#013 改めて、古代遺跡は舐めたらいけなかった
「持ち物チェックリスト、全てチェックよし」
「まめだな、ほんっと……」
「やっとラ・マルタを離れられる……。さくっと探索して、さくっとヘイネルまで帰ろうね、ギル」
苦節46日――。
ラ・マルタで人の目を気にして行動する必要がとうとうなくなった。
道端でいきなり誰それ様の使者ですと名乗る人から逃げたり、机にかじりついてデスクワークをしたり、疲れた体でだらしないギルのお世話を焼いてあげる必要がなくなる。
ようやく探索の順番が回ってきたのだ。
この探索さえ済めばあとはヘイネルに帰るだけ。
「さ、早く行こう! ギル、早く早くっ!」
「お前そのテンションで行くのか……? 遺跡のさらに奥の遺跡ってえ言うとよ、さらに危険だってのが相場だぜ?」
「ギルがいれば問題ないでしょ?」
「まあな?」
「それなら僕はピクニック感覚でいいから」
「あっそ。どーでもいいが、せいぜい滑って転んで膝小僧擦りむくなよ」
「ちゃんと、おやつ用意したから」
「ほおーん? いい心がけじゃねえか。酒は?」
「それはなしです」
だってギルはお酒飲むと役立たずになっちゃうもの。
▼
鉄道があった。鉄道に乗った。
黒い煙をもうもうと吐き出して、猛然と走る鉄の列車は凄まじい音と迫力の割に、さほど早いという印象もなくて、乗り心地もなかなか揺れるしシートが硬いしで快適とは言い難かったけれど、徒歩で行くよりかは断然、楽ちんだった。
まあでも、すぐに下車しちゃったんだけど。
それで結局は馬移動になるんだけど。
乗車しての改善策を検討しなくちゃいけないというお仕事込みで乗ってたんだけど。ビンガム商会は鉄道事業まで手を出しちゃっているんだなあ。驚きだった。最早、何でもありだ。さすがは、産声から断末魔まで、なんて物騒な至上命題だ。
すぐに取りかかれるところと言えば、シートの座り心地だろうか。あとつり革や網棚といったものも備えた方がいいと思う。貨物車の需要増大による鉄道網整備が今は急務なのかも知れないけれど、いずれビンガム商会が鉄道を独占できなくなった時に備えて富裕層向けの乗り心地最高な高級鉄道を準備していてもいいかも知れない。とは言え、当面は車両ごとにグレードを分けるのがいいかな。一等車両と二等車両みたいな――いやでも、アルソナは国民も一等と二等に分かれているから二等国民は乗車できないみたいな無用な誤解を生むかも知れないから、特級車両と普通車両みたいに分けるべきだろうか。
「おい、何ぼけっとしてる? 着いたぞ」
「はあーい」
鉄道を降りてからは馬での移動だった。
ギルは乗馬もできた。一頭のお馬さんに僕とギルとで乗って目当ての遺跡まで来た。僕の後ろへギルが跨って手綱を取ってくれた。お馬さんもずっと座っているとお尻が痛くなってくる。でも鉄道よりかは好きかも。
「ありがとうね。よしよし」
馬を降りてから、首を撫でてあげると顔を擦りつけようとしてきた。かわいい。
「よしよし。いい子だね」
「馬なんざ、俺らみてえのからすりゃあ乗り換えが基本だぞ。いちいち愛着なんて持ってたらキリがねえから適当にしとけよ」
「ドライだなあ。一期一会だからこそ、褒めて撫でて、可愛がってあげたいじゃない」
「とっとと行くぞ。俺は馬を可愛がるよか、魔物を切って捨てる方が楽しい」
「うーん、ギル節……。いい子でね」
お馬さんに別れを告げると、早速、足元の草を食み始めていた。
ギルについて遺跡へと入っていく。
この遺跡はもうずっと前に探索されたんだとか。50年とか、それくらい昔って言っていたっけ。で、調査に調査が重なって軽い観光地化までされていたけど、少し前に何もない行き止まりと思われていたところが何かの弾みで崩落して、地下に続く階段を見つけてしまったとか。
以来、その階段を下って戻ってきた人はいない。
「思ってたんだけどさあ、ギル」
「おう」
「ギルはどこで、その、戦闘技術を学んだの?」
「んな長話、ここでやってらんねえよ。また今度な」
そんなに長い話になっちゃうのか。
天井が崩れていて日の注ぐ通路をギルと歩く。雑草が石を割って生え、壁には蔦が這っていた。
「かいつまめないの?」
「んー、簡単に言っちまうと……お前が今、商売人として、物やら何やら売り買いするように、俺もお前と同じころにゃああちこちで喧嘩を売り買いしてたわけだな」
「なるほど……?」
ちょっと腑に落ちないところはあるものの、納得できなくはない。
「ここじゃあねえか?」
ギルが足を止めた。行き止まりのような壁だけれど隅っこの床が崩れていた。大人が窮屈にどうにか潜り込めるといったくらいの隙間が空いている。
「ここっぽいね」
「そいじゃあ探索開始と行くか」
「よろしくお願いします」
「あいよっ」
さて、一体どんなトラップが待ち受けているのやら。
ギルなら何だって楽勝でちょちょいのちょいだと思うけど、こうやってのんびり、気楽に構えてると僕って意外とドツボに嵌められたりしてしまう。遭難した時もそうだった。まあでも、あの時はギルが飲酒してたからっていうのも大きな要因になっちゃっていたし。
今回は抜かりなし、余裕であることでしょう!
