2日目
今日は、昨日取り上げると書いた腐敗死体の事件に関して記録しようと思う。それも理由は身の回りに起きた事。とは書いたけど、昨日の分の記録が終わった後、僕はテレビやPCでネットサーフィンとかしてたりして、一日を過ごしていたんだ。
そこで僕はこの腐敗死体について不審に思ったんだ。昨日の昼、さり気なく点けたテレビで見たあの腐敗死体。実はネットで調べたら、僕の住む地域で既に一日で四件の同一の事件があったらしい。
そして今日の朝、テレビを点けたら五人目の死者。四十代男性のサラリーマンが突然、人通りの多い街道で倒れ、突然死。死因は不明で、検死によると既に内蔵の殆どが腐敗が進んでおり、脳が腐り切った所で活動を停止。
こんな死に方をするのは前例が無く、特にそれと言った近い病気も該当せず、死因は『不明』と診断された。
警察はこれを最初は他殺。殺人として見ていたが、各地で次々と同じ状態の死体と死者が出る為、不明のウイルスによるものかと捜査を方針を変えた。
また、全ての死体には腐敗している事以外にもう一つ共通点があり、それは、『体内に無数のハエの死骸』が残っていると言う。
僕は思わず内容を見て身の毛がよだつ様な感覚がした。『体内に無数のハエの死骸』。これが余りにも普通に考えて不可思議過ぎる事。もし、耳からハエが入ったのなら、誰でもそれに気がつくだろう。
ただその腐敗した死体は、死亡した時点で多数の臓器が腐敗を進めているとなると、体調不良になるのは必然だろう。だが、今回突然死したサラリーマンは、死ぬ直前まで、顔色が悪いという事もなく、ただごく普通に元気に生きていたという。一体何処から……?
あぁ、こんな話題取り上げても良いんだろうか?今の時点で既にホラーさがある。僕はホラーは嫌いでは無いが苦手だ……。
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