様でしたか」
「はじめまして、マーティンさん。突然の訪問だというのにご案内させてしまってすみません」
「いいえ、いえ、何でもエル様は皇帝陛下にも覚えがよろしいとか。そのような肩を無碍に帰したとあれば、このマーティン、末代までの恥となってしまいます」
何だかテンションの高い人だった。
執政官というのはアルソナ帝国において、領地運営の権利を代行する役人だ。帝国に任命された人物が執政官として任地に赴いて、領主の代行を務める。爵位の有無に関わらずに任命を受けることはできるがゆえ、爵位がない執政官は手柄に必死になる。その手柄が認められれば自分も貴族になれるという野心があるために。あるいは家督を継げない貴族の次男以下の人が執政官になって、手柄を認められて独立して貴族に返り咲くなんていうこともできる。
だから大体、執政官という人は野心溢れたエリート人種ということになる。自分が手っ取り早く上へ登るためには、自分より上の人間に引き上げてもらうのが楽ちんだ。で、有名人にはあやかろうとして、僕みたいな小僧にまでおもねることになる。
「トンネル掘削の工事は大変でしょう。進捗はいかがですか?」
「ええ、はい。しかしわたしの手腕にて、工期は12パーセント削減の見込みが立っていますよ」
「そんなに? 一体どうやってですか?」
「伝手を頼りましてね、二等国民の労働者をこちらへ多く回していただいているのですよ。まだ人員を増やす予定がありましてね。労働者を二交代で昼夜を問わずに作業させていますので、工事に休みはございません」
「なるほど、なるほど」
俗にいうブラック勤務というやつですな。
「それほどの重労働となると、二等国民の皆さんはよそよりも多くの給金をいただけるんですよね? それに宿舎の環境も整えておかないと疲れが取れませんし、どういったリフレッシュ方法を用意してるんですか?」
「え、ああ……いえいえ、それはもう、手厚く環境は整えておりますとも」
嘘だね、絶対に。
労働者を使い潰すことで工期を短縮させようっていう短絡的な考えしかないはずだ。
「こちらが掘削中のトンネルです。暗いので足元にお気をつけてください」
「はい。ありがとうございます」
大きなトンネルだ。多分、レールを3本は並列させられるくらいの幅がある。高さも十分。力のない女性や子どもが掘削して出た岩や土をズタ袋に詰めて運搬して外へ運んでいる。それでもかなり重いはずだ。工事を監督する役人らしい人が、重さに耐え兼ねて膝をついた女性に詰め寄って罵倒している。
「かなり、疲れているようですね」
「体力のない者が二等国民となればああなってしまうのも仕方のないことでしょう」
「それにしても非人道的に見えちゃいますね。二等国民とは言え、国民であって人権も尊重されなければならないわけですし。そういうところの配慮を怠っていたら後ろ指をされちゃって大変ですよね」
「え、ええ……そうですな」
「ちなみに工事に使う道具なんかはどんなものを?」
「ご覧の通りですが……」
「つるはしとスコップ。……なるほど、なるほど」
確かにこんな道具じゃ、人海戦術に頼りたくなってしまう。
「実は丁度、こういう工事に使えそうな新商品について思案中だったんです」
「おおっ、そうなのですか?」
「もしよろしかったら、更なる工期の短縮にも繋がるかと思うのですがご協力いただけないでしょうか?」
「願ってもないお話ですとも。是非ともわたくしめにできることならばお手伝いをさせていただきたい」
「ではどこか落ち着けるところでお話しましょう。よろしくお願いしますね、マーティンさん」
生憎とビンガム商会の出張所がここにはなかった。
だからアシスタントに手伝ってもらえないというのが大きな大きな枷になってしまったけれど、逆に1つのことだけに集中もできたから良かった。
今回、再現しようとしたのはボーリング機械だ。穴を掘るための大きな重機。でもそれを作るのは軽く見積もって年単位を要してしまいそうだったので、ボーリング機械の掘削機構の部分だけをピンポイントで作って、それをどうにか人力運用する方法も必要だった。ボーリング機械を用いても堅い岩盤に当たってしまったらダイナマイトなんかを使った発破が必要だから、そのための爆薬も作る必要があった。
なかなかの大仕事である。ここで作るのは試作品、あとその性能テストということにして、あとでどこかのビンガム商会の出張所へ立ち寄った時にそのデータを添えたレポートさえ提出しておけばいずれは普及していってくれると思う。
知的財産権なんて概念があれば僕ってかなりウハウハに儲けられると思うんだけれど、なかなかそうはいかないんだろうなあ。