▼
「死んどけ!」
巨大蜘蛛の頭からお尻まで、<黒轟>の弾丸が一直線に貫通して食い破った。真っ二つに巨大蜘蛛の身体が分かれるけれど、同じような蜘蛛の魔物がまだまだわんさかと出てきている。体高にして1メール強、体長は1.5から2メートルはあるんじゃないだろうか。そんな巨大蜘蛛に取り囲まれていると、本当に怖くてたまらない。
「ねえギル……きりがないみたいに思っちゃうんだけど、大丈夫かな?」
「ほんとにキリがねえやな……。ま、殺し尽くせばいいだけだ」
「なるほど……」
魔物殲滅系発想。それはなかった。
でも<黒轟>は照準とか適当だろうが、弾丸の方が動いてくれるところもあるし、いわゆるボタン連打だけでクリアできちゃうぬるゲーみたいな感覚でわんさか魔物を倒せちゃうから、それが最適解なのかも知れない。ぶっちゃけもうチートでしかない。
それにしたって、この蜘蛛の死骸というのは直視したくないほど気味が悪い。でもギルはきっちり一発で3匹から5匹は仕留めて屍を量産している。
「ほんとにきりがねえようなら、この蜘蛛どもを生み出してる親玉がいるのかもな」
「親玉?」
「ああ。そういうパターンもあるから、それだったらこれは無意味ってえことになっちまうんだが、どうしたもんかね。様子見したっていいが……時間かけても眠くなるだけだしな」
「確かめるのはどうするの?」
「そら、蜘蛛どもがうじゃうじゃ沸く方へ乗り込んでくだけだ」
「……生理的にちょっと……」
「んじゃ、お前、待ってられるか?」
「行きます」
「決まりだ。道を作るから走れよ」
ギルが片手で<黒威>を抜いて前方へぶっ放した。これまで見たことがあるのは、黒光りする稲妻めいたものだったけど今放たれたのはどうやって銃口から出たのか目を疑いたくなるほどの大きな、そして瞬時に周囲が乾燥したのを感じるほどの熱量の大きな火の玉だった。うじゃうじゃと湧いて蠢いている蜘蛛の群れへと火球は飛び込んで爆散する。
「熱っつい……!!」
「さあ行くぞ!」
爆発した時の熱波に煽られて皮膚がこんがり焼き上がったかと思ったけどギルは即座に走り出していた。地面も壁も焦げ、直撃した蜘蛛は炭化している。慌ててギルの後をついていくと、一度は火球で空いたスペースへ巻き込まれなかった蜘蛛が殺到してくる。
「ちったあ、てめえの身くらい守っとけよ!」
「ちょっとだけね! 基本はギルが守ってよ!」
「んなセコいこたぁ言うな!」
「セコさじゃなくて切実さです!」
ギルは<黒轟>を連射して迫ってくる蜘蛛を蹴散らして、飛び出てきたのは<黒威>の長い銃身でぶっ叩いて吹き飛ばしている。その後ろをくっついて走る。
「うおわっ!?」
「エルっ?」
いきなり右足の踵を押されたような感覚がしてギルの背にぶつかったかと思ったら、そのまま物凄い勢いで引っ張り上げられた。<黒轟>の銃声が響いて引っ張られる力はなくなったけど慣性でまだ飛んでしまっている。——蜘蛛がいる。天井の角にいる蜘蛛が糸を出して、それで僕を釣り上げたようだった。糸はギルが黒轟で切り、僕を狙った蜘蛛までついでにぶち抜かれてすでに死んでいるけど、このままじゃ体液ぶちまけた直視したくないところへ僕が突っ込んじゃう。
「ひぃっ!? ——熱っつい!」
想像と違って熱かった。火傷するかと思うくらい熱くてそのまま重力に引かれて蜘蛛の死骸と一緒に落ちる。幸か不幸か、下にも蜘蛛の死骸があってクッションにはなったけどやっぱりこの死体の体液も熱かった。
「熱い、熱い熱い、何これ——おおおっ!? またっ!?」
今度は別々の方向から糸に捕らえられた。背中と首とに糸がぶつかってきたのが分かった。そのまま持ち上げられてしまう。別々の蜘蛛が別方向に引っ張るから僕も不安定で、というか、やっぱり体液に触れたところが熱い。熱湯みたいな体温というのは想像できないから、体液が人体には毒性だとか、そういうものなんじゃないだろうか。もしかして、死因は餓死でもショック死でも失血死でもなくて、毒死?
