この世界はこことは少し違う世界。夜が恐ろしいこの世界で、主人公藤川るいは不思議な少女と出会う。自らをポーカーと名乗った少女。この出会いをきっかけに、るいたちとの不思議な日常が始まる。温かくて優しい気持ちになれるのに、何故か壊れてしまいそうな儚さを感じます。彼女は何者なのか。どうしてそんなに寂しそうなのか。彼らが歩く道の先、皆さんも見届けてみませんか?オススメです!
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(286文字)
前半部分と後半部分で雰囲気が変わる魅力的な作品です。少女ポーカーと出会った少年るい。人でない少女ポーカーを救うことができるのか。るいの決断と行動に気持ちが動かされる作品です。
ぽんぽんと進む会話。 キャラクター達の日常的な風景がそこにあり、更にそれを覆す非日常展開! POPとダークが同居している作品です!
キャラクターにあった言葉遣いや口調、仕草といったところが丁寧に描かれていて、キャラクターに愛着が持てます! キャラクター同士の会話がそれぞれの個性が上手いこと合わさっている感じがして、クスリと笑えたり、和んだりと読んでいて楽しいです! ミステリアスな空気が好きな人、人物同士の日常的な掛け合いを見るのが好きな人にオススメです!!ポーカーちゃん可愛い!!!
繊細で優美な情景描写が美しくついつい次の話まで手を伸ばしてしまいます。まだまだ始まったばかりの話なので追いかけるなら今だと思います。