ともかく、時間が必要だったから、とりあえず削れるところとして寝る間を惜しんだ。
鉄材を直接仕入れてもらって、工事現場の近くでギルに手伝ってもらって加工をして、失敗して、作り直してというのを繰り返しながらパーツを用意して、考えた機構通りに動かなくて、歯車のかみ合わせが悪かったことに気づいた時は発狂しかけたけれど、ゼロからまたやり直した。一度やったことの二度目というのは、ノウハウをゲットして早くできるというのがいい。
「これで……どうだろう……」
「完成か……? そんな、玩具みてえなもんで、いいのか?」
「つるはしやスコップよりはマシと思いたい……」
ボーリング機械を作りたかったけれど、現実的に作れる範囲へと考え直したり、作ってみて修正を加えたりしていったら、最終的にできあがったのは手回し式ドリルだった。硬い土壁へドリルの先端を押しつけて、ハンドルを回すことでぐるぐるとドリルは回る。その回転で壁を削り崩していくというごくごくアナログなものだ。
「どうでしょう?」
「つるはしとそう変わらないな……」
「ですよねー……」
二交代制という重労働に最前線で勤しんでいた労働者さんにテストしてもらったけど芳しくはなかった。
「おいエル、ですよねっちゃ何だ。苦労して作ったもんが大して効果ねえって」
「まあまあまあ、落ち着いて……。これの大きいバージョンを作るのが今回の目的だよ」
「はあ? んじゃ、このちっこいのは何だよ?」
「テストというか、何というか……迂闊にも、安易な方へ途中で逃げちゃいました。そもそも作る工程をちゃんと踏めるかも分からなかったもので」
「……やってらんねえ!」
散々つき合わせてしまったギルがとうとう我慢の限界を突破してしまったようだった。明日には戻ってきてくれることを祈りつつ、僕は次のために資材を用意する。
手回しドリルの何が不便って、ぐるぐるとハンドルを回す腕が疲れてしまう点にある。ならばこれを自動かつパワフルに回せるようになったら戦力となる。そして、今は片手で持てるサイズだけれど、これを巨大にできれば大人数で一生懸命に壁をガンガンぶっ叩く必要もなくなるのだ。
トンネルの直径を計って、それと同じサイズの円柱をまずは作る。中身はくり抜いてあっていいから、そこまで大量の鉄材が必要ということではない。で、この円柱の先端部には回転部を取りつけて、回転部をドリルに見立てる。尖った形ではなくていい。ゴリゴリと硬い岩壁を削るための頑丈な突起をつけてあげるのだ。
くり抜いた円柱の内部部分が将来的に機械に置き換えたいところ。今は人力でやるしかないから、大人数でえいえいっと回す巨大ハンドルを用意する必要がある。ハンドルを回すことで、突起をつけた掘削回転部分が回って一度に広い面積の岩壁を削れる。
翌日の夕方にギルは戻って来た。
散々、昨夜は飲みまくったようだったけど、戻ってきれくた。一瞬、お酒代をせびられるかとも思ったけど、文句をぶつぶつ言いながらまた手伝ってくれた。今度は本当に大がかりなものを作らなくちゃいけないから、マーティンさんと交渉して少しだけ人員を借りた。
それから4日がかりでどうにか部品の鋳造を済ませて、1日かけてカッター部分の研磨をした。それから組み立ての肯定だ。かなり大きなものなので、組み立てるのも四苦八苦して3日もかけてしまった。基本的に重すぎる。ギルの謎怪力がめちゃくちゃ役立った。
「はーい、慎重にどうぞー。ゆっくりでいいですよー。危ないから作業員以外の方は距離を空けてくださいね。オーライ、オーライ、やや右に角度ついてまーす、修正してくださーい」
搬入が一番大変だったかも知れない。
だけどどうにかこうにか、人力ボーリング機器を設置した。機器の下には車輪をつけてあるから押せば進むけど、重いから人員がいる。正しく設置したところで、車輪止めを設置して最終チェックをする。回転部分はちゃんと稼働できる。回転させるためのシャフトのセットも完了。緩みはない。ハンドルも問題なし。
「よぉーし、チェックリストの全項目、チェック完了」
「ほんっとに好きな、お前、チェックリスト……」
「それでは皆さん、位置についてくださーい! 声を揃えて、回しますよー! はい、ギルも混じって」
「俺もかよ……」
「それでは、せーのでいきましょう! ご唱和ください! せーのっ! よいしょー!」
音頭を取るってちょっと楽しい。
ただ黙々と物言わぬ岩壁相手につるはしを叩きつけるより、皆で声を出してお祭りのようにわいわい作業をした方がきっとストレスも溜まりにくいと信じたい。
あとはこれで効率が上がってくれれば万々歳なんだけれど、どうなるだろうか。