「助けてええええ——————————っ!」
悲鳴を遮るように銃声が轟いた。支えを失ってまた落下するけど、落ちる前にギルに抱き受け止められた。
「喚くな、うるせえから」
「ギル、僕、死んじゃう?」
「あー、まあ、まだいけんじゃね?」
「いずれ死ぬ!?」
ギルのことだから、死なないならそう言ってくれそうなのに言ってくれないってことはヤバい。
「何だか突然、気が遠く……」
「後にしろ」
「こういうのは予定を立てるものじゃないと思う……」
「とっとと突破すんぞ。しがみついてろ」
安定のギルの背中にしっかりしがみついておいた。
▼
地味にここの古代遺跡は厄介だ。
毒蜘蛛、毒蛇、毒蛭、毒蛙、毒蠍——。どいつもこいつも、揃って毒みてえなもんを持ってるらしい。エルも蜘蛛の体液を浴びちまってから様子がおかしい。熱い、熱いと喚くが死骸は熱を放っちゃねえから毒だったんだろう。本人が気づいてるか知らねえが、素肌で体液に触れたとこが変色して腫れてやがる。
先に探索に来た連中が用意周到に血清か何かを精製して、使わずにくたばってたりしてくれるんならどうにかなりそうだが、そうでなきゃどうなるか。致死性の毒でなきゃいい。幹部ごと切開して毒を吸い出してやろうかとも思ったが、皮膚に浴びただけでこの様子じゃあ口で吸い出そうとしたらそれでくたばる可能性も高い。
「ギルぅ……」
「どうした?」
「求む応急手当……」
「処置法がねえ、我慢しろ」
「絶望」
「口で言えてる間は平気だ」
時間の問題ってことには変わりねえが。
それにこいつは体力のある方でもねえだろう。遭難した時のことで根性があるってえのは分かってるが——いや、そうか、そうだ。
「エル、処置法ってもんじゃねえが延命方法なら分かった気がする」
「ほんと……?」
「<ルシオラ>を使って戦え。そいつなら解毒か、毒の効果を薄められるかも知れねえ」
「そっか、そんな手が……。でも、体液浴びたらヤバい魔物ばっかりじゃない? それって、また毒に犯されない?」
「犯されて微回復して、その繰り返しなら一方的に弱らねえだろ。じり貧でも皮一枚で生き延びられるかも知れない」
「想像するだけで壮絶すぎてやだ……」
「なら諦めて死んどけ」
「……やります」
俺の背を降りたエルが酔っ払ったかのようにぐらりと姿勢を崩しかけたがどうにか自力で踏ん張ってバランスを取り戻す。それから<ルシオラ>を抜いているが、動くことさえ億劫とばかりのしかめっ面と鈍重さが見てて無性に腹が立ってしまいそうになる。
「もっとシャキッとできねえのか?」
「何か……体が泥みたいに重い感じ」
「また面倒な毒をもらいやがって……」
「あとは、何か熱くて、頭もけっこう動かなくて、汗が止まらない」
「水もこまめに飲んどけ。行くぞ」
あまりにもこの遺跡は広かった。踏み入ってからというもの、まだ一度も階段やらを見かけていない。それに前の探索者どもの遺体もどこにも転がっていない。骨や武装まで丸ごと食い殺されたのか、別のところでくたばっているのか。
歩けども歩けども、魔物どもが入れ替わるだけ。中には縄張り争い真っ最中というようなところさえもある。天井はそう高くない。柱がやたらにデカいからフロアが区切られている感覚はあるが、しかし、明るく見晴らしが良ければ地平線くらい見えるんじゃねえかというほどの広さを感じさせられる。この古代遺跡はかなり趣味が悪いだろう。
出てきた魔物は<黒轟>で瀕死にしておいてやって、エルにトドメだけやらせておいた。
「ちったあマシになったか?」
「むしろ疲れてる気がする……」
「ま、疲労困憊くらいの方がいいだろ」
「良くないよ……」
とりあえずエルはてめえのことだけ考えとけばいい。
問題はやっぱこの古代遺跡だ。もう何時間と歩いてるのに果てが見えやしない。構造も似たり寄ったりだが、同じところをぐるぐる歩かされてるという感じでもないから、純粋にただだだっ広いだけなんだろうが、それでも何かしらの絡繰りを視野に入れるべきか。
だが、絡繰りがあるにしてもその手がかりさえ掴めそうにない。実は床が薄っぺらで、適当にぶち破れるとかそういうことはあるのか。
「……ねえな」
軽く床を踏み鳴らしてみたが、反響がない。みっちり詰まっているか、下に階層があっても厚くて簡単に破れないか。
「こいつは面倒極まりねえな……」
こういう時に<黒迅>がへそ曲げてなけりゃあ、サクサク行けたもんを、まったく。
「おら、さっさと行くぞ。へっぴり腰でやってんな」
相手は瀕死なのに一挙一動でビビりやがって、仕留めるペースが遅すぎる。<黒轟>で瀕死のまま蠢いてた雑魚どもを仕留めてやって先を急ぐことにした。
「早く帰りたい……」
「だったら、早く歩け」
「おんぶ……」
「お前、最近ちとふてぶてしくなってねえか?」
「気のせいだと思います」
「……ま、却下。てめえで歩け」
「ひどい」
「あとやましいことがあると、お前、目え逸らして敬語使うのな」
「えっ」
<黒威>で前方の魔物どもをぶっ飛ばしてから歩く。また後ろで熱いだの何だのエルはのたまっていた。
「これ、壁……? しかも、一面の壁……。行き止まり? 行き止まりで嬉しいなんてこともあるんだね」
「行き止まりってえのは三方を囲まれて言うようなもんだろ。これでようやく第一歩みてえなもんだ。四方の隅を見つけるぞ。途中で扉なり何なりがありゃあいいんだが……」
「先が長すぎない?」
「つまりそういう嫌がらせに特化してる古代遺跡ってえこった」
「古代遺跡って、そもそも何なの?」
「んなことも知らねえでいたのか? 遥か大昔によ、今よかァずっと文明が発達していたんだとよ。だが……ま、消えた」
「消えた?」
「ああ。何もかも、地上全てが焼け上がっちまってよ。どこまで行こうと廃墟と炭になった死体。火の海がどこまでも続いて、それは何日も何日も消えずにいた。……その僅かな生き残りがよ、焼け跡の中でまた細々と生活を立て直し始めて、長い年月を経て今に至ったと。その時代の遺物が眠るのがこの古代遺跡だ。遺跡なんて言っちゃあいるが、当時の有力者の墓であったり、財宝の隠し場所だったりって場所でな。だから盗掘者除けのトラップもわんさか仕掛けてあるわけだ」
「まるで見てきたような口ぶりだね……。何かの伝承とかがあるの?」
「……そういうこったな」
壁に手を触れてみる。軽くノックするがやはり反響はない。ぶち破るわけにもいかないかと確認できたところで気配を感じて振り返って<黒轟>をぶっ放すと巨大毒蛇が鎌首をもたげていた。その頭をぶっ飛ばすと遅れて気づいたエルが俺の腰へしがみつく。
「邪魔だぞ?」
「びっくりして……」
「お前もガンガン戦えばいいもんを……」
「命あっての物種って言うじゃない」
「そりゃそうなんだろうがよ……。前に出てぶっ殺さねえといつまでもへっぴり腰のひよっこちゃんだぜ?」
「基本的にへっぴり腰のひよっこちゃんを卒業する必要性を感じてないんだけど……」
「ああ? バカか、お前。賢い癖に……」
「バカって何?」
「てめえの身を守ることもできねえで何かできるはずがねえだろうが」
「うーん……それもそうなのかなあ……?」
「そういうわけだ。俺は援護に回るから、お前がやれ」
「ええっ?」
「アドバイスもしてやんよ。そらまた蛇だ。こいつらは頭さえ落とせば終いだ。切り飛ばせ」
人間の胴ほどもある太さの蛇が天井から降ってくる。
「ひえっ!?」
「さっさとやれ、おら」
エルの尻を軽く蹴っ飛ばす。
「噛みつく時は鎌首もたげる、あとは巻きつかれたり、尻尾でぶっ叩かれないようにしろ。攻撃方法なんざその程度しかねえから動きを見とけ。1対1にできるように他のは狩っといてやんよ」
「スパルタなようで安全配慮が悔しい……!」
「その悔しさで強くなっとけ」
「僕、絶対に毒に犯されてるんですけど!」
「毒を食らわばってな」
もう一匹くらい蛇を入れてやってもいいかと思ったが、目の前の蛇にばかりエルが集中しているのを見て横槍を入れようとしていたやつを撃ち殺しておいた。
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