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「まったくもって、素ン晴らしい成果でございます!」
「いやー、正直、これほどとは……」
というか、もしかしたらこれ、ギルの怪力のお陰なのかも知れない。
十字型のハンドルに最初は均等に人を配置して40人ほどで回していたのに、最終的にはギルと7、8人で充分に回せてしまった。容赦なくギルはゴリゴリとハンドルを回して掘削し、あとの人員は土砂の掻き出しや、ボーリング機の移動といったところで活躍をしてもらった。
「これほどの効率化とは、さすがはエル様でございます。これならばさらに工期は短縮されることでしょう! トンネルが開通した暁には、エル様のお名前を冠してもよろしいでしょうか!?」
「いやあ、それはちょっと大袈裟かなあって……。で、この方法は大幅に人員を削減できると思うんです」
「ええ。今の半分もいらないかと思われます」
「というわけで——こちら、目を通してもらえますか?」
「はい?」
「どうぞどうぞ、ここでご覧になってください」
懐から出した書状をマーティンさんに渡して促すと、折り畳んでいた手紙を広げて目を通してくれる。だんだんと表情が曇り、顔が青白くなっていく。
「あなたの選択肢は2つです。
1つ。二等国民への不当な扱いについて公の場で、非人道的であるかを問う討論会に出席をする。
2つ。不当な重税として巻き上げた金銭をきっちり返却の上、二等国民に落とした領民を一等国民へと戻す。
労働力はこれで過剰に増やす必要もありませんよね? それに宿舎を勝手に見せてもらいましたけれど福利厚生のふの字もないですし、食事も粗末。そのお手紙に記したデータの通り、随分と工事費用から使途不明金が出ているようですが、そのお金はどこへ流れていったんでしょうね? 本来、そのお金って宿舎に使われるべきお金ですよね? ね?」
「あ、あなたは……何が、目的で?」
「あなたの失脚みたいな感じかも知れませんね」
笑顔で告げるとマーティンさんは腰が抜けたかのようにすとんと尻餅をつく。ひきつった笑みを浮かべて僕を見る。
「お、おた、お助けくださ——」
「選択するのはあなたです。僕は討論好きなんで、前者でもいいですよ。ラ・マルタで盛大にやりましょう」
「か、返します……! しっかりと、全額、返金をしますので!」
「こっそり懐に入れたお金はどうするつもりですか?」
「それは——」
「とりあえず、麦がゆだけの夕食というのは粗末ですよね? ちゃんと栄養が取れて、スタミナもつけられるお肉料理もつけてあげないと。あ、参考までに、こちらがここの労働者の皆さん向けの栄養ばっちりメニューの一例です」
もう一枚、あらかじめ考えておいたメニューとレシピをまとめた紙を差し出す。
「それから、休憩時間っていうのも効率的なお仕事には必須なので、これが1日の作業員の理想的なスケジュールです。起床、朝食の後、体操。作業して休憩。作業して昼食。作業をしておやつ。作業をして、仕事終わり。その後、夕食、入浴、自由時間。その後、就寝。それと2日働いて1日休みを繰り返した方がリフレッシュもできていいと思います。娯楽施設も宿舎に併設してあげた方がいいかと思って、僕が考案したゲームもあります。1つ1万ロサでお譲りしますけど、どうします? 今なら5つセットで4万9800ロサの特価でご案内しますよ」
「……5万ロサ……」
「それからー、ボーリング機のテスト使用料は月々230万ロサです。ヘイネル出張所から人が来ますので、詳しくはその人とお話してくださいね」
「230万ロサ……!?」
「いくら人員を増やしても、効率は上がりませんので。適性人員で、今後ともお願いしますね。お渡ししたスケジュール通りにやっても、これまでのあなたの予定工期よりも試算では35パーセント削減できますので。
それにしても、喜んで協力をしてくれたマーティンさんには頭が上がりません。ビンガム商会のご利用、ありがとうございました。今後ともご愛顧くださいますよう、お願いしますね。
ギルー、お疲れさまー。奢ってあげるから、晩ご飯食べに行こ! あっ、作業員の皆さんも良かったらご一緒しますか? 多分、マーティンさんがいくらか、宴会の援助金も出してくれると思うので、盛大にはっちゃけましょー!」
「なあああっ!?」
ちょっと——いやかなり、マーティンさんに悪い気もしてしまったけど、先に悪いことをしてしまったのはマーティンさんだから仕方ないのだということにした。
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「何とお礼を言えばいいのか……。旅の途中の身だというのに、時間を費やして執政官のマーティンを懲らしめてくれるなんて」
僕が開いた宴会にグスタボおじさんが来たかと思ったら、手を掴まれてお礼を言われてしまった。
「ありがとう、エルくん……」
「いえいえ。僕にできることなんて大したことではありませんから」
「いいや大したものだ。本当に……。こんな小さい手で……」
握っていた僕の手をグスタボおじさんが開く。
連日連夜の工作でちょっと傷んじゃったけど、さほど不便という感じではない。まあでも、ボロボロっちゃあボロボロなのかも。ちゃんと手袋してたんだけどなあ。
「きみに——いや、あなたに犯罪はいけないと諭された時、恥ずかしかった……。自分の子と同じほどの少年に真正面から諭されて、情けなくてたまらなかったんだ。罪を許すと言ってくれた時、どれほど自分が惨めであったか……。だがそれ以上に真剣に話を聞いてくれて、何の見返りも求めずに……あの執政官を懲らしめてくれた。まるできみは地上へ遣わされた天使のように思ってしまった……。本当に、ありがとう」
「天使だなんて大袈裟ですって……。僕にお礼を言ってくれても、何だか照れ臭いですし……」
「何かお礼をしたいが、生憎と今は何も……」
「いりませんよ。……でもおさまりがつかないなら、今度はおじさんが見知らぬ誰かに親切にしてあげてください。そうしたら、おじさんが親切にした誰かが、また別の誰かに親切にしてくれるかも知れない。いつか巡り巡って、僕に親切にしてくれる人が現れるかも知れません」
「そんな……」
「情けは人のためならず、ってこういうのを言うんです。もしも困ってる人の全てを解決してあげられなくたって、精一杯に良くしてもらえたっていうことが相手に伝わると、きっとその人も少しは楽になれますから。お礼よりも、僕はそういうやさしい世の中になってくれた方がよっぽど嬉しいですから。
おじさんも何か食べて、飲んでいってください。お金は気にしないで。見返りも、実はちょっと求めちゃって、マーティンさんから巻き上げたところがあるから……」
宴会は夜遅くまで続いたようだったけれど、僕は気づいたら寝落ちしてしまっていた。ここ何日も、ずぅーっとボーリング機を作ったりで睡眠時間を削って肉体労働と頭脳労働に勤しんでいたから、気が緩んでころんと眠ってしまったようだった。
朝も普段なら習慣で早い時間に起きられるはずなのにお昼前くらいになって目が覚めるくらいだったし。
「長居しちゃったなあ、かなり……」
「ところでよ、エル。あのトンネル、開通したら何かいいことあんのか?」
「鉄道通るんだってば……」
ギルと一緒にブランチを楽しもうと思ったら、いきなりの発言に少し呆れてしまった。
「鉄道? ……ああ、サルヴァスのとこ行く時に乗ったあれか。あんなもん、使い道あんのかあ?」
「あれも改善の余地はたくさんあるし、そもそもオーリアール山脈がアルソナ南部の文明レベルの平準化を阻害してたくらいなんだよ。あれが通ったら、一気に南部にも色々な技術が普及するようになっていって、ひいては——」
「ああ、いい、いい。朝っぱらから、そんな話できねえってえの」
「もうお昼近くなんですけど」
「にしても、行く先々でこんなこと繰り返してたら、いくらあっても時間が足りねえんじゃねえか?」
「そんなにたくさん、似たようなことが起きるだなんて思う方がどうかしてるよ。極めて特殊なイレギュラーケースっていうやつだよ」
「ならいいんだけどよ……」
「次は港町だよ。海だね、海。僕、海なんて行ったことないから楽しみなんだ」
「海か。いいじゃねえの。船とか乗るのか?」
「うん。お船で海から山脈を迂回するんだ」
「いいじゃねえか。山登りなんざ疲れるばっかだしよ。山からの景色よか、手軽さって意味で海からの景色の方がずっといいやな」
「風情がないなあ……」
苦労して登った山の高いところからの景色だからこそ、息を飲むほどの美しさを感じ取れるだろうに。
「ご飯食べたら荷物のチェックリスト作るから、それを揃えたら出発ね」
「飽きねえのな、チェックリスト……」
「大好き」
「意味が分からん」
何かこう、これはした、これもクリア、って感じですらすらチェックをつけていくのがたまらないんだよね。
「海、楽しみだなあ」
「新鮮な魚だな。それに酒」
「ビーチとかあるかなあ。寒くなさそうだったら、ちょっと浜遊びとかしたいかも」
海への期待を膨らませる僕らは、まだ知らない。
極めて特殊なイレギュラーケースだなんて高をくくっていた愚かしさを。
僕らが2人合わさっていると、多分、トラブルの方が列を成して順番にやって来てくれるのだ。